サクラクエストを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月21日
仲間たちが集い、それぞれ個別のクエストをクリアしていった五ヶ月。凸凹色々あったが間野山のために全力を尽くしてきた時間の集大成!
建・国・祭!!
てな感じで、イヤーな予感だけが積み上がる建国祭準備回。この地道なヤダ味の積み上げはまさにサクラクエストって感じ
1クール目も終わりに差し掛かり、前半を総括しつつ国王に個別エピを回す感じの今回。正直正直うるさい眼鏡、雨宮を鏡役に話が展開していく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月21日
ヨソモンでありつつ間野山のために頑張る(そしてから回る)国王と、間野山から出たからこそ実行力を付けた雨宮の対比がなかなか面白い。
そんな雨宮の国王評は『普通』で『ドラマがない』というもの。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月21日
まぁそうだ。しかしその『普通』さが凛々子の憧れであり救いだったというのは先週描いた所。
それにあの女、全然全く『普通』じゃない部分あるだろ沢山! そうめん機械とか! 田舎の地味なストレスに立ち向かう根気とかさ!
雨宮が外部視点を代表するなら、国王PTは視聴者の気持ちと内部視点を代弁してくれる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月21日
大したことはしてないが、私らの人生は変わった。4話からの個別エピはまさにそこが焦点だったし、商工会議とのすり合わせでは過去エピで攻略してきた人々が味方になってくれる。地道だが無駄ではない足取り。
なの、だが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月21日
ドカンとデカイ花火を打ち上げようとするあまり、そしてマスコミという外部に浮かれすぎるあまり、足元が疎かになってる描写が山と積まれていて、全くもって安心はできない。
人対人の地道な積み重ねが強みだと自分たちで言ってるのに、その強さを忘れてお面被ってザマス言葉である。
まぁ間野山の『でも・だけど』イズムの地獄っぷりは会議で嫌ってほど描写されるし、内側が停滞しきっている以上、外部からの風に期待するしかないのも判るが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月21日
国王PTの『普通』を略奪する外部のカメラがなければ、花火を打ち上げ台に載せることすら無理だったろうしね。痛し痒しだなぁほんと。
ここら辺の内外のせめぎあいで『外』を担当している雨宮が、その実間野山出身のガッチンガッチン田舎コンプレックス持ちだというのは、やっぱ面白い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月21日
『でも・だけど』主義に迎合できないアウトサイダーだからこそ、外に出ていって地力をつけた。今回の放熱山脈はリベンジ・マッチなのかもしれない。
雨宮の熱が国王PTに拡散する様子を『正直』の感染で見せるのは面白かった。好意があるから真似をする。暴走気味だけど、雨宮はいいヤツなんだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月21日
心を許した証に言葉を真似するのは、会長と吉乃のチュパカブラ語でも同じか。いやオメーら、普段そんな喋りしてねぇだろ。そこらへんも外部の狂熱
そういう小さな繋がりはこれまでも大事にされてきたし、それが突破したものでこのアニメは出来てる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月21日
バンドを呼んで、未曾有の集客を狙う過去最大のクエストが、そういうもので支えきれるのか。クソ田舎のクソっぷりと、クソ都会のクソっぷりが激突しそうな次回に嫌な予感しかしない。
国王PT以外も国王の『普通』の良さを理解し、支えてくれりゃいいんだが、地元民は他人事である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月21日
『結局あんたヨソモンでしょ?』と言ってた同じ口で『俺らには関係ない』と言えてしまうのは、まぁ社会的断絶というやつだろう。パーソナルな理解は、それを埋めるには横幅が足りなさ過ぎる。
というか、社会構造の裂け目を個人的つながりで埋めていくには、五ヶ月という時間は短すぎるってことかもしれん。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月21日
地縁、血縁。ヨソモノが持ち得ないロングスパンの資源。千登勢さんが協力を決意するのも、身内の凛々子が本気になっているからだ。ほんと孫に甘いなあのバァさん。
地道な信頼。遅延に基づいた利益共有関係。年単位で積み上げられる共犯意識は、今から手に入れようと願っても無理な相談だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月21日
雨宮が連れてきたバンドは強力なカンフル剤だが、だからこそクソ田舎とは接合してない。客はバンドだけ見て帰るだろ、確実に。
ここら辺に嫌な予感がするのは、看板だけ貼っつけて地元に基盤を置かない浮かれ騒ぎが、過去のエピソードで何回も失敗しているからだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月21日
シュラトみてーな彫刻アーマー。地元の食材を使わないチュパ饅頭。コロコロ言ってることが変わるクソ監督のクソ映画。
そういう浮かれ騒ぎに全力で冷水をぶっかけ、どうにか看板と中身の折り合う場所を見つけて、今できることを真面目にお出しする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月21日
サクラクエストがそういう話であった以上、一話かけて散々に浮かれた今回の続きは、まぁヒデェ事になるだろうなぁという予防線を貼りたくなる。怖いんだよマジ今回ッ!
雨宮が無責任なヨソモンってわけでないこととか、身内によく効く『普通』っぷりとか、PTの仲良し加減とか、戦える武器も描写はされているわけだが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月21日
迫りくる暗雲を前に、徒手空拳でどれだけやれるか。これまでのクエストがどれだけPTをレベルアップさせているのか。色んな意味でまとめになりそう
今回の不安さは全部吉乃に集中する形になっている。吉乃エピだから当然なんだが、あんま吉乃にヒドい結果にはなってほしくねぇなぁ、と思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月21日
いや、国王頑張ってるでしょ。空回りかもしんねーけども、必死で誠実でしょ。そういうのはなかなか報われたいってリアリズムの話なのも判るが、手加減宜しく
銭金の話になったのがまたな~、失敗したときの取り返しのつかなさを予感させて、お腹痛くなるんだよなぁ…まぁそこから目をそらしてファンタジー積み上げる話でもないんで、生臭いゼニ要素出てくるのは良いんだが。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年6月21日
PTと外部協力者の支援を、強く期待したいところだ。がんばれ国王まけるな国王。