12歳。を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月14日
一敗地に塗れた皇帝を再利用するべく、昔の学校で仲良かった女の子を召喚し、帝王さておいて花日ちゃんとガッツリ絡ませる回。
さっきまでシャーペン買うの買わないの、年相応の罪のない話をしていたのに、あっという間に恋心の泥沼に腰まで浸かっていく急旋回が12歳。であった。
上田麗奈の好演もあって、杏美はサバケた態度で高感度を上げてくるいいキャラ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月14日
それだけに帝王への愛情が暴走し、薄汚い行動に出てしまう展開には結構なショックを受けた。花日の幼い真っ直ぐさが状況を良くして、主人公に好感を持つのと合わせて、視聴者の反応を上手く操った展開だと思う。
理屈で割り切れない恋の優先順位に愛され、パーフェクトボーイと相思相愛になった花日だが、それはあくまで偶然であり、恋の矢印が同じ方向に向かないことも、複雑な世の中にはある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月14日
『幼い』ことがキャラ特性である花日を転がすのに、友達が自分を裏切るショックを上手く使って世間を見せたのが巧い
杏美の謝罪シーンをしっかり尺の中に収めて、彼女を悪者のまま退場させなかったのも良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月14日
揺らぐまでの杏美はこれまでちょっといなかったタイプの、好きになれそうな友人だったので、そのイメージにしっかり戻し、彼女の株を上げる形で話が終わったのは、爽やかでいい。
ゲストである杏美が去っても、彼女から学んだ世間の複雑さは花日の中で残響する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月14日
今回のショックを来週どう引きずり、どういう行動に出るかでエピソードの値段が決まる感じであり、来週どういう話を作るかは大事だと思う。
うっかりすると高尾の完璧さであっという間に整地されるので、帝王頑張れ。