ペルソナ5を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月30日
あなたのココロ盗みます。手に入れた不思議な力の意味と危うさ、両方を抱きしめつつ、青年たちはパレスを駆ける。牙を研ぎ澄まし、リビドーが形となった怪物と争い、お宝盗んで改心完了。
作品の脂っぽいヤバさを教えてくれた鴨志田先生とも、ようやくお別れな第1章完ッ!
というわけで、VS鴨志田編最終章である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月30日
アイテム集めてTALKして合体して、メガテンっぽいシーンが沢山あるかいだった。超かっこいいデザインだったアルセーヌさんが、あっという間にツボの化物に変化する流れには、デザインアドだけじゃ世の中渡っていけない世知辛さを感じるね…。
悪魔カモシダとその玉座のデザインは、なかなかに悪趣味でよかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月30日
女体ゼリーをバクバク食べ、どう見てもファルスな長い舌をベロベロし、深海魚めいた瞳で周囲を睥睨する。醜い怪物は、カッコいいペルソナと同じように心理深層に潜む、もう一つの自分、あり得る可能性だ。
そういう意味では、怪盗団は倒すべき敵と同根の力で正義をなす。ヒロイズムの基本をしっかり抑えた設定で、超常パワーを手に入れているとも言える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月30日
手綱を失えば、心の力は簡単に暴走する。だから壊すのではなく、力を奪って戻すことが解決となる。
鴨志田も当たり前に弱くて、普通に良心もある。しかしその行いはあまりに沢山の人を傷つけてしまった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月30日
それに『死んで償え』ではなく『裁かれろ』と言うあたり、怪盗団はアナキストというよりはモラリストである。大きな倫理を信じているからこそ、社会の自浄作用にも期待できる。
しかし心の怪物をぶっ壊し、一晩で完全改心させる荒業説得は、どう見てもヒトの所業ではない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月30日
黙って見てても状況は良くならない。怪盗団がやらねば誰がやる。そのヴィジランテ的志向は、最初の事件は物事をより良い方向に導き、日常の範疇に収まった。
次回以降、ラストカットで予告されたように仲間が増え、あるいは第1話冒頭のように社会全体が敵に回りもするだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月30日
怪盗団が身に着けた、ペルソナという異常な力を社会が、怪盗団自身がどう受け止めていくかは、今後物語を掘る中で見えてくるのだろう。
ストーリーは相変わらずモナCHANGが巧く道筋を立てて、一番モチベが高い杏殿がバチッとシメる形に。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月30日
友人を自殺未遂まで追い込んでしまった罪悪感が強く出ているあたり、悪党の衣装も内面の現れなのかねぇ…適切に自分を裁いてほしいけど、そういう機能が不全な社会と自己へのイメージというか。
モナCHANGは猫モードでもSDモードでもやっぱり可愛らしく、今後もニャーニャー言ってほしいと思った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月30日
ジョージ声のマスターが、既にぶっきらぼうの仮面の裏に隠した猫大好き人間の善性をモリモリ漏れさせていて、今後の立ち回りを期待させる。女医さんっぽい人と言い、話の種を蒔くねぇ。
形に現れないココロに潜り、色々書き換えてしまう怪盗団の戦い。それを悪用すると色々ヤバそうでもあるが、ともあれ最初の戦いは加害者自身にも救いを与える形で、綺麗に収まった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年4月30日
次なる事件は一体何か、新たな仲間はどんなやつか。来週も楽しみですね。