ラストピリオドを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月18日
超絶ゆるふわメタネタ毒混じり異世界冒険譚アニメ、二話にして早速肌色系のテコ入れッ! 荒れ狂うお肉、何の前触れもない温泉パート、世知辛い銭金…どこに行ってるかさっぱり分からんが、何がしたいかはなんとな~く判る、胃袋に負荷が少ない系アニメ、今日も順風満帆!
そんなわけで、二話にして『いつものラストピリオド』が確立されてきた感じもある岩崎アニメ最新型である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月18日
程よいお色気、ザックザックとした展開、ちょこを窓口にした辛辣なメタネタ、場を引っ掻き回すワイズマン、たっぷりのほのぼの。
これを混ぜこぜにして火にかけると、『いつもの』が出来る。
開幕五分で戦闘と温泉ノルマをぶっ飛ばし、予告で見せた範囲を終わらせちゃうスピード感と、世知辛い状況のはずなのにそこまで切羽詰まらず、ダラダラゆるゆる幸福に過ぎていく日常。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月18日
緩急が切り替わるのではなく、高度に同居する独自の触感が、岩崎良明ファンとしてはありがたくてたまらない。
可愛らしいキャラデザと、暴力の少ない展開。ゆるさ溢れる展開なのだが、色んな所に毒が仕込んである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月18日
PTで唯一眠らず、荷物も背負わない…冒険者≒人間のスタンダードから外れてるちょこは、一体どんな設定背負ってるのか、とか。
ワイズマンの三人がガチでハンディ持ちっぽい、とか。
ダウナーなときの田村ゆかりが荒れ狂う、ちょこのメタネタ。課金導線を積極的に否定していく話運びといい、露骨にソーシャルゲームの比喩な『寂れた温泉』といい、このアニメの態度は常にシニカルだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月18日
『緩やかなソーシャル』を重視するアドバイスとか、妙に切れ味あるんだよな…。
嘘っぱちコンサルのいうとおり、『温泉街』はアニメで聖地巡礼で逆転ホームランである。しかしそれは、『温泉』という本分をしっかり充実させてこそ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月18日
広報と内実は一心同体、両方仕上がってこそヒットも生まれる。ついでにモンスター騒ぎのゴタゴタで、コンサル料は踏み倒しだ!
本家のゲームが『寂れた温泉街』なのかは分からんが、このアニメも一応ゲームのテコ入れ要素のはず。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月18日
なんだが、世界設定もどういうジャンルのゲームなのかも、見ててもさっぱり分からん。緩めのトンチキコントを、可愛いキャラがモリモリやってくれるとしか思えない。
『しかしまぁ、それはそれで面白そう』と思えたなら、広報としては成功なのだろうか? それは今後のセルラン順位、MAUの変動、ガチャにぶっこまれた現金だけが教えてくれる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月18日
ソシャゲアニメとしての自己像を、緩い展開の中でシニカルに相対化する視点に、安全圏はない。
そういう冷たい部分を、可愛らしい絵柄には不釣り合いな気合満開お肉描写と、二回目は結構しっかりやるバトル描写が、巧く覆っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月18日
ほんとお肉描写、気合入ってたなぁ…ワイズマン三猿の体型が書き分けられていて、イワザルちゃんが肩幅ガッチリ系だったりしたのは面白かった。
骨折り損のくたびれ儲け。冒険者のドタバタウロウロは、結局色違いのコモンモンクが増えただけで終わった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月18日
『家事頑張ってやってくれてるし、星一でも良いんじゃねぇの?』と思えてしまうあたりが、ラストピリオドのゆるふわ魔力である。戦闘能力より人格。バトルソシャゲ全否定である。
今後も四人と三人+一匹の珍道中は、ドタバタと絡み合いつつ進んでいくだろう。次回予告は絶賛コラボ中”ひぐらしのなく頃に”新作映像だよ!https://t.co/58emI2nP45
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月18日
…そろそろ本気で頭がおかしい部分をむき出しにしてきた『いつものラストピリオド』、来週もどんだけ緩くてヤバいか、とても楽しみです