キラキラプリキュアアラモードを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月4日
ジュリオ編が一段落ついて、さて女の子投入でテコ入れだ! という塩梅の、新幹部お目見え&組織の存在が明らかになる回。
露骨に六人目なシエルも顔見世し、物語のギアが別のところに入る感覚を覚えた。やっぱプリモードは独特だなぁ。面白い。
というわけで、今後話を引っ張ってもらうビブリーちゃんの顔見世をする回。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月4日
楽しいことが大嫌い、でもつまんないのも大嫌いという超絶わがままガールであり、暴力ではなく陰湿な陰口でキラパティを追い込むという、新たな切り口で攻めてきた。
口が災いを呼ぶので、召喚モンスターも口がデカいぞ!
ジュリオが何かを求めすぎて拗らせ、ちょっかい出して答えを探している感じのキャラだったのに対し、ビブリーちゃんは悪意それ自体に溺れつつ、自分を閉ざしている印象だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月4日
将来的には、ノワール様以外の心の拠り所を見つける感じになるのかなぁ。既に狂的な一途さを感じさせてるのはSUKI。
ビブリーが別角度から攻めてきた結果、商店としてのキラパティに陰影が付いたのは面白い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月4日
いいものを作れば、無条件に客が来るわけではない。外向きに開けた広報をやり、手に取ってもらって初めて気持ちは伝わる。そのための努力をするキャラもいれば、インスピレーションを形にするキャラもいる。
一人で煮詰まっていくいちかを見守りつつ、自分なりにできる方法でどん詰まりを打破しようとする五人が見れたのは、チームとしても商売としても良かったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月4日
得意も苦手も、それぞれバラバラな連中が集まって補い合う。せっかくたくさんいるんだから、そういう姿を見るのは楽しい。
相変わらず高校生組が優秀で、真っ先にチラシ配りに走るあきらさんといい、親衛隊を使いこなすゆかりさんといい、『この人らがいれば、子供らも安心だな』という気持ちになる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月4日
ゆかりさんは15分で噂の出本までたどり着き、首根っこ抑えるところまで行ったからな。本気だすとほんと凄いな。
ビブリーがかけた圧力を跳ね返すことで、プリキュアは決意を新たにしていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月4日
『奪われても、何回でも作り直す』という宣言は、スイーツの『造る/作り直す』という特質を巧く拾い上げていたと思う。何度でもやり直せるし、繰り返すことが出来るのが、人間の柔軟な強さなのだ。
ジュリオもいい壁役(兼道化)をやってくれていたが、ビブリーは彼とはまた違った形でプリキュアに試練を与え、それを乗り越えることでプリキュアも真実を再確認し、新しい価値に目を開き、より強くなっていくだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月4日
悪役がちゃんと仕事をするのは、ヒーローの話ではやっぱ大事である。可愛いし。
しいたけお目々がジュリオそっくりなシエルも、ちょろっと顔を見せていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月4日
一言も発さないまま、コンプレックスという形で主役とコネクションを作っていくのが良い。相手がこっちを知らない以上、主役からグイグイ行かないと話転がらないからな。いちかの煮込まれっぷりもよく表現できてたし。
ビブリーが外側からスイーツ(に代表され、プリキュアが背負う抽象的な価値)に挑戦してくるキャラだとすると、シエルは内側から挑戦してくるキャラになるんだろうか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月4日
技量と実績が頭抜けている相手を前に、いちかはどんなことを学び直し、どんなことを教えるのだろうか。交流に期待が高まる。
先々週のゆかりさんを見ていても、いちかの特長が人間の心に滑り込む可愛げ、何か感銘を与える閃きだというのはよく分かる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月4日
ビブリーにしてもシエルにしても、ドジっ子ながらカリスマを持ついちかと交流する中で、何かを手に入れて変わってくれると手応えあって面白いな、と思う。
あんま余計なこと言わないジュリオに代わって、ビブリーちゃんは敵さんの事情を色々公開してくれた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月4日
怪物がいて、幹部がいて、組織だった目的とラスボスがいる。いわゆる『プリキュア』な構図が出てくるのがこの話数というあたりに、プリモードの特殊性が見える気がする。
こっからどういうペースで敵組織を掘り下げていくかは分からないが、それは最初から用意されていた組織を見る楽しさとは、また違った面白さがあると思う。(あって欲しい)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月4日
ビブリーちゃんとノワール様の関係性、ジュリオとノエルの因縁含めて、非常に楽しみだ。
新しい敵役のお目見えとして、彼女に試されるヒーローの新たな輝きを見せる回として、なかなか切れ味鋭いエピソードでした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月4日
幾原邦彦を思わせるシュールな演出も面白く、ビブリーちゃんの魅力も十分以上に伝わった。新展開を迎えるプリモード、今後が一層楽しみですね。
追記
プリモード追記。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月4日
ジュリオがノワール様の命令ガン無視だったということは、命令よりも大事にしたい何かを背負って実験を続け、『スイーツマジクソ!俺を救ってくれない!』と言い続けていたのと重なる。
やっぱジュリオは誰かに助けてほしいが、どう助けを求めればいいか分からない子なのではないか
となれば、ジュリオが復帰した時(そしておそらく妹のシエルと交錯した時)、闘争ではなく対話を、拳ではなくスイーツを用意できるかどうかが大事になるし、その準備はちゃんとできている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月4日
法難を乗り越えるだけではなく、悩める衆生に手を差し伸べることが覚者の大事なのだ。(プリキュア菩薩考)。
ここでもゆかりさんの優秀さが生きていて、『ジュリオ憎し、悪し』という地点を一足飛びに超えて、『あのこのお茶には哀しみがあった…』となんとなーく理解してしまっている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月4日
ので、救済ルートに入ったときもそれを思い出せばいいだけである。用意周到だなぁ。
お星様の『目』を二週連続で見せ、血縁を暗示する演出といい、ジュリオは僕好みの巧さで色々タネをまいてくれている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月4日
ここにプリキュアが絡むことで更に美味しく収穫できると思うのだが、現状繋がり深いのっていちかとゆかりくらいなんだよねぇ。その二人でも十全ではあるが、さてはてどう使うのかな