Dies iraeを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月3日
今日も今日とて、伝奇街道まっしぐら! ボーッとしてると入れ代わり立ち代わり胡散臭い人が出てきて主人公を誘惑する展開と、血生臭い眼がバイオレンスのカロリー高いサンドイッチ!
ワリと活躍が守られていたシュピーネさんの勇姿…秘技・妖糸ビル斬り…僕忘れないよ!
はい、というわけでね、五話目にしてようやく敵さんの陣営、狙いと用語がかわしまりのを酷使する形でガーッと語られ、胡散臭いガイジンがフラフラ近づいてきては意味深なことを言って立ち去り、主役を養殖する回でございます。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月3日
MMOの裏技みたいな手間をアニメで見せられると、妙に面白いな…。
主役が異常能力にどんどん馴染んでいくのに反比例して、日常担当である香澄の扱いはマジ残酷なことになっていき、自分が何に巻き込まれたかもわからないまま、仕事を螢に取られる形に。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月3日
チュートリアル役とヒロインを合体させた全く新し…ワリと古臭いスタンスで、唸る長口舌、脳を滑る設定説明!
蓮がギロチンと融合するシーンとか、香澄のほくろに気づくシーンとか、色々地味で大事っぽい描写を蹴っ飛ばし、能力と座組の設定をやる螢。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月3日
ダーッと台詞を流すとき必然的に生まれる退屈を、消化させる圧力と凝った演出は当然なく、伝奇エロゲフォラグラと化した僕らは胃に詰め込まれるネタを食う形に
まぁ『日常と非日常』ではなく『非日常と超・非日常』『超・非日常と絶・非日常』の対比がやりたいアニメなので、そこを支える能力の説明は大事だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月3日
黒円卓の人たちは、厄介なバカがエグい能力手に入れた、位の理解でいいだろ。実態とそう食い違ってるわけでもないし。
何かと指を突きつけ、高い所に登りたがるトンチキ女螢を筆頭に、胡散臭いシスターとか、胡散臭い神父とか、色んな人が入れ代わり立ち代わり蓮たんを誘導しようと接触してくる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月3日
心の底から胡乱で胡散臭く、しかも余韻が圧縮されているので不思議なテンポ生まれているのは、このアニメらしいなと思う。
蓮たんが螢をコーチに、積極的に人間離れしていく描写をはさみつつ、遂に姿を表し茶帯くらいのヘイトアーツを的確に使って、主人公の童貞(バキのガイア的な意味で)を奪うためだけに形成されたシュピーネさんが登場! 戦闘! 即死!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月3日
シュピーネさんに望まれる仕事を完璧に果たしての退場、感服だ!
この段階だと蓮たんは儀式を盛り上げるための壁でしかなく、蹴っ飛ばして高い所に上がるにしても、紙の壁じゃあ反動が足りない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月3日
ので、少しは蹴りがいのあるベニヤ板になって、良い踏み台として仕上がってくれよな! というのが黒円卓代表代行の思惑。
一方シュピーネさんは代表が復活するとせっかく巣を作った現世がメタメタにされるので、なんとか狂人集団を乗り越えてバトルロイヤルに勝ちたい! という思惑。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月3日
なんでバトルパートナーとして蓮たんにプロポーズしたわけだが、日常ヒロインを肉ミンチにしてブッかけるキャリー式では断られるわな!
このあたりの『あんたマジ頭湧いてンの? ナチの戦犯って痴呆症なの?』という煽り系交渉術については、一応理屈があったりするんだが、説明する尺あるかなぁ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月3日
まぁそんなの蹴っ飛ばしても状況は進むし、もっと大事なものもすっ飛ばしてるわけで、あんま気にするところじゃないな!!
あんだけ日常日常言ってた蓮たんだが、魂の色は黒円卓側なので、殺すスイッチは即座に入るし、人間やめた大ジャンプは楽々こなすし、四肢をぶっちぎって拘束解除するのも余裕余裕。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月3日
血がジャブジャブ出るグロテスクバトルは、今週結構良かった気がする。シュピーネさんの見せ場も盛られてたし。
主役にそれなりーのピンチを与え、ザクッと覚醒させて、新能力の据物斬りにされて死ぬ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月3日
シュピーネさんの仕事は『噛ませ犬』の四文字そのものなわけだが、物語展開の不自然さを神父の胡散臭い陰謀で包んで、『むしろ狙ってやってます』と食わせるところは、いい感じにヒネてて好きである。
ともあれ、色々圧縮をかけた結果、主役は『静まれ…俺の右手』フェイズから『このチカラであんた殺すぜ?』フェイズに入った。螢相手にほんとに『静まれ…俺の右手』やってるところが凄いよな。真顔でやりきるのは大事、ホント大事。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月3日
今後も展開はバン☆バン☠加速し、厨二病は原液で流し込まれるゾ!
今週はヒロイン回転寿司回であり、日常担当を蹴っ飛ばしてトンチキ私服黒髪女に師事し、額に『意味深』と刻んだ白髪おっぱい女と路上でイチャコラし、夢の中で金髪白痴ギロチン女とキャイキャイもした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月3日
残り三人に未来を感じるだけに、香澄の哀れな境遇に涙出てくる。やっぱ伝奇汁薄い女はダメだな!
アニメがどういうルートで進むかは判らんが、ヒロインとのロマンスに情緒を感じるだけの尺や演出が、グログロ伝奇超人バトル以外に回されるかは気になるところだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月3日
まぁ原作からして人工甘味料たっぷりのエロゲ日常・エロゲ交流なので、ポエジー宿せって言った所で無理かもしれんが。それでもなー。
僕は香澄に思い入れがあるので(負け犬大好き人間とか言うな)、色々保管しながらヒロイン力を脳内で高めることも出来るけども、客観的にそういうポジションに居るか、怪しいところだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月3日
まぁファンの贔屓目と思い入れで、すっ飛んだ描写を保管するのはこのアニメ全部に必要なテクニックだが。
ともあれ、色んな物を犠牲にして主人公は初の殺人を果たし、能力レベルが2に上がった。こっからのインチキ伝奇バトルは更に加速していくぜ!…多分。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月3日
アニメとして適切かは横において、脚本の圧縮精度は凄く高いんだよな。原作自体がアニメ媒介で見せるのに向いていないという、根本的な欠陥…!?
恐ろしい想像はさておき、今後も黒円卓の用意した蓮たんレベルアップ道場は続く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2017年11月3日
加速度的にインフレしていく話と設定のデカさと、キャラクターの地味な感情をどう両立するか。加速していく展開で何が振り落とされるか。色々気になる部分はありつつ、来週も楽しみである。