ツインエンジェルBREAKを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月28日
だいたい導入に必要なことやったし新幹部でテコ入れ! というお話なのだが、蓋を開けてみると吉野裕行が超絶ハイテンションで空回りし続け、なんか異常な興奮のまま走り抜けるという展開に。
ここで可愛いナオンちゃんとか出してこないところがツインエンジェル
今週はとにかくビリーが登場し、暴走し、退場するだけの回で、全てはビリーにかかっている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月28日
なんか永世者っぽい集団なのに、非モテ過ぎて大学から中学に転校してくるし、中身のない自称・理系の天才だし、見事に外した正体予測から縁もゆかりもない中学生に告白して幸せになるし、凄い男だ……。
今回の段取りのすっ飛ばし方はマジ異常で、悪いことする!と決めた二秒後に怪しい空間で人が倒れてるし、優希がビリーに惚れる展開に足場は一切ない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月28日
雑といえば雑、適当といえば適当。しかし後ろを顧みないブッチギリ方で妙な味が出ていると思うのは、俺がツインエンジェルのテンポが好きだからだ。
あらゆることを置き去りにして加速を続ける今回は、とにかくビリーのキャラ性、テンションの高さ、つまり声優の演技が重要になる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月28日
そこで登場する吉野裕行…バカで吹き上がり過ぎの童貞を完璧に演じきり、やり過ぎ感満載フルスロットするで走りきってくれた。よっしんは頼りになるなぁ…。
名前とか年齢とか、ツッコミどころには一応作中でもツッコミが入るのだが、だんだんビリー的な時空に全てが吸い込まれていって、理系の天才のクレイジーなテンポに全てが飲み込まれていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月28日
このパワーで押し切るトホホなドライブ感には独特の魅力があって、『ああ、ツインエンジェルだなぁ』って感じ
何がすごいって、今回メインを張るビリーが主役の二人にはほぼ掠っていなくて、無関係のところでガンッガン話が加速しているところ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月28日
本筋自体はメアリーが悪の幹部としての存在感を高めたり、お兄様の生存確認がなされたり、結構進んでいるのだ。無精髭で時間経過を雑に表す表現力が好き。
しかしそういう、身のある部分とビリーは一切噛み合わない。理系の天才という自己認識からツインエンジェルの正体、コイン集めまで、悪の本質とは全くズレたところで、凄いペースで走りきる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月28日
嵐のように現れて、何もなせないまま恋人作って去っていく。これがツインエンジェルのテコ入れじゃ!
全体的に早いペースで進むので、ビリー以外の連中の受け答えもなんか間が抜けていて、大切なネジを落としてしまったような、でも何事もなく進んでいってしまうドライブ感がたっぷりあって、頭おかしくて素晴らしかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月28日
このズレた感じが岩崎監督作品っぽくて、僕は好きなのだ。
というわけで、変態が登場し暴走し去っていった、嵐のような一話だった。何かとガラブシ先輩に絡めたロールをして、リソースの再利用を狙う姑息さとかホント好き。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月28日
女の子の出番はあんまなかったような気がするし、それはジャンルとして致命的なのだが、そんなことはツインエンジェルには問題ではない
BREAKもキッチリツインエンジェルの系譜だな! ということを確認できる、良いエピソードでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年4月28日
この調子でネジをぶっ壊して、ガンッガン加速していってほしい。向こう見ずな速度でトンチキな人情をちゃんと扱うところが好きなんだ、噛み合ってないのに噛み合わされてる浮遊感があって。