イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

アイカツ!:第155話『トキメキカラット☆』感想

ののリサ三部作のラストは初めてのお仕事! というわけで、あおいち以来の才能が初仕事をもぎ取るエピソードでした。
全てがダメダメな凡人から尖った一年組と来て、四年目冒頭で一年目主人公と同じ超才能に戻ってくるのは、長期シリーズだけに許された運命的な何かを感じるね。
この三部作でののリサ強化週間は一旦お休みだと思うけど、今後どういうイジり方をするかは気になるところだ。

ここ三週間のお話は四年目のリブートということもあって、アイカツの基本的な構造をののリサに乗っけて流している感じがある。
夢との出会い→編入試験と来て今回は初めてのお仕事であり、これまでアイカツで培われたお仕事エピソードのノウハウが全部出たような展開でした。
SDキャラで展開されるうんちくも懐かしいし、たっぷりと知識を詰め込んでオーディションに挑む姿勢も久しぶりだ。
『ののリサ、初めてのスターライト学園』もワクワクする感じで演出していて、3話合わせて四年目からの初心者対応という感じがある。

今回はお仕事エピであると同時に、ののリサとルミナス以外のキャラを顔合わせするエピソードでもある。
腹黒クイーンまどかが早速『リサっぺ』呼びでジャブってて、ホントお前ブレないなってなった。
せっかくキャラが多いので、ののリサの組み合わせを離れた交流とかも期待したいけど、四年目やること多いからどこまで触れるかなぁ……。

キャラ多いといえば、まさかの服部ユウちゃん復帰に電撃走る展開だった。
去年一年分くらい今週一回で喋ってたけど、来週はまさかの主役回ですよ。
まぁ新キャラの顔見世と同時に、旧キャラのお話を終わらせる手際の良さがアイカツではあるので、綺麗な終わり方だと良いな……。(これまでの運営の所業を色々思い出しながら)


さておき、スターライトに足場を築き、ののリサの描写が少し変わってきた印象を受けます。
これまではリサの静かな情熱が二人を引っ張ってきたのに対し、今回はののの生来のミーハーさと明るさが生きてきているというか。
役割分担が非常にハッキリしたコンビなので、ブースト期間中にそれぞれの美点をしっかり見せておこうってことなのか、はたまた脚本担当者が変わったから見せ方が変わったのか。
理由は定かではないですが、小岩井さんの良い意味でバカっぽい演技も相まって、ののの長所がよく見えた回だった気がします。

あと全体的になんかこう……エロかった。
ドーリーデビルのコンセプト自体が小悪魔系なので、ステージの演出がエロカワ推しになるのはよく分かるのだが(それにしたって、ヒョウ柄の柱はスゲェ)、オフステージの二人の距離感が凄い湿度で素晴らしい。
ののリサは幼なじみでロコドルコンビで、スターライト入学時期も同じで同室という、あらゆる間合いでコンビ推しされてるキャラですので、今後も是非ネトネトしてくださいね。

期待の新星ののリサらしい、非常に順調な学園生活と初めてのお仕事でした。
凸凹道はあかりジェネレーションでやっているので、違う道を探した結果一年目のようなスマートでスムーズな展開になるというのは、アイカツが歩いてきた時間を感じ取れて感慨深い。
四周回ってやってきた天才児達が今後どうなるかも気になりますが、来週はまさかの服部ユウメインだ。
さてはて、どんなエピソードが引導になるのかな。