イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

ガッチャマンクラウズ

ガッチャマンクラウズ インサイト:第12話『insight』感想

全日本を巻き込んだ宴の始末と、人間・一ノ瀬はじめの帰還。特に変わることのない人間のカルマと、否応なく変化していく新しい世界両方を写して、ガッチャマンクラウズ二期は終わりました。良いアニメだったなぁ。 前半はほとんどサドラぶっ殺しオペラの内情…

ガッチャマンクラウズ インサイト:第11話『trade-off』感想

悪意と殺意の暴走列島日本、落着の場所は屠殺場しかないのか……という感じのインサイト第11話。エデンの園を罪科背負って追い出されたサドラ&ツバサを、ジーザス・クライスト・スーパーガッチャマンが受け止める展開となりました。なるほどたしかに、これし…

ガッチャマンクラウズ インサイト:第10話『seeds』感想

テロリストが野に放たれ、匿名の暴力が王様を殺す無軌道な状況の中で、ヒーローが見参する回となりました。ゲルサドラにはじめ、ツバサにゆるじい、累に総裁Xと理詰夢がぴったり付いて、顔と名前のあるヒーローたちは目を覚ました。ヒーローの力で空気に立ち…

ガッチャマンクラウズ インサイト:第9話『opt-out』感想

ゆるやかに暖かく変質してきた日常がついに暴力の側面をむき出しにしてきたガッチャマンクラウズ、激変の第9話。『空様』は少数派を排斥する暴力装置と化し、ゲルサドラ日本は快楽と恐怖の二大原理に支配された中心なき独裁国家の地金をむき出しにした。少数…

ガッチャマンクラウズ インサイト:第8話『cluster』感想

一週間のお休みを経て、帰ってきました日本の新時代。八話目の今回は神様の優しい玉座と、交じり合わない色の扱い。燎原の火のように日本国民の心の隙間に忍び込んだ『くう様』は、同時に『喰う様』でもあり、自分を甘く腐らせていく山彦に耳を貸さないマゾ…

ガッチャマンクラウズ インサイト:第7話『outbound』感想

強制的に進行する地球幼年期の終わり、今回は楽園の紅いアダムとエヴァ(もしくはリリス)と、楽園崩壊の予感。。ゲルサドラの異能を核とした超直接民主主義は、わざわざ苦痛を望むマゾヒストの少数派を切り捨てていった結果、完璧な衆愚独裁制へと変質して…

ガッチャマンクラウズ インサイト:第6話『engagement』感想

エゴまみれの我々が変化できそうで出来ないお話、六話目は宇宙人主導の超直接民主制日本の肖像。風に乗って日本の頂上に乗っかったゲルサドラが『みんなの心を一つに』するべく選んだのは、政治システムを全て爆破し善意と対話のみで国家を運営するという、…

ガッチャマンクラウズ インサイト:第5話『halo effect』感想

宇宙人が二人も首相公選(投票手段はスマホ)に立候補できるアニメ、5話目は選挙と空気とボス猿。どう見ても危ういゲルサドラ&ツバサコンビにジョーさんが付いた結果、風を受けてこの国のトップを一週間で明け渡しちゃいました。ろくでもなさしか感じないが…

ガッチャマンクラウズ インサイト:第4話『2:6:2』感想

性善説で進みつつも性格は悪い、インテリジェントなお伽話、四話目は渋谷テロの影響と胎動ゲルサドラ。理詰夢が投げ込んだ爆弾が状況を変化させていく様子と、無邪気な神が世界を巻き込んでいく恐ろしさが描かれていました。子供の如き無垢さと愚かしさを両…

ガッチャマンクラウズ インサイト:第3話『launch』感想

変性した世界の『その後』を描いたガッチャマン・リブート二期、三話は遅めの自己紹介と立川事変・前編。一期見てるので気になりませんでしたが、そういえばはじめちゃん以外の旧キャラ、ほとんど出番なかったね。 このタイミングで軽く紹介と見せ場をいれて…

アニメ感想日記 15/07/13

・GANGSTA:第2話『HUNDEMARKEN』血飛沫飛び交うまんがタイムきらら殺伐、第二話は首輪付きと二人の女の話。相変わらず人がモリモリ死ぬのにどこか温度が低いままという、独特の雰囲気が気持ちいい。単純な『超人設定まじすげー!』で終わらず、身内にもビビ…

アニメ感想日記 15/07/05 その2

・デュラララ×2転:第13話『汝の敵を愛せよ』分割3クールでお送りします池袋群像劇、話数カウント継続で第2クールに突入。御門が悪堕ちしたりロシア人がぶっこんできたり色々あった一期を振り返りつつ、折原臨也の楽しい日々をやる話でした。メインに座ると…