SB69#を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月20日
いつも主役なプラズマジカが聞き役に回り、クリクリやらシンガンやらトラクロやらアルカレやら、色んなバンドの話が一気に進むエピソード。
手広く色々やってるんだが、しっかり感情が刺さる構成を巧みに見せてくれて、食い足りない感じはない。素晴らしい。
良いところいっぱいあった回だが、二期の主役として頑張ってるロージアの健気さをクリクリが受け止めようと奮闘し、そこにチュチュモアが助け舟を出す展開がまずグッド。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月20日
ロージアとバンドの友情がハッキリ見えたし、前回シアンが悩んだ問題を共有し、発展的に他人の役に立つ積み重ねが良かった。
クリクリの対面になるBVLは来週以降決戦って感じだが、シンガンとアルカレは今週手早く決着が付いた。冒頭で悪堕ち、Bパートライブで浄化…SB69はそれで良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月20日
こっちもシアレトが事務所の仲間として奮戦し、決戦の舞台を作る助けになっていて、主役では見せられない輝きを見せてくれていた。
サポーターとしての輝きという意味では、久々の本編登場となったシュウゾーくんのインタラプト&アドバイスがあまりにも完璧で、最高に高効率の強キャラロールだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月20日
ダルマも「音楽で戦うべきなんじゃないか?」という名言を胸に刻み、JCを太鼓にする遊びからは卒業してほしいもんである。
シュウゾーくんはシンガンリベンジの眼目となった"Re:Climb"でもいい仕事をしていて、ロムもシュウゾーも忘れ去りたい「あの熱い夏」がそんなに悪いもんじゃなくて、そこがあるから俺達は今シンガンやってんだぜ!! って先輩へのエールが、みっしりと詰まったラブソングだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月20日
クロウの気持ちは言葉で説明するのではなく、歌から読み取る形になっているのが非常に良くて、この歌が出来るまでの流れを思い出しながらステージを読み解くことで、ロムがなぜクロウに演奏後感謝していたのか、より身近に感じ取ることが出来る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月20日
寡黙だけど饒舌な、粋な演出だと思う。
まだ若いシンガンのバカガキどもは、ロムやシュウゾーが経験した離別の痛みは知らない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月20日
しかし知らないからこそ、バカガキだからこそ、大人が忘れてしまった無垢なる希望を真正面から歌い上げることが出来るのは、心地よい逆説だ。
愁にとってもそういう子たちがいるのを見落とさないのが最高。
そしてあっという間に悪落ちし、汚い金持ちとしてヘイトを稼ぎ、歌であっという間に浄化されたアルカレ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月20日
汚い金持ちの汚さだけではなくチタンの嘘も一気に公開して、バンドに挟まった障壁を一気に爆破する手際は、さすがとしかいえねぇ。ヤダ味になってた金も奪ってしまうあたり完璧だ。
アルカレが曲の力で真っ向勝負しに行く展開が気持ちいいのは、当然楽曲の仕上がりが非常にしっかりしていて、彼らが金を外しても戦えるという『説明』が曲のパワーで『実感』になっているからだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月20日
ココらへん、楽曲がとにかく仕上がっているSB69の強いところだ。視聴者と製作者の乖離が少ない。
そのパワーを上回る新曲でしっかり勝ち、自分たちだけではなく色んな人に本当に大切なものを思い出させたシンガンのバカガキどもは、やっぱ最高に可愛いし、健気だし、良い奴らだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月20日
オンナノコの媚びた可愛さではなく、全人格的な魅力で勝負できるところは、やっぱサンリオアニメだなぁと思う。
これでアルカレとの対立は解消され、残るはBVL。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月20日
プラズマジカが受けて立つ形だが、ダガーとアイレーンちゃん様としっかり因縁を作っているロージアがどう活躍するかも期待十分である。
人数の多さがハンディにならず、多様性と連帯の魅力を高めているあたり、良い群像劇だなぁ本当に。