イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

デュラララ!!×2転:第21話『口八丁手八丁』感想

今週の池袋地獄編は、かなりかっ飛ばした前回の補足とウザヤZERO。
映像にされると折原くん森羅の影響受け過ぎであり、何が間違って未成年の人生折り曲げて遊ぶマンに育っちゃったのか判んないレベル。
新羅は昔からブレることなく、セルティだけが世界とイコールなサイコ野郎だけどさ。

高校時代のイザヤくんはまだまだ嫌味が足らないというか、クールなだけで可愛げがある感じだった。
やっぱあのスカした感じというか、演技性人格の匂いがイラッと来るんだろうなぁ……そして絶妙にイラッと来るからこそキャラとしての質量が大きく、重力があるのも確か。
そういう自分をつくり上げるために、新羅のウザキャラを真似したとしたら、やっぱ新羅好きすぎだわあの子。
もしくは、友達少なさ過ぎて他に参考にできる人間がいなかったか……こっちかな?

人気キャラの過去を掘り下げるだけではなく、そっから現在に伸びる因縁を説明することで、前回の補足をやっているのは良かった。
顔の映んなかったあの人、ほんと人生グチャグチャにされすぎてて酷いなぁと。
そして自分が作った組織なら、そら掌の上で弄べるよねと。
いやー、イザヤさん最高の傀儡師だなー憧れちゃうなー(棒読み)。

イザヤは自分の中の中学二年生がコロッと行っちゃうキャッチーな魅力がありつつ、オッサンになってしまった身としては生っぽく嫌なキャラでもあり、それでもやっぱ目を離せない引力も持ってる。
総じて魅力的なキャラであり、コイツが立っているからお話が回っている部分は、やっぱ否定出来ない。
こんだけ中二受けしそうな要素で固めるとムテキマンとして保護しちゃいがちだけど、要所要所でひどい目に合わせたり、ぼっちを強調したり、苦めのワリもちゃんと食わせているバランスが良いんだろうなぁ。
時々マジでイラッとしつつ『イザヤのこと、結構好きなんだなぁ俺』と思い返す折原強化エピソードでした。