うたプリを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月10日
音也の話をざっくりとまとめて、レイジングさんが壁として立ち塞がる中、SSSに向けて圧力をタメるお話。
クライマックスへの繋ぎであると同時に、わりとテンション低く進めてきた四期の方向性を従来の方向性に戻していく話でもあった気がする。
音也の下がったり上がったりは二話かけてじっくりやったので、序盤は音也個人というよりもスタリとうたプリそのものについてという感じだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月10日
かなり強まったお伽噺として進んできたうたプリが、永遠の不在と終わりについて自己言及するのは、時間の流れを感じずにはいられない。
まぁアイドルものやる上で永遠の不在は必要なテーマであり、他の諸作品はど真ん中に据えてきっちり相撲を取りきっているネタでもあるのだが、そういうリアリティとある意味線を引いたことが、ある意味うたプリの独自性であったとも思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月10日
わかった上でパワーで押し切る感じ、というか。
その上で、かなりのメンバーがスタリ脱退を匂わせ、揺れたり掘り返したりしながら進んできた四期デュオエピソードは、シリーズ全体の疲弊に作品が向かい合う物語だったのだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月10日
その上で今目の前にあるうたプリを肯定する形でまとめられたのは、ポジティブで良いと思う。
欲を言えばもうちょっと瑛一とはるちゃんに尺を回して、彼らが音也の現状肯定にどう影響したか見せてほしかったが、キャラが多いのでまぁしょうがねぇ…のかなぁ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月10日
間接的とはいえ瑛一の闇の施術を肯定する言葉が、音也から出てきたのは嬉しいんだが、欲を言えばサシで話し合って欲しかった。
そういう余韻を積み上げる余裕はないまま、ヘヴンズに圧力をかけSSSへのモチベをアゲるフェイズ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月10日
もう彼らを悪役にするわけにはいかないので、鳳社長がエゴの塊、悪しき父性になってプレッシャーをかけてくる立場を担当。まあお前が悪役やるしかないよな、この並びだと。
表現者として未熟なヘヴンズを、経験値のあるスタリが導く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月10日
デュオエピソードはこの形式が徹底されていたので、自分たちの物語を選び取って殻を破る展開を最後に持ってくるのは正着だと思う。
最後の決断をスタリが後押ししつつ、自分たちに踏み出させるよう仕上げたのも良かった。
ここでスタリが手を引っ張って舞台まで出してあげると、あまりにリソース寄せすぎだからな…これまでの物語を燃料にして、ヘヴンズ自身が走り出す形でいいと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月10日
…カルナイはよく徹底して『見』で我慢してくれてるなぁ…クライマックスだし、一つくらい印象的な見せ場が欲しい。
那月からこっち重たくてややリアリティの強い展開が続いてきたので、花畑からテレ朝までのダッシュとか、戦隊モノみたいな逆光仁王立ちとか、思わず『ねーよ!』とツッコんでしまうパワー押しの演出を入れて、空気を変える回でもあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月10日
足を止めてキャラやシリーズの真価を問い直す展開の中では、リアリティの枠をぶっ壊すパワフルな演出はなかなか使えないわけだが、荒唐無稽なケレンこそがうたプリのテイストでもあり、そこのバランスも人数の押し引きと同様、凄く難しいところだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月10日
巧く温度を温めきれるか、気になるところだ。
3グループの競り合いとしてみると、一回根っこまで引っこ抜いて要素を洗い直したスタリ、デュオの相手として尺をたくさん貰ったヘヴンズに比べて、カルナイに『勝つ』説得力が薄い気はする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月10日
第2話は四期ベストのいい話なんだが、何分遠くてな……ココらへんも、人数の多い船を取り回す難しさか。
公平性という意味でも、せめぎあいの面白さという意味でも、3グループが持っている物語的燃料はイーブンになったほうが良いと思うが、今からブースターを積み直す余裕はない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月10日
SSS決戦を熱く、説得力のある形で描ききれるかどうか、色々試される構図になってきたと思います。
とはいうものの、音也&瑛一エピで巧くユニットの存在価値とか、キャラの根っことか掘り直せたと思うので、話が加速する土台は整っている気がします。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2016年12月10日
そこに巧くトンチキパワーを乗せて一気に走りきれるか、否か。
当然ながら、勝負はクライマックスで決まりそうです。