ハクメイとミコチを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年2月9日
石貫會は! 安全、迅速、丁寧、仲良し!!
そんな感じの、一話通してのハクメイ・ワークス回
寡黙で厳しいナライ親方と、ソフトなあたりの副会長、そして絶対無的な奥さんのバランスがいい感じな大工組合に、ハクメイが認められ地歩を固めていくお話。
というわけで、一話まるまる石垣と向かい合うお話であった。色んなサイズの色んな種族が入り交じる現場の空気が、見ていて心地よい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年2月9日
大型輸送車なカテン、ハクメイを何かと抱っこする(最高。二兆億点)イワシ、狭い所に潜り込んで石入れるハクメイ。それぞれの大きさに相応しい仕事がある。
しかしそうと認められるためには、厳しい審査が待っている。ナライのギロリとした眼は、気が逸る若造を冷静に見定める。ツダケン声はヤッパ良いなぁ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年2月9日
時折背伸びもしつつ、積み上げた実力を素直に、誠実に現場で見せていくハクメイの姿が頼もしい。ただの食っちゃ寝ミコチ好き好きガールではないッ!
まぁそこら辺は知っとうが、イワシ師匠が弟子の意向を組んで、それとなーく根回しして居場所を作ってやるのが優しくていい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年2月9日
ああいう心配りがあるから、海とも山ともつかない若造が現場に馴染む切っ掛けが出来て、働きぶりを確認するチャンスがあって、最後の試しがある、と。
ナライが机叩く担当なので、カテンちゃんはカツ丼だす仕事を頑張っていた。優しくて人品が良いってだけじゃなく、巨体を活かしてバリバリ仕事しているのもいい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年2月9日
モットーどうり、みんな迅速丁寧な仕事をこなしつつ、現場はピリピリしすぎず弛緩もせず、和気藹々と(文字通り)結果を積み上げていく。
石貫會のいい仕事ぶりが、そこに席を確保していくハクメイの強さを巧く補強し、キャラを立てていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年2月9日
前半はピリッと厳しい壁役をやりつつ、後半はオチャメなところも見せ、最後はビシっと〆る会長も、いい見せ方であった。全体的な入りと抜きのメリハリが良かったな、今回。
緊張の場面は土方仕事の汗で、弛緩のシーンは塩炒りスイカのうまそう感で。パワーの源命の糧としてメシを描く筆は今回も元気だし、そのおかげでハクヨ姐さんの最強無敵っぷりもよくわかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年2月9日
胃袋掴むやつはつえーよマジ。現場全体管理するナライを、お嫁さんがしっかり管理し、スムーズに流していく
そういう分業力は、今回はサブに回ったミコチにも及んでいて。憧れの職場で緊張を強いられるハクメイを受け止め、ケアし、送り出すバックスの役目を、見事に果たしていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年2月9日
家でとどまらず、現場に出て交流を広げているところが、なんかいい。
ここまでの分割形式ではなく、『石貫會』で一話通したことで、そこが厳しい緊張の場所であると同時に、自分を預けてリラックスできる弛緩の場所でもあることが、巧く示せたと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年2月9日
張り詰めてばかりじゃ疲れ切ってしまうけど、でもそういう張り合いがあったほうが、生きるという行為は豊かだ。
ミコチの待つ我が家と、危険もある現場。矜持を込めた仕事と、それを完遂した後の宴。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年2月9日
ハクメイが手に入れた仕事には色んな表情があって、その全てが矛盾せず、一つのものとして彼女を支えている。そういう統一感がよく出ている構成だったと思います。
話数を跨いでの統一感を巧く出すアニメでもあって、イワシの草履がちゃんと修繕されたままだったり、石割工法を寝不足仕事のメモの時点で考えてたり、いろいろ細かい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年2月9日
寝不足注意されたメモだったけども、後々ちゃんと役に立つところが、非常にハクミコっぽいなぁと思う。
そんな細やかさが、風來気質のミコチが定職を得た達成感、職場たる石貫會の気持ちよさを巧く支える、妖精プロジェクトX回でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年2月9日
原作でも好きなエピソードなので、非常に丁寧にアニメにしてくれてよかった。みんなで石垣を作っていくシーンのみっしりとした手応え、非常にグッドです。来週も楽しみ。