イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

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ガルパ履修日記:ノーブル・ローズ -花々を連れて-

追記 あのコンビニ、幼馴染女の感情重力がたまりすぎて、何らかの因果を突破する特異点とかになってねぇかな。

追記 Roseliaの過去、湊友希那の現在、今井リサの未来。花束と約束。

星4今井くんが欲すぃ! となってガチャ回したら、紗夜とファミレスでポテト食ってる星3湊くんが来た。怒りの左エピ開放。
一生バンメンの文句言い続ける最悪人間…だと思ったら、メンが一生楽器触ってる頑張り人間なのは否定できない素直ガール…たちで、”初期Roselia”みっしり詰まってて面白かった。ガチャは時系列無視してランダムピックされるので、終わった時代の物語が”今”来る意外性が『ああ、こういう時代もあったのだな』という衝撃を強めて、なかなか新鮮な物語体験である。
ホント初期Roselia、湊と氷川の音楽バカ一代っぷりが尖ってておもろい。
一年前は『(クソ不真面目でRoseliaに全てを賭けてない連中ばっかだけど、案外私このバンドのこと…)』みたいに言ってた友希那が、衝突と融和を繰り返してズブズブになっていく未来を知っていると、ツンツン期死ぬほど面白いな…やっぱ”落差”があるキャラのほうが、物語の仕事量は把握しやすい。

このとき欠点と捉えてるリサのおしゃべり、あこの余計なこと考えを、Roseliaという社会が機能していく大事な要素であり、個々人の大切な資質だと捉えられるようになるまでが、湊友希那の物語とも言える。
勝手に世界や他人をジャッジして、要不要を決めつけてしまう高慢でしか自分を守れなかった少女。
音楽を幸せだった過去の復讐に使うしかなかった女の子が、多様なバンドメンバーを肯定し、影響をうけて世界を広げていく。メンバーも少女の天才に惹きつけられ、バンド活動の中で変わっていく。
そういう相互作用、拡張していく世界と自我の話が、Roseliaは見やすいのだろう。初期段階が狭いからね!

 

んで今回、今井リサが”音楽”を自分の大事なメディアとして思い出したのは、幼馴染としてずっと側にいた(けど繋がりにくかった)湊友希那と対話するクリティカルなチャンネルを手に入れて、二人の世界が広がってくすげー大事なキッカケになると思うのね。
友希那は自分には音楽しかないと思い込むことで、ミュージシャンとしての父の尊厳を守ろうとしている子供だと思う。
自分が音楽だけに全てを捧げることで、父が失った音楽の価値を代理で証明して、過去を取り戻したいというか。
その値段のつり上げが極限化しすぎて、歌う資格が無いとまで思ってるその頑なさは音楽家としての彼女の武器でもあり、Roseliaピーキーな世界観の足場を支えてもいる。
凄く強く(て脆い)ものなんで、入り込むには”音楽”っていう共通言語を使うしかない。

リサ以外のRoseliaメンは多かれ少なかれ、そういう音楽的バベルを背負ってRoseliaにたどり着いた。
人間力が高く、色んな人と非音楽的コミュニケーションを的確に取れてしまう”陽キャ”のリサは、その器用さ故に友希那唯一の言語を掴みえない。
これが彼女のジレンマであり、今までは自虐と言い訳で逃していた部分でもあった。が今回、紗夜の好意ぼっ叩きとメンの支えで、作詞にウンウン取り組んだ。
友希那も音楽言語には(特に)戯れが出来ない子なんで、今井リサの言葉ではない”Roseliaっぽい”詞にはNGを出す。
それはショックなんだけども、嘘がないということでもある。
今井リサだけの言葉が聞きたいというメッセージでもある。

リサは二人の過去、自分の過去を掘って、白詰草の言葉を見つけ出す
フツーに”イケてるJK”やる上では、そんなに必要ではない詩的言語。
燐子から本を借りて学ぶことで、リサは友希那が自分を守り表現するため積み上げてきた領域に入門していくことになる。
それは不慣れで大変で、でも面白いことだった。
友希那のための献身だけでなく、勝手気ままな喜びがあった。

”約束”は友希那に捧げるメッセージであると同時に、リサが自分で楽しみ、挑み、『よし、よく出来た!』という確信とプライドを込めて作り上げた作品でもある。
そういうエゴ領域の産物、セルフプライドの支えを手に入れることで、自我の迷い子たる友希那に届く言葉を、ようやくもぎ取る。

約束は過去から受け取ると同時に、未来に投げかけるものでもある。
白詰草から青薔薇が生え、そこからまた新しい花が生まれていくのだろう。
僕は今井リサの”二曲目”が楽しみである。
湊友希那との過去以外の何か、誰かへ投げかけた曲は、どんな色合いをしているのだろうか。
豊かなのは間違いない

 

KING OF PRISM -Shiny Seven Stars-:第9話『大和アレクサンダー THE CHARISMA OF STREET』感想ツイートまとめ

追記 母にありがとう、父にさようなら。唐突にパなされる『逃げちゃダメだよ(シンジ声)』といい、菱田監督エヴァ好きよね。タツノコ共同制作だしなぁ……。

追記 アレクの女たちは女児アニマスコットの夢を見るのか。