イゼッタを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月27日
約束の時が来る。魔女という過ぎた力に戦意まで預けきったエイルシュタットは、同根の力を手中に収めたゲールの術策に絡め取られ、電撃的首都制圧を許す。
砂上の楼閣として描かれていた平和と愛の器が崩れた先に、なにがまっているのだろうか。
もともと国力・科学力に圧倒的な差があり、『美しい魔女が近代兵器をぶっ倒す』という物語的インパクトをプロパガンダで増幅して状況を作っていたエイルシュタット。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月27日
情報アドバンテージを相手に握られては、あっという間に瓦解するのも当然ではある。相手クローン技術まで持ってたし。
今回の脆さは魔女戦術が巧く行っていたからこそ生まれたものでもあり、ゲールの圧倒的な支配力に抗う唯一の希望として、イゼッタは喧伝され利用されてきた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月27日
戦争は戦意を挫くものなので、冒頭で示されたように過剰に戦意を預けきった状況でああなれば、戦線も容易に崩壊するだろう。
そこら辺はこれまで積んできた描写の結果なのだが、イゼッタを直接釣る役はゲール特性復活魔女がやってた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月27日
演技が禿げてゲスい地金が出るまで亜音速だったが、まぁダラダラやってもしょうがないし、キャラのモチベが手早く見えるって意味ではありがたい。
『利用されてるだけのくせに!』とイゼッタに投げてた特大ブーメラン見ても、再生怪人という出自を見ても、ゲールが魔女を扱う立場を見ても、全てに『すぐ死ぬ』と描いてはあるのだが、局地戦を一回制圧し、魔女ブランドを地面に落とすには良いコマだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月27日
一期の敵役を担当して退場、かなぁ。
復活魔女が過去知識持ってくるなら、メガネを機密保持のためにぶっ殺したり、リッケルトがぶっ死んだりする意味薄かったんじゃね? と思わなくもないが、彼女の記憶自体がベルクマンの書き込んだ嘘って可能性もあるし、なんとも言えない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月27日
インチキ技術はココらへんがブレるから、扱い難しいな。
状況自体は来るべきものが来たというか、負けるべくして負ける瞬間が約束通りにやってきたというか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月27日
敵地ゲールと灰燼のエイルシュタットに別れた姫様とイゼッタが、今後どういう立ち回りをして、物語がどう転がっていくのかが、当然ながら大事だろう。悪趣味過ぎない展開が良いな。
約束された負けではあるんだが、超かっこいい新型魔女の杖をババーンと出して、期待を煽っておいてしっかりへし折る積み上げ方とか、手順踏んでて好きだよ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月27日
一敗地に塗れる屈辱は、綺麗に飾り立ててこそ引き立つもんなぁ……性格悪いわぁマジ。素晴らしい。
エイルシュタットという不安定なテーブルが想定通りひっくり返り、栄光は屈辱に、温もりは悲惨に相転移した。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月27日
さて、こっから何を描くかってのがお話全体の要だと思います。
来週の運び方次第で今週の値段が決まるので、どう進めるにしても大事に取り扱って欲しいところですね。