イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 15/06/21 TNX『Doll's Work』

世間がライドオフで盛り上がる中、僕らはオンラインでセッションをするのであった。

シナリオタイトル:Doll's Work システム:NOVA-X RL:シェンツさん

浅間忍さん:”探偵道(パス・オブ・ハードボイルド)”銃爪走:19歳男性:フェイト◎チャクラ●カブトワリ フィリップ・マーロウを道祖として崇める、独特の道を極めた探偵。拳銃の扱いにも長け、悪徳の街を逞しく生き抜く。

ショウジくん:”視殺師”葛木葛:18歳女性:レッガー◎カリスマ●マネキン 学生でありヤクザ。若輩ながら組一つを預かるに足りる、圧倒的な迫力を持つ。道と非道の間でバランスを取りつつ、難しい綱渡りに立ち向かう。

田中くん:”ネリウム”西崎華耶:10代女性:マネキン◎ニューロ●ミストレス 目立たない学生という表の顔を持つ、凄腕のニューロ。強大な敵を向こうに回し、危険なデータを取り扱いつつも、平穏な日常を大切に守る二面性を持つ。

コバヤシ:”ジュモーの恋人”ドーラ:外見7歳女性:カブト◎●、カブトワリ、クロガネ 災厄以前から生き延びる、ビスクドール付喪神。打ち捨てられるものを守ることを魂の在処と定め、巨悪相手に一歩も引かない気位を見せる。

というわけで、シェンツ先生のマキノイドシナリオでした。Xになってフューチャーされつつも、細かい設定や具体的な社会的扱いなどが見えてこないマキノイドの、泥臭く地道な部分を掘り下げたシナリオで、目の付け所がシャープ。

NOVAの行政システムや、河渡組内部の分裂の危機など、面白い要素を様々に扱いつつ、一本筋の通ったシナリオに仕上がっており、とても面白かったです。TRPGの世界観は架空のものですが、だからこそ想像力を全開にしてしっかり考えることで、PLを引き込む舞台設定が生まれてくるなぁとつくづく感じ入りました。

自分はPC1をやったのですが、シナリオに前のめりになりつつも、巧く他キャスト/PLの見せ場を作るためにリソースを手放すことが出来たかな、と思います。これは受け取ってくれることが前提の動きであり、つくづく一人ではTRPGは出来ず、受け止め盛り上げてくれる相手がいればこそだとも感じます。いいセッションでした。