イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

プレイレポート 15/11/08 トーキョーNOVA『カルナヴァレスク』

いろいろ咬み合わなくて、久々のセッションとなったカッツェメンバー。

シェンツ先生のオリジナルチャクラシナリオを遊びました。

シナリオタイトル:カルナヴァレスク システム:NOVA-X RL:シェンツさん

Braveoneさん:"エイジドエイジス"ノヴァーリス・アル・巌:60代男性:カブト◎●カリスマ、ミストレス 冴えない容貌をした老人ボディーガード。その実態はかつてのNOVA最強のカブトであり、様々な伝説を残している。錆びついた盾、もしくは秘められた伝説。

浅間忍さん:"希薄な存在官"蝉時雨蜉蝣:19歳男性:フェイト◎カゲ●イヌ 優秀な警察官の家に生まれ、イヌの生き方を志した青年。しかしその本質はカゲであり、望んだ自分と可能な自分との間で揺れ動く、危険なアドゥレサンスである。

コバヤシ:"影裏春風"紅衣公子("トレイター"プリンス・コルム):19歳女性:カゲ◎チャクラ●カタナ NOVAでも指折りの凶手として名高い、暗器使いの少女。殺す相手を自分で選ぶ、危険な魔剣。実はホンコンHEAVENを影から支配していた秘密結社、ディオゲネスクラブが完成させた功夫兵装という過去を持つ。超越としていそうで熱血。

というわけで、シェンツ先生が『カンフージャングル』を見て高まった熱を爆発させ、思い切り趣味に走って書いた武術家シナリオでした。『俺はとにかく中高一本拳を叩き込みたいんだ!』という欲望がよく伝わる、ドニー・イェンリスペクトなシナリオでした。

武術家の誇りすら記憶ディスクに閉じ込められ、誇りや理想は溝に捨てられるニューロエイジ。そんな世界でもどうしようもなく輝く武術家たちの理想。NOVAというシステムと世界観でしか出来ない唯一性がキラリと輝く、見事なシナリオでした。やっぱり情熱のあるシナリオは良いなぁ……。

僕はお話しの軸になる立ち位置をやらせてもらったのですが、データ的にもロール的にも好みのキャラが作れたのもあって、前のめりにプレイさせもらいました。チャクラというスタイルにフォーカスしたシナリオだったので、武術に思い入れのあるキャラを選択したのは良かったと思う。やっぱシナリオのテーマとキャラのテーマが噛みあうと、マジ盛り上がるなぁ。

三人シナリオということで他PLの方々とも濃い目の掛け合いが出来たかなぁと思いました。テーマシナリオということで、PC1にリソースが集まりがちなので、そこを巧くシーンを作って配分できればなぁとか考えながら動いてましたが、巧く行ったのかなぁ。出来たと信じたい。

終わった後のどっぷりとしたダベリもひっくるめて、非常に面白かったです。『合わなかったアニメに執着してもいいこと無いので、とっとと忘れるのが吉』『しかし時々"戻り"がついてるアニメがあって、クソだと思ってても見続けて忘れられない。マジで罠』『楽しくなかったアニメは忘れるに限るが、そういうアニメに限って語りたくなる』などの、ボンクラ名言に溢れたダベリでした。楽しかった。同卓していただいた方ありがとうございました。