イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

ダーリン・イン・ザ・フランキス:第3話『戦う人形』感想ツイートまとめ

追記 ダリフラカイジ

ダリフラ、つくづくゴミ人間がゴミ世界でゴミゴミしてるアニメなわけだが、そもそもそういうどうにもならない懊悩に潜り続けて、窒息し続けて、そのうち出れるかもしれないし死ぬかもしれない状況を延々掘り続ける『ロボに乗るカイジ』だという意識を持つと、付き合いやすいかもなと思った。

つまりヒロが「オレたちは…生涯奴隷だッ…!」とか「オレは押さないッ…!」とか「虚竜戦とはもっと泥仕合…愚かなもの!ひりつかなきゃダメなんだ…!」とか「胸を張れっ!手痛く負けた時こそ…胸をっ…!」とか言い出すと、よりカタルシスも生まれるのではないか。(福本先生の台詞力頼りな解決策)

ヒロたちには他人のベンツのエンブレムをへし折る自由もないんだと思うと、ちょっとこみ上げてくるものがあるな。いや、そんな自由いらないけども。 子供らがゴミゴミしてるのは、籠に押し込めてるゴミ世界のせいだもんなぁ。ゼロツーが唯一の空気穴だろうから、はよう風通しよくしてくれや。

カイジは猛烈に負のプレッシャーをかけて『お前らはゴミで、この世界はファックだ』と言ってくる利根川とか初手からいた。ので、『そうじゃねぇ!』と反発もしやすかったわけだが、あの世界のファックっぷりは当然の当たり前で、反発する足場もないまま当然に頭を抑えられ続けている。

かなり普通の物語とは違う作りをしてるから、カタルシスもまた普通ではない形で与える(カタルシスを与えないということ含めて)必要があるわけだけども、かなり難しい手筋になる。そこら辺どうやって来るのか、それとも来ないのか。 さーてどうなるかな、って意地悪な斜め見を始めるか迷う話数ね。