ドリフェスを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月25日
KUROHUNE来襲により状況が動いたところで、対抗手段としてトラシグをDearDreamに進化させようとしたら、いつきから待ったがかかる回。
これまであまり目立たたかった分を補って余りある濃厚な感情が展開され、一気にいつきのキャラが立った。
『学業とアイドルの両立』といういつきのキャラ性を、純哉のキャラ属性である『全てを捨てたガチ勢』に対比させ、スムーズに際立たせる手腕がまず上手い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月25日
その上でテーマの対比で終わらせず、人間と人間が求め合う分厚い感情で裏打ちし、ドラマの渦巻きを作ったのが本当に凄い。
一見穏やかそうないつきがどれだけの感情を隠していたのか、純哉という具体的な存在に叩きつけることでその総量がはっきりと見えるし、何よりも誰かが誰かを強く求め、それ故すれ違ったと思い込む感情の熱量がダイレクトに伝わってくるのは、非常に面白い。やっぱドラマに気持ちが入ると違うなぁ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月25日
テーマ自体の扱い方も見事で、『ガチ』と『両立』、それぞれにそれぞれの大変さがあり、尊さがあるという両方を立てる展開が嘘っぽくならないよう、しっかり進めていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月25日
これもテーマをキャラにしっかり馴染ませ、感情で温めながらすすめる方法論の賜物だろう。感情と理性の両輪で物語は驀進するのだ
ようやくターンが回ってきたいつきが、出遅れた分を取り返すべく純哉一本に絞ってドラマを作っていくのは、大正解だったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月25日
リソースを一人に集中したこそのアツさがあったし、純哉は上手いプレイヤーなので、投げかけた分だけしっかり返してくれる相手なので。いつきの投げ方も上手かった。
二人の感情がぶつかりあう見せ場として、保健室でのやり取りがホント温度高くて素晴らしかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月25日
ドリフェスの強さは真っ直ぐな台詞や展開を、照れずに大真面目にしっかりやりきることだと再確認させてくれる、最高にベタで最高のシーンだった。
衝突と融和のドラマはやっぱ良いなぁ。
いつきのドラマの温度が上がったことで、彼を障壁にしたDearDreamのドラマも自然と熱くなり、KUROHUNEに対抗できる説得力がユニット結成にちゃんと宿っていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月25日
いつき個人のドラマを盛り上げつつ、ストーリーの大筋も手早く進める手際も、ドリフェスの強さだろう。
いつきのイメージカラーが緑なのは(青+黄色/慎+純哉)だから、千弦のイメージカラーが紫なのは(青+赤/慎+奏)と考えると、トラシグからDDへの進化の意味合いがちょっと深くなって面白い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月25日
オレンジ(赤+黄色)の六人目はいつか追加されるんだろうか。
キャラが弱かったいつきを掘り下げる回としても、物語を響かせる相手役としての純哉の株を上げる話としても、DearDream結成エピソードとしても、感情とロジックが両立したいい仕上がりでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月25日
期待と障害を適切に配置して、クライマックスまで綺麗に線を引いているあたり、やっぱ上手いなぁ