ドリフェスを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月18日
話数も折り返し、お話も落ち着いてきたところでライバル投入!
という冷静な計算を越えて、俺様ロッカーと負け犬が魂で結びつき、アイドルステージに本気で立ち向かう姿を荒々しく、アツく描くエピソードだった。
奏軸では出来ない話をちゃんと仕上げてきて、存在感が凄い。
まず今回の主人公、黒石くんの荒削りで暴力的なキャラがいい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月18日
まず他人の良さを認める奏とは対照的に、自分の良さを強く信じ、暴力にも負けない信念で突き進むタフな男。
彼の強さをしっかり描けていたからこそ、彼がステージ後に『アイドル』を認める展開がテーマ全体を高める。
黒石くんの強さに引きずり込まれるように、己の物語を加速させていく圭吾のストーリーも最高にいい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月18日
第3話で慎の物語を引き立てていた彼のどん底負け犬っぷりから始まって、運命の出会いと屈辱、覚悟、再起のステージまでのシンプルな不死鳥物語が、ストレートに強い。これぞドリフェスって真っ直ぐ
終始圭吾の俺様ISMが話を引っ張り続け、いざステージとなったところで、圭吾が元子役の経験から『アイドルはファンに奉仕する』という信念を背負い、執事キャラを演じきって客を掴む静かな逆転も、ただ引っ張られるだけではない、対等な関係を感じさせた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月18日
負け犬が一発かますのは、やっぱ良い。
二人の決意を試し、圭吾がへし折られた『現実』を別の形で示すのがヴァイオレンス表現。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月18日
時間帯が変わった恩恵を最大限に振り回し、結構腰を据えた暴力表現でKUROHUNEに圧力をかけてくる暴力のラッシュは、それに負けない男たちの決意を引っ張り出していて、良いトス上げだった。
血がしっかり出る暴力に踏みにじられるからこそ、そこから芽を出す黒石くんのロッカー魂、火を付けられた圭吾の再起が際立つのであり、基本穏やかな調子で進む奏サイドとの違いを出す上でも、面白い表現だと思った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月18日
ライバルサイドとの対比が巧いと、主人公も光って良い。純哉の折れ方とか。
ドリフェスは相互作用を重要視し、奏が話に引き入れられたのもそれが理由なわけだが、アイドルをナメたまま生き様で相棒に火をつけた勇人と、ユウとの想像力を超えてステージの可能性を見せた圭吾の相互作用は、非常に巧く描かれていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月18日
プロ根性見せた圭吾からオーラ出ているのが、いい表現。
負けることの重さをしっかり描いたおかげで、ユニット同士のライバル関係・相互作用もいい具合に作り込めていて、KUROHUNEを目立たせるだけではなく、主役の今後につながる回でもあったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月18日
何度も言うが、純哉の突っかかり方と負け方が最高にうまい。あの無視され方はメラメラする。
鮮烈な出会いを果たし、お互いがお互いを燃え上がらせる気持ちのいい関係を築いたKUROHUNEの今後を応援したくなる、良いエピソードでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月18日
やっぱキャラが気持ちのいい立ち方をすると、彼らのドラマが見たくなぁるなぁ……KUROHUNEの衝撃を活かして、主役の加速も期待したい。