イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

ミス・モノクローム-The Animation2-:第5話『SCOUT』感想

グッズは試作が上がりセットリストを組み始め、順当に進んでいるモノクロさんのお話。
しかしここでエゴ:前に出たいを暴走させたモノクロさんと、メンバーとの反目がっ!! とはならず、ゆるーっとした流れであきこちゃん離脱。
ドンドコキャラが増えて収集がつかなくなる前に、レギュラーメンバーだけ映る体制を取り戻したということだろうか。
あきこちゃんは良いキャラだったので、ライブ本番には出てきて欲しいもんだ。

モノクロさんはその口調と出自から朴訥キャラと思いがちなんですが、その実エゴの強い身勝手なロボ。
ボカロっぽいボソボソ喋りと、何故かあきこちゃんにだけ当たりが強いエゴイストっぷりは、他では中々見ない組み合わせだよなぁ。
今回いきなりギクシャクしたら唐突感合ったと思うのですが、前回あったピック販売で邪険にする描写がよく効いていて、結構スムーズに展開してました。
身内認定した人と掃除機以外にはキツいモノクロさんだけど、そこら辺をちょっと克服するイイハナシも見たくなる。

メンバー脱退というバンドモノ(というか組織モノ)定番展開なども踏まえつつ、思ったより山あり谷ありで進むモノクロさんのライブ街道。
八分という時間の中で、キャラの再登場や弱点の克服まで望んでしまうのは、例えば今回あきこの抜けた穴をギャグ混じりでるーちゃんに埋めさせたような、スムーズでスマートな進行ゆえだと思う。
短距離の笑いと長距離の構成、両方に光るものがあるアニメだな、やっぱり。