ALL OUTを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月5日
2クール目開幕ってわけで、OP/EDも変わって新章開幕…は次回から。
今回は赤山&睦美の過去編をじっくりやるよ、ALL OUT・ジ・オリジンだよ、って回でした。
人に歴史ありって感じで、動と動の間を繋げて分厚さを増す、静かで良いエピソードでした。
赤山を勧誘する睦美のセリフが、第1話で祇園を誘った言葉と同じなのは、このお話が捉えるラクビーのコア、作品の楽しさのコアが何なのかを再確認できて、非常に良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月5日
それぞれの特徴に合わせ、人員をポジションに配置し、それぞれ全力をつくすことで勝利に近づいていく、個性と融和のスポーツ。
性格も資質も不器用な赤山でも体を張ったポジションを、知識もヴィジョンもない祇園は全力で突っ込むポジションを、ラグビーの中で映えることが出来る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月5日
自分が自分らしくいられる居場所を、自分でもぎ取れる充実感を大事にしながら進んでいることが、過去と現在の唱和から感じられた。
今は神高ラグビー部のおとんとおかんな二人だが、昔はギクシャクぎこちなく、対立というほどではないが親友でもない距離から始まった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月5日
ココらへんも祇園と石清水の関係を想起させ、運命的に繰り返される男たちのストーリー感がじわっとにじみ出てきて、今後への期待感がジリジリと燃える。
現在との響き合いだけではなく、まだ白いねじねじが付いていない赤山の初々しい中学生っぷりとか、珍しいものが見れたのも楽しかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月5日
赤山と睦美は物語への貢献度がとにかく高いので、こうしてじっくり足を止めてキャラを掘ってくれると、報われている感じもあるし見てて嬉しい。
しかし環境は残忍なもので、中学時代から仲間と情熱を共有できなかった二人は、高校に入ってからも二年間、二人だけでラグビーをするハメになる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月5日
とにかくがむしゃらに、熱の逃し場所を探していた歴史を書くことで、今ラグビーに賭ける熱い思いが補強され、神高のスタイルもより明瞭になる、
キャラ描写満載、ファンサービスの過去編をやるだけではなく、赤山と睦美がアイデンティティの多くを担う神高ラグビー部がどういう存在なのか、過去を掘ることで照らし直す回として良かったです。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月5日
『みな幼いときをくぐり抜けて、先輩になっていった』と見せることで、祇園の成長を幻視出来るのも良い
今回積んだ期待感をどう燃やし、2クール目の芯となる夏合宿を盛り上げていくか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年1月5日
そこで積んだ実力を試合でどう活かしていくのか。
群像が一丸となリ前に進んでいく過程が面白いアニメなので、色々期待は高まります。
ALL OUT!、2クール目もいい具合に楽しませてくれそうですね。