アイカツスターズを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月9日
S4戦に向けた掘り下げは一旦休んで、スターズの爆芯たるM4…というかすばるに光を当てていくお話。
恋心未満の甘酸っぱい気持ちと、アイドルとしての誇り高い振る舞い、両方をゆめが受取り力に変える展開が、なかなかパワフルだった。
すばるの株も上がったし。
というわけでバレンタイン、色んな人が思いを伝える特別なセッティングを活かし、色んな関係、色んな強さを見せるお話となった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月9日
女子モテ力フル回転のS4(特にツバサ)、相変わらず仲良しなよぞまひ、影から気持ちだけを伝えるあこと、直接宣戦布告するゆめ。そんな彼女にエールを送るローラ達。
恋愛だけにとどまらず、あこがれや友情、ライバル心まで、色んな気持ちをチョコに乗せて伝える今回の運びは、なかなかリッチな展開だな、と思った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月9日
贈り物を男の子だけの特権にせずに、女の子同士で、もしくは送る側が込める気持ちを乗せることで、巧く門戸を広げたのが良かった。
冒頭のローラの説明から馬鹿げた量のチョコレート、実際のステージの熱狂ぶりと、メインゲストであるM4の持ち上げもイベントの特性を活かし、なかなかスムーズだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月9日
もう一年終わるのに、この他イミングで『アイドルとしてのM4の凄み』を認識するのは遅い気もするが、遅過ぎはしないだろう。
もともとすばるはアイドル活動に非常に真摯で、ここら辺はファンである(ファンでしかない)あこのチョコレートへの対応からも見えるわけだが、同時に年上の男の子でもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月9日
「ちっげーし!」というシャイボーイ・リアクション全開の甘酸っぱい恋を秘めつつ、少年は偶像の責務をまっとうする。
そんなすばるに支えられつつ、ようやく自分のアイカツを見つけつつあるゆめは、男の子よりアイカツに夢中なちょっと幼い女の子で、すばるの微熱には気づかない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月9日
しかしだからといって大事にしていないわけではなく、アイカツバカにとって挑戦状はリスペクトの証明でもある。ローラと同じ立場やね。
背の大きな少年と、まだちっちゃな女の子の認識のすれ違いと、アイドルとして同じ風景を見ている同志愛。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月9日
そこから生じる軋みと熱量が今回は非常に絶妙で、なんとも歯がゆくて切ない、青春の物語だった。随所でゆめとすばるのサイズ比を強調してくる演出、僕好きだよ。
ゆめは恋愛の気配にすら気づかず、ようやく巡ってきたチャンスに向けて必死で頑張る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月9日
心配で立ち聞きしていた友人たち(代表は当然ローラ)に教えたショコラティエの技術が、知らず自分のステージを支える力に変わる尊い贈り物の描写も、凄く良かった。
親切が親切で帰ってきて、扉が開く展開大好き
『あの力』を克服し道を見つけたゆめの新しい舞台として、3Dモデルがリシェイプされた今回のステージは非常に良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月9日
衣装も可愛かったし、その派手さに表情が飲まれていない感じが非常にパワフル。『期待の新星』という作中のスタンスを素直に飲み込める、ゴージャスさがあった。
ゆめの憧れだったはずのひめ先輩の存在感が薄かったのは正直残念だが、すばるとM4、ゆめと友人たち、あとアンナ先生と学園長まで捉えて更にもう一枚乗せるのは、流石にキャパシティーオーバーではあろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月9日
狙ったポイントは非常に的確に射抜いていたので、それが足場になって今後の話にもつながろう
メンターとしての人の良さ、頼りがいをしっかり見せてくれたアンナ先生もそうだが、M4の独自性や強さがハッキリ見えるこの話が、もっと早い段階で来てくれたら、スターズ全体の構成もまた変わっていたかな、と思わなくもない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月9日
無印でいうと95話"夢の咲く場所"にも似た、惜しさを感じる。
しかしまぁ二年目もあるし、今回すばると心を通じ合わせ(もしくはすれ違い)、新たな挑戦に立ち向かったことは、S4戦に挑むゆめにとって、このお話にとって良い足場になると思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年2月9日
何より、僕は結構M4好きなので、奴らが気持ちのいいアイドルで、好きになれる少年だと分かって嬉しかったです。