イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

空が落ちてきそう

秋晴れの元、日曜日はセッションをしてきました。
シナリオタイトル:Dear Wonderful World システム:NOVA-D RL:ライドくん
(葵)さん:”ハートレス・メモリー”祝部和沙:30代男性:トーキー◎マネキン●フェイト 記憶の中の「実感」が消失していく、特殊な障害を持つ男。失われるであろう想いを閉じ込めるかのように、冷静さと情熱を同居させてカメラを回す。共通EDの演出が非常に綺麗だった。
須川さん:”ストリゴイ”ロニ:10代後半男性:アラシ◎●カブト、カタナ 戦乱のロシアを少年兵として生き延び、現在は傭兵集団KNIVESに所属するPMCオペレーター。全戦場に対応する若きベテラン。護り屋ではなく、兵士という生き様の片鱗が見えるロールが切れ味鋭かった。
緋さん:”グランブルー”フェイ:24才女性:フェイト◎カリスマ●カブト 人を救うことに強く拘る、ストリートの護り屋にして探偵。その実態は、救世主になれなかったゆえにメサイヤ・コンプレックスを抱いた、浄化派の能天使。かなり濃厚なキ印を上手くハンドルしてた。
コバヤシ:”野獣の檻(フォーヴィズム)”アンリ:外見20代女性:クグツ◎ハイランダー●カリスマ 「殺気」を強化するためにワンオフで開発された特殊義体と、その制御用AI。特権を貸与されたスペシャルエージェントであり、飄々として自信満々。
また緋さんが状況をまとめてくれて、お外でのゲームを遊ぶことができました。ありがたい。初めましてとか言っちゃいましたが、須川さんとは四年前に一度同卓したことがありました。(http://d.hatena.ne.jp/Lastbreath/20080122
続けて良かったウェブログ! そして確認しなきゃログとってても意味が無い!! ……えー、申し訳ありませんでした。お二人ともザ・ベテランという感じの落ち着いたロールと、要所要所での的確な発言で、非常に楽しめました。緋さんはいつものごとく巧いですね。TRPGにおいて「出る」のは勢いでもやれますが、「出ない」のは結構技術に依拠する部分が大きい気がします。今回のメンツ(自分含めて)は、みんな「出ない」のが上手かったんじゃないかなぁ。
シナリオの方は、ライドくんの情熱が強く伝わってくる、非常に良いシナリオでした。「ここのシーンが面白いんだ」「この台詞がすごくいいんだ」という確信があると、シナリオハンドリングもブレが少なくなり、良いフィードバックが生まれるように感じます。その上で、シナリオを書いたわけではないPLにもちゃんと、同じ感覚を与えることが出来るシーンとして運営されたので、まさにベストな展開。そこら辺の幸せな共犯関係は、TRPGをやっていて最も嬉しい部分の一つだと思います。
終わったあとは中華料理をもしゃもしゃ食べて、余裕を持って帰宅。非常に良いゲームでした。同卓の皆さん、大変有難う御座いました。