ALL OUTを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) November 24, 2016
合宿を終えた神高の前に、すっかりやる気をなくした顧問とダーティさを使いこなす相模が立ち塞がる。凄い勢いで悪くなっていく空気を前に、選手たちは…という回。
いわゆるタメ回であり今後次第ではあるのだが、気持ちよく空気抜いてくれそうな感じでもある。
吉田先生が無関心になってしまったのは、赤山の上の世代のやる気の無さを見放した感じなのだろうか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) November 24, 2016
それでも篭コーチの誘いに乗ってくるということは、完全には見放していない証拠だと思う。こっちはプレイの熱気であっという間に攻略されそうな雰囲気で、おしるこに添えられた塩昆布って感じだ。
相模のラフでタフな接触にペースを乱し、自分たちのラグビーができなくなっている神高。特に繊細そうな金髪コンビが真っ先に凹まされたが、あらされても揺るぎない軸がないからこうなるわけで、チーム全体の問題でもあろう。大原野が思っていたより冷静な機械ではないと見せる試合でもあるか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) November 24, 2016
口プレイやファウル誘発など、ルールの範囲内で荒らしてくる相模はSLAM DUNKでいえば豊玉…というよりは、海南戦の5ファウルで退場した魚住か。
— コバヤシ (@lastbreath0902) November 24, 2016
篭さんも言っていたとおり、ラグビーの枠内での揺らし方なので、巧く乗りこなせない神高に脆さがあることに。そこを乗り越える展開かな。
篭コーチの就任、合宿での積み重ねと、『強くなる理由』を積んだあとの試合なので、ダーティさを跳ね返して終わり、というわけではないと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) November 24, 2016
相模が荒れたプレイをオプションに出来るような地力があるチームだと、神高もフラットな実力を出せて試合が綺麗になる気がするが、さてどうだろうか。
全体的にストレスフルな展開だったが、監督としての篭、教育者としての篭の凄みが随所で光ってもいた。
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10代の子供だけではなく30代の大人まで道を見せる度量、合宿では経験できなかった波に教え子を叩き込む姿勢、しばらく見守って限界が来たら大原野を下げる判断。頼りになるなぁ……。
プレイは乱され選手は動揺。
— コバヤシ (@lastbreath0902) November 24, 2016
ストレスがかかっているということは、こっからどうリカバリーし、何が今の神高の強みなのか見せつけるチャンス、ということでもある。
たっぷりタメた分逆転のカタルシスに期待したいし、相模の地金も見てみたいところだ。来週が楽しみ。