ドリフェス見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月4日
前回始動したトラフィックシグナルの仕事ぶりを見せつつ、奏のナチュラルな才能、それを引き出す純哉の頼もしさを強調する、相変わらずしっかりした作り。
全キャラが目立つ胸キュンアピールは、既存ファンへのサービスといったところか。
今回のお話はTVで放送されるバラエティなシーンではなく、その裏側と隙間にドラマが用意されている展開で、非常にドリフェスらしいクレバーな作りだと感じた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月4日
素人として色香を使いこなす術を知らない奏の戸惑いは、逆に意識しない武器に変わるわけで、主役を立たせるイイハナシだった。
奏の素養をしっかり見切り、前に出てアシストをこなす純哉の目の良さ、面倒見も今回は強く強調され、『彼がリーダーに選出される』というプロット的根本にしっかり納得がいく、いい展開だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月4日
ライバルの才能を素直には認められないけど、危機を見過ごせもしない純哉の高潔さが心地よい。
土壇場で最適解を出せる奏の素質はたしかに凄いのだが、それは場に慣れた純哉の的確なアシストがあって初めて花開くものであり、お互いがお互いを光らせる関係が実地で生まれているのは、チームものとして気持ちのよい描写。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月4日
個人回を抜けて次の個人回に繋ぐ合間の回として、こういう話は大事だ。
男性アイドルに必要な『媚び』に奏が怯え、巧く使いこなせない(そこが奏の強さでもある)という描写は、ネタやりつつもアイドルの資質には真正面から切り込むドリフェスらしい、逃げのない描写だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月4日
セクシュアルな要素に照れるのではなく、プロとして必要な演技を続ける、娼妓としてのアイドル。
それはある程度のヤダ味を備えつつ、実際に職業として機能してしまっている一つの真実であり、女児向けアイドルアニメよりもディープな時間帯で放送するからこそ、一歩踏み込んで描写できるテーマでもあるのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月4日
ただヤダ味を描くのではなく、ときめく乙女を肯定的にも描いていてバランスが良い。
アイドルの媚態を乗りこなす経験者の四人も、プロらしく振る舞おうとすると良さが消えてしまう奏も、両方意味のある存在で、そこに生まれるアンサンブルが大事。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月4日
つくづくドリフェスらしい谷間回だったなぁと思います。
ゲストという形で千弦を少し目立たせて、次回の個別回へのラインを引いておくのもなかなか巧妙。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月4日
個別エピでの切込みが非常に鮮烈なアニメなので、千弦を次回どんな感じで描いてくれるのかも、非常に楽しみですね。