12歳。を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月28日
スカイタワーへの修学旅行…という名目の東京デートでワクワクしたり、しょんぼりしたりしつつ、結衣桧山の関係が深まるお話。
色ボケっぷりはそれなりにオトナで、学校行事は年相当というアンバランスさが、見事に12歳。であった。
お話としては『カレカノらしく』『高尾と花日みたいに』という外部的規範にたっぷり振り回され、『自分たちらしく、ゆっくり』という内部的規範に帰ってくる青い鳥方式のお話。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月28日
思春期の物語は大概これだし、特に結衣は何度も外側にフラツイては自分に戻ってくる繰り返しなので、『いつもの』な感じ。
『自分らしく』が結論になるのは思春期の話としては定番であるが、流石に何度めか判らない『自分らしさ』の発見であり、何回惑わされて何回同じ結論にたっすんねん、とツッコみたくもなる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月28日
多分、経験点と成長という概念がシステムに組み込まれていない、ワンオフ前提のシステムなんだと思うが。
経験の蓄積と漂白はさておき、桧山の方はブレずに『自分らしさ』を守り、恋愛の主導権を不器用に握って状況を作っていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月28日
結衣ちゃんマジ面倒くさいんで、あんぐらいガッチリ押さえ込んでくれたほうが話としてはうまくいく感じだ。稲葉くんも当て馬の仕事ご苦労。
今回は結衣回なので、花日と高尾は彼女が追いかける理想として、特に問題なくムーディでラブラブな立場。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月28日
桧山と同じように、ブレる結衣ちゃんに付き合って揺れてると話がどこ行くかわかんないので、安定した立ち位置をしっかり守った感じか。
高尾先生の恋愛無敵力が堪能できてよかった。
実質デート回なのでスロモとソフトフォーカスとウーウーなBGMを駆使した12歳。演出はガンッガン流れるのだが、桧山の決断で『いつもの』演出を一個突き抜け、ドラマティックの先に行くのはなかなか良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月28日
愛すべきマンネリを崩すべきタイミングを、しっかり図って使った感じだ。
遊戯の範囲で不安定にブレつつ、『いつもの』関係に帰ってくる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年11月28日
既に安定感出しつつある12歳。が今、どういう感じの話なのかを再確認するようなエピソードでした。
次回は心愛ちゃんの横槍で、モブの友情にヒビが入る話か。メインはさんざん揺らしちゃったので、軸足を変える努力を感じるな。