アイカツフレンズを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月26日
芸能人はブランドが生命!
アイドルとして本格始動を始めたあいねは、自分にマッチする衣装を求め、あらゆる場所でグイグイ前に出ていく。
そんな彼女の光に照らされて、一度はくすぶっていた情熱の炎が蘇る。初のソロステージの行方はいかに…というお話。
というわけで、フレンズ初のブランド回。コンテに京極監督を迎え、笑いありほとばしるセンスありの、切れ味鋭いエピソードとなった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月26日
ここまでアイドルの先輩としてあいねを牽引していたみおが後方に引いて、あいね自身の推進力の強さ、落ち着いてサポートもやれるみおの懐の深さが見れる回ともなった
千春さんのデザイナー再起話も同時進行する、結構忙しい話であるが、スパッと画面を切るかしいだレイアウトが随所でうなり、ヴィジュアルの強さでグイグイ飲ませる作りになっていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月26日
ほんと京極監督は、カメラアングル一個でスパッと切り落とす感覚が鋭い。
さておき、話としてはあいねの圧倒的グイグイ力がまず目立つ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月26日
良いと思ったらまず行動、転んでもただでは起きない。誰とでも友達に慣れてしまうハードルの低さ、他人の懐にすぐさま滑り込める親しみやすさ。
『友達百万人』をコミカルに扱いつつ、あいねが持っている強みが分かりやすくなっていた。
敗北の苦味よりも、友だちが増えた喜びを。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月26日
あいねのポジティブな認識は、まだアイドルの陰りを知らない幼さが生み出してはいるが、しかし彼女特有の強みだ。
その光はステージによって増幅され、『アイドル』として様々な人を引きつける。誰の心にも滑り込んでくる、好感度バツグンのトモダチ系。
そういうアイドルとしての『型』を、ソロで頑張るお話の中でちゃんと見せたのは、今後その『型』に従って飛躍していくだろう物語を考えると、大きな布石だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月26日
にごりなく、明るく楽しく前向きに。主人公が背負うべき作品の気風も、今回の歩みでよく感じ取れた。
ここら辺の気配は、コミカルな演出のタイミングとセンスが大きく後押ししていて、オーディションの天丼と可愛いあいねまんじゅう顔とか、恋愛だと勘違いしたときのみおの崩し顔とか、ペン様にキュンキュンしてる表情とか、『抜き』の描写がとにかく上手かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月26日
あいねがゴリゴリ前に出る作りだったけども、要所要所でこれまで見せなかった表情が浮かんで、みおにとっても良い回だったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月26日
事務所で頬を釣っ付き合ってぷにぷにぷにぷにしてるシーンが、多幸感に満ちてて好き。もうフレンズじゃん!(まだです)
そして今回のエピソード、もうひとりの主役とも言えるのが、一度挫折したデザイナー志願の千春さん。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月26日
一点の曇りもないあいねの光に照らされ、敗北を知った彼女も新たなる挑戦へと漕ぎ出していく。そういう場所へ引っ張り出す強さが、『アイドル』友希あいねには備わっているわけだ。
あいねの能天気一本で引っ張ると、ちょっと軽くなっていたかもしれないお話が、千春さん周辺の陰りで巧く重力を与えられて、いいバランスで進行していた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月26日
夢は必ずしも叶うわけではない。それでも、折れた翼を心から信じ、もう一度羽ばたかせる力があいねに、『アイドル』にはある。
あいねのキャラを曲げることなく、どうしても世界に存在してしまう陰りと、それを照らす強い光を書く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月26日
サブキャラクターの見事な配置によって、フレンズ世界に奥行きが出る話だったと思う。千春さん自身のデザインが良くて、キャラとしての引力があるのも素晴らしい。
ほんとあいねがナチュラルに間合いを詰めて、年下のポジションから百合柔術でグイグイ行くムーブがあまりにも力強くて、『あー、これはズブズブですわ…失ったはずの光を年下女の笑顔に見る流れですわ』と、勝手に二億回くらい頷いていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月26日
明暗の象徴も、印象的にコントラストを付けた絵の強さでしっかり見せて、つくづくコンテの強さが生きる回であった。基本ヴィヴィッドな光が支配してんだけど、千春さん周辺だけ濃く陰るのね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月26日
千春さん共々、京極監督が定期ローテに入ったらマジ無敵だけど、どーなるのかなぁ…。
『アイドル』にとってのブランド、衣装の意味も、どう見ても一目惚れな寝床でのカットインとか巧く使って、しっかり見せれたと思います。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月26日
今後あいねは『アイドル』を、 Sugar Melody feat 千春さんと二人三脚で歩いていく。その第一歩として、情熱と光に満ち溢れた、素敵な回だったと思います。
着実に歩みを進めているあいねですが、そんな彼女を狙う鋭い視線。次週は新キャラ・舞花ちゃん登場回ですが、まず『絵』が強いよねあの子…パット見のヴィジュアルで『勝って』る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月26日
フレンズはそういう部分の勝ち方がかなりパワフルなのが、強いところだと思います。
しかしキャラは行動で生きもすれば死にもするわけで、どんな情熱を『アイドル』に向け、何が強みなのかしっかり見せなければ、せっかくの顔もダイナシ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月26日
そういう中身の魅せ方がかなり巧いことを、今回のエピソードが教えてもくれました。この勢いを引き継げるか、来週も楽しみですね。