SB69♯を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年10月30日
女の子だけがMIDIシティの主役じゃねぇ! というわけで、おバカボーイズ・シンガンクリムゾンと新バンド・ARCAREAFACTメインのお話。
相変わらずバカで仲良しで可愛いシンガンと、イヤな金持ちを煮出したようなアルカレアの対比が印象深い。
シンガンは『バカどもがギャーギャー騒ぐ→ロムが一喝する→バカどもが心打たれる→ロムのおごりで飯を食う』という黄金パターンが冴えていて、安定感とホッコリ感が強かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年10月30日
バカがバカでい続けられること、それをまとめてくれるロムがいること。
シンガンの距離感はなんど見ても心地よい。
対してARCAREAFACTは常に金ピカシャンペンタワーだわ、いい音楽創るのに銭を全面に押し出しすぎてヤダ味満載だわ、メンバーのつながりもなんか薄いわ、綺麗にシンガンを反転させたバンドである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年10月30日
音楽ではなく金が第一な所が、ロックがルールな作品世界と綺麗に反目してんだな。
無論これは狙って作った印象であり、そのうちシンガンがイカス新曲でリベンジ決めるか、掃き溜めに鶴なチタンくんが浄化するかして、金ピカで下品なイメージをひっくり返すのだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年10月30日
バネとおんなじで、ある程度下げないと印象も跳ね上がらないからね、作画リソースは腹筋に回すね……。
アルカレが薄汚い銭ゲバ力を高めるほど、チタンくんの清貧が際立つのはうまい作り。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年10月30日
弟のためにマカロンをこっそり回収するあざとさ、俺嫌いじゃないぜ……『仲間を養う糧』を年長者が与えることで、絆を表現してるって意味じゃロムのカレーや焼肉と同じ表現なのだな、マカロン。
曲自体もピアノとヴァイオリンが透明感を加えた非常にいい仕上がりで、『こんなダーティな戦いしなくても、実力でやってくれよ!』という感覚を自然と湧き上がらせる、良いステージだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年10月30日
ロックがルールなので、どんなにいけ好かない金持ちでもいい曲出されるとある程度納得するしかねぇな。
ボーイズたちが飢えと飽食のバトルを繰り広げる中、他キャラの動きも手際よく挿入。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年10月30日
プラズマジカは新境地に足をかけ、BVLもダガーに操られるだけじゃないところを見せた。
あと沢城(姉)声のメガネは、一言もしゃべらないまま陰謀を進めていた。今後の展開の種まきが多い回だったな。
悪役ポジションのBVLだが、バンド内部の忠誠と結束は強く、MIDIシティを支配するもう一つのルール『情』に背いていない姿が見れた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年10月30日
ちゃん様は既に漫画で、逆立ちで「ライブくっそつかれたのだ」とか抜かすカリスマゼロの姿を公開しているので、早いとこ対立止めてほっこり仲良くして欲しい。
二期を引っ張るライバルの憎らしい姿をキッチリ立てつつ、そこから切り崩して仲良くなる未来への導線もちゃんと引く、仕上がったイントロダクションでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年10月30日
繋ぎが巧いだけではなく、各バンドの結束(のなさ)を感じ取れるシーンが多くて、SB69らしい魅力を感じるエピソードでしたね。