イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

真夜中の艦隊戦

土曜日の夜はオンセナイト! つーわけで、艦これRPGGMをしたよ。オリジナルシナリオだよ。
シナリオタイトル:青いパンドラ システム:艦これRPG GM:コバヤシ
浅間忍さん:那珂:軽巡 最先任軍曹として艦隊を率い、ヒヨッコ共の背中を守る頼れるアニメーター。今回はアニメ成分少なめ、軍隊成分多めで、非常に格好いい那珂ちゃんさんが見れました。眼福。
田中くん:蒼龍:正規空母 アニメのことなど何も知らず、銀プロにやってきてしまった軽空母。ボーヤとして走り回りつつ、ヘンテコ鎮守府のSTYLEを学習中。軽いように見えて、スイッチが入ると熱血を見せる熱い艦むす。
Braveoneさん:摩耶:重巡 苛烈な戦闘のリアリズムにすり潰され、ボロボロに成って銀プロに流れてきたスカーフェイス。斜に構えているが、その芯には希望と正義への強い希求がある。
というわけで、「悪い科学者が、純朴な少年兵士をろくでもない兵器の実験体にする」というアルシャードのクラシックラインをなぞったシナリオをやってみました。なんだかんだ戦争のゲームなので、最初の一回として作るのであれば、こういうベースラインの方がやりやすいかな、と思って作ってみました。ミドルがランダムで生成される関係上、わりかしゆるい作りの方が回しやすいですね。
一種ダンジョンアタック的な「困難に対する準備をして、それを突破する」というだけでは、自分的にはフックの弱いシナリオになってしまう。ので、NPCを二名出して、ロールプレイを交えつつ展開するというフッツーのシナリオを艦これでやったわけですが。結果としては手応えのあるセッションになって、環境に合わせたシステム・世界観の味付けは大事だなぁと痛感しました。
ウチの環境は艦これの悪趣味さ、女子供にテッポー持たせて死地に突っ込ませている基本設定からあんまり目をそらしたくない環境でして。無論何を以ってエンターテインメントとするかは人次第卓次第環境次第ですが、ウチで遊ぶ時はこういう受け止め方は成功しやすいかな、という印象でございます。ゆるーい艦これRPGも遊びたいけどね、艦隊バンド組んだりさ。
GMとして回してみると、システムの完成度、タイトさを実感できたのが最大の発見。とにかく遊びやすいし、各艦むすごとの差別化もコンパクトに実現しているなぁ、と。敵がダイス一切振らないのも、セッションのスピードを三倍にする、神の如き発明だと思います。面白いなぁ、艦これRPG