イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 15/10/11 モバマスBBT『エヴリデイドリーム』

今日はオンラインで、BBTを遊びました。

うぃるきん村さんの同人サプリメント「サンドリヨン」(『サンドリヨン』デレマス×BBT コラボレーション TRPG同人サプリメント)を設定をお借りして、アイドルたちが乱舞する池袋が舞台だよ。

シナリオタイトル:エヴリデイドリーム システム:BBT×サンドリヨン GM:コバヤシ

浅間忍さん:"LOST FRAME"シン:31歳男性:装着者:DF 元自衛官であり、PKO派遣先のカンボジアで部隊と現地民を焼きつくされ、無気力に生きているフリーター。ちひろアバターの一つである強欲の魔神、ちっひデーモンによって欲望を開放され、装着者としての力を手に入れた。アイドルの輝く姿に希望を取り戻し、"FRAME"として新たな一歩を踏み出した、本名・信玄誠司。

シェンツさん:"自称・半魔"輿水幸子:14歳女性:アイドル=帰還者:SP 体を張って危険に挑み続けた結果、雑な扱いをしてもOK的アイドルとして唯一無二の立場を手に入れたちびっ子。自信家で偉そうな態度をとるが、アイドルとしての実力と努力は本物であり、ビッグマウスも引っ括めて皆に愛されている。

二次元くん:"青の吸血姫(アイオライト・ブルー)"渋谷凛:15歳女性:ドラクル:AT "D"直々に抱擁を受け、貴種の中の貴種として第二の生を受けた、クールなアイドル。止まってしまった時間の中でも熱くなれるものを求め、アイドルに対して本気であり続けようとする。

アカメくん:"ギターウルフ"木村夏樹:18歳女性:魔剣=人狼:AT ステージに打ち捨てられたギター(ワイルドボイス魔器)を手にした瞬間、秘められた血脈に目覚め新しい経験に飛込んでいったワイルド・ゼロ。クールでパッショネイトなイケメン女子として、颯爽と池袋の闇を駆ける。

というわけで、佐久間まゆをフューチャーしたオリジナルシナリオであります。

モバマスBBTは『あくまで主はBBT,これはTRPGであってエミュレーション精度を競うものではない』という明確な姿勢を打ち出した、とても遊びやすいステージセットです。前回PLとして遊んで、その強度は実証済み。

なので、今回はGMとして、『池袋の夜×モバマス』というクロスオーバー的側面をより強調し、"普通の"半魔でも参加できるような導入・セッティングを心がけて、シナリオを造ってみました。

同時に『アイドルであることがシナリオ的に大きな意味を持つ』ことにも留意し、モバマスの女の子たちがアイドルとして、人々を笑顔にし希望を与える力を振るうことが出来るようなシナリオにしよう、という意識もあった。

そんなことを考えつつ、『俺はまゆとアイドルが好きだなぁ』という気持ちを背骨に書き上げてみたシナリオですが、楽しんでいただけたようで何よりでした。非常に熱意があるプレイになりまして、これはモバマスというセッティングの強さもあるし、PL自身の資質としてみんなで楽しもう、という意識を共有できたのもある。TRPGを成功させる最大の重要ポイントは、やっぱりリスペクト。

浅間さんがモバマスに詳しくないので、仮面ライダーFRAMEという感じのキャラで参加してもらったのですが、最後の最後に『理由あって、アイドル!!』というネタを披露された時『やられたッ!』と膝を打ちました。

シンデレラガールズ(というかアイドル自体というか、ステージに立つ人々というか)は人に笑顔と希望をもたらす存在であるし、あって欲しいと思いながらシナリオを書いてGMをしたので、一半魔としてアイドルに関わり、もう一度前を向いて走りだす物語をシンが手に入れてくれたのは、GM/シナリオ執筆者冥利に尽きるなぁと、心からありがたく思いました。こういう幸福なキャッチボールがあるので、TRPGは素晴らしい。

他PLもそれぞれアイドルへの思い、TRPGへの思いを熱く強く持って、楽しい卓になるよう気を配り本気で楽しんでいただいて、凄く有りがたかったです。やっぱりこういうふうに、みんなの気持ちが一つになれる(という気がするだけなんだけど、んじゃあ『気がする』以上の感覚を持つことが僕達に可能か? っていう問いに戻ってくるので、この事の真偽を問うのは不誠実だと僕は思う)ってのは、TRPG最大の喜びの一つです。

とても良いセッションでした。同卓していただいた皆さん、ありがとうございました。