フレームアームズ・ガールを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月1日
最初にして最後のFAガール、電子の妖精アーキテクト登場回と、みんなで仲良く買い物レース回。
実態のないAIガールの儚さ…は最後に本体が配送されてきてぶっ飛び、買い物はアキ子がなんとかまとめて投げっぱなし。全体的にやりたいことやった回だった。
というわけで、倫理レベルはここたまと同等のFAガールたち。ツッコミ役がスティ子以外いないので、油断すると簡単に話がぶっ飛んでいくのがよく分かる回だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月1日
天然・バカ混じりの常識人・知性派だけど欲望剥き出し・邪悪・邪悪・天然・天然という配置だからなぁ…アオもアオだし。
さておきAパートはアキ子登場回。仮想体という設定を受けVRでお話が進行するので、せっかくだからバトル多めで行こう! という塩梅だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月1日
前回好戦的だった迅雷だが、轟雷とのタッグバトルを通じて仲間として受け入れられていることを感じられてとても良かった。
バトルと言っても10歳児のじゃれ合いであり、殺伐とした空気はない。のだが、チビっ子なりにバトルには真剣で、特に轟雷はクールな顔して負けず嫌いである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月1日
販促としての仕事もあるのだが、FAガールのバトルは結構独特な立場を作品内部に作っていて、見ていて面白い。
実体がないアキ子にとっても、VRバトルグランドは特別な場所。一回性の記憶しか持たない儚さと、劣化しない記録を併せ持つ特異性は、なかなか面白キャラだ…と思ったんだけども、最後三十秒で強烈な膝カックンが来て、AIキャラは彼方に吹っ飛んでいった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月1日
FAガールの設定から想起できる物語として、VRの亡霊というネタをやっておきたかったのか、実体のない設定だと今後の活動に差し障るので飛ばしたのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月1日
ともあれ、VRの亡霊はSFテイストがあって面白かっただけに、今回限りは惜しい感じもした。ゲストキャラなら良い設定なんだろうけどねぇ。
FAガールはいわゆるメカ娘の文脈にあるコンテンツだが、他の連中があんま無機質ではないためか、データ重視のロボロボしたキャラを担当。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月1日
人間的機械(『欲望剥き出し』のPCな言い回し)がズラッと並ぶ中で、彼女の無垢さとしっかりした性格は救いだ。
とはいうものの、無垢なキャラは無垢であるがゆえに異常な状況をそのまま受け取り、方向性をぐいっと曲げることは出来ない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月1日
結果、お使いというミッションはアキ子が勝利するものの、話全体は欲望に任せて彼方に吹っ飛んでいく。まーFAガールだしな、これでいっか!(開き直り)
もう組分けの時点で大惨事しか待っていなくて、ボケ×ボケのルンバ組、バーゼを制御しきれない空軍、言わずもがなな双子と、やりたい放題し放題しか待っていない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月1日
モノ壊したり、壊されたりで起伏を作ったのは正直どーかなとも思うが。各話脚本ごとのテイスト、倫理が凸凹するのも女児アニっぽいな。
あおの制御無しで部屋の外に出たことで大暴走と相成ったわけだが、立川のローカルな風景を1、5センチのロボ娘が飛び回るシュールさは面白かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月1日
今回はガールの視点とスケールで、世界が展開される。生っぽい立川も、地面から15センチ、もしくは空中から見ると別天地なのだ。
先輩たちがとんでもないポンコツ揃いなのを確認することで、応用は利かないけども基本はしっかりこなすアキ子の株が上がった…と見るのは、ちと点数上げすぎか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月1日
今後も展開するだろう欲望の嵐の中で、白紙のアキ子は何を学び、何を書き込んでいくのだろう。あんまよくないところは真似するなよ!
アキ子と轟雷はクール系でかぶってるんだが、轟雷が思いの外バ…表に出にくいだけで感情自体は濃いガールなので、住み分けは出来ている印象。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月1日
今後制御役がアキ子に回ると、轟雷のアホさが更に加速しそうな感じもある。それもまたよかろう。たくましく育ってほしい。
というわけで、綺麗にオトすよりも徹底的にかき回し、キャラを暴れさせること重点のお話でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月1日
こういう話が通りやすいって意味でも、短い話二本ってのはマッチした形式なのかもしれん。フル尺つかってギャフン落ちは、ぶっちゃけしんどいからな。