12歳。を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月8日
結衣ちゃんメインのめんどくさい話が終わって、学園祭で賑やかに一休みというおはなし。
自分に自信がない等身大の花日と、根性ドブ色鋼の硬さなここあちゃん、お姫様頑張る結衣を帝王がいい具合に制御し、安定感のある話運びとなった。
完璧すぎる高尾が如才なく全てをこなし、幼い結衣が迷って学んで答えにたどり着く(その結論が永続化しないので成長ではない)というマイ・フェア・レディ構造は、いつも通りと言えばいつもどおり。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月8日
女が子供でいられるこの構図、色々安定感があるんだなぁと思い知らされる。
今回はサブキャラの使い方が全体的に良くて、相変わらず根性ドブ色以下のここあちゃんを帝王が巧くいなしつつ、俺様なリーダーシップで劇を組み立てていく外枠の話が、なんだかとっても面白かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月8日
あんま『学校』っぽいことしないアニメなので、学校でしか出来ないことを掘り下げると新鮮なのかも。
帝王に点数稼がせたのは、来週メインエピが来る運びとしても非常によく出来ていて、ここで好感触を作っておくことで彼がいい目を見る展開にも、すんなり入れる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月8日
実際、高尾が相手じゃなきゃだいたい勝てるイケメン力はあるわけで、フォローアップが来るのは嬉しいところだ。
ここあちゃんはあんだけゲスい本性剥き出しにしておいて、モブ男子はさておき女子からも評価が高いのが、あの世界のよく解らねぇところではある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月8日
まぁココアちゃんを高いところにおいておかないと、そこから花日に石投げる落差が確保できないので、早々落とせないのは判る。そんな尺もねぇし。
劇というシチュエーションを活かし、メインカップルをスワップして不安を作り、それを乗り越えていくドラマを生む構成はオーソドックスながら面白かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月8日
桧山がいい具合に負けているので、逆に高尾の絶対負ない完璧っぷりがよく目立つ。ある種のギャグとしては良いが、もはや小学生ではないな。
花日が必要なだけ不安にさせ、周りを介入させてドラマを作り、状況が安定してから決定的なことを言う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月8日
高尾はドラマが転がる最適な行動を取り続けており、それが作品全体のダンドリ感を高める。それは悪いことではなく、類型それ自体をメタ的に楽しんでいる身としては魅力にもなるのだ。
意地の悪い言葉で言えば『ツッコミどころ満載』といったところだが、このわかりやすさがメイン層に届くパワーになっているのかもしれない。そことコンタクトする手段がないので、あくまで妄想でしかないけれども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月8日
フッと肩の力が抜ける、安心感と横幅のあるエピソードでした。