正解するカドを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月20日
"月がきれい"に続く折り返しでの総集編だが、こっちも出来事を時系列順に、コンパクトに纏めたオーソドックスな総集編。
まとめてみると、やっぱ出来事のスケールの割に意思疎通も行動実行もスムーズだ。そこの摩擦に重点するより、別のこと描きたい話なんだな、やっぱ。
総集編はダイジェストでは描かれていないものに想いを馳せて、自分がその作品の何を好んでいるのか見直す作用があるのかな、と感じた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月20日
カドならば、小さな足場をそれぞれ組み合げ持ち寄って、より大きな合意に達する手応えとか、順調に見えて逡巡と試行錯誤が案外多く、面白いとか。
悩んだり推測したり、足を止めて考えたり。問題用紙には表面化しない、問題に向き合っている時のムラみたいなものが、人間の味がして僕には面白い、ということかもしれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月20日
正解の輪郭は初手で掴みつつも、中身を埋めていく過程がけっこう大事にされてるところが好きなんだろうな。
あとやっぱ、この話の笑いが好きだなぁ、と思った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月20日
結構な頻度でギャグシーンも切り取られてたけど、真道さんと浅野さんががっちりハグするところとか、ザシュニナの手を食う品輪とか、独特のテイスト交えて作られた真顔の笑いが、堅い話をしっかり食わせてる。
ファースト・コンタクトSF問題集として、デカい話を扱いつつ、人間のおかしみや美点をコンパクトに積み上げていく筆が、やっぱ好きなんだなと思った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年5月20日
ワム編を終え、物語も新しい局面に入る。カド独特の味わいを忘れることなく、ヒューマニティへの思索を続けていって欲しい。