アイカツフレンズを見る!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
カツ!のセクシーはトンチキ担当!! ピンク髪のバーニングハート、属性盛りすぎな蝶乃舞花のお目見え回は、ハイテンションでつっ走る元気なエピソードに。
持ち前の勢いで押し切りつつ、あいねのグイグイくる強さをしっかり描くエピソードでもあった。
というわけで、舞花CAHNGのDebut回である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
想定の五割増しくらいトンチキ人間で、お話もトンチキが数珠つなぎになって展開する元気な話であり、しかしお仕事としての地道な下積み感もちゃんとあるという、なんとも盛り沢山な仕上がりだった。
舞花だけでなく、LMとアイネも彫り込めてたな。
冒頭、サッカーの試合に舞花が抱いた感想が、今回のエピソードを貫通する柱である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
『勝ち負けよりも、自分を燃え尽くすこと』
アイドル一年生なまいかは、今回初の敗北を味わうわけだが、舞花からその精神を受け取ることで負けから学んでいく。
LM限界オタク・みおの超絶早口を『色々教えてくれてありがとう!』と受け取り、緊張のオーディションを学びの場に変える。そして別の友人候補と繋がった時、学んだものを分ける。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
あいねの素直な感受性、学習能力の高さは、色んな人の心に突き刺さり、トモダチとして、アイドルとしての可能性を高める
濃口な舞花にどうしても目が行くが、あいね初のオーディション(とその後)を追うと、『いかにして負けて、いかにして明日に繋ぐか』という軸がしっかり入っているのが判る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
これは今後大きく羽ばたくだろう主人公の、サクセスロードに説得力を与える描写だろう。
あいねは名無しのモブも、メインキャラクターも区別なく声をかけ、良いところを見つけて褒める。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
おもねったり媚びたりするのではなく、ナチュラルにポジティブな側面を見つける目を持っていて、それを言語化して相手に伝える度胸がある。
やっぱり、そこがフレンズ主役の最大の強みだ。
同年代も大きなお姉さんも、ガンガン踏み込んで心に突き刺さる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
それはアイドルとして結果を出すためではなく、ただただ友だちが増えるのが楽しいから。
その打算のなさが人を引きつけ、『あいねの女』を増やしていく。Dolce連載だったら、とんでもない地獄百合が咲き誇ってるところだよ…。
お仕事回ということで、一回限りの女の子との交流が色濃く描かれていたのもとても良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
あいねはとにかくバイタリティに溢れていて、既にある関係性では我慢できない。どんどん広がって、どんどん繋がりたいという欲求が、色んな可能性と結びついていく。
舞花との強い出会い、ミライさんに一目置かれる描写は、今後ネームドで回していく物語の、大事な足場になる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
しかしそういう『生きた布石』だけで物語を埋めると、狭くて窮屈な話にもなる。なので、今回どうでもいいモブにあいかが真摯に向かい合い、自分の精一杯を与えていたのがとても良かった。
そんなあいねが今回魂を交わらせる女は、まートンチキの塊みたいな面白アマで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
ソイヤソイヤで腰高スキニーで空手キックでおばけが嫌い。確実に過積載であるが、この超絶濃口感は『アイカツ!』という感じが強くある。寺の前での会話とか、マジでクレイジーだったな…。
結果より過程、とにかく前に出て燃え尽きる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
第1話でみおの生真面目さ、そこに焼き付いた情熱から心を動かされたように、あいねは舞花から『なにか』を受け取る。
接点のなかったアイドルたちが魂で触れ合い、お互いを変化させる物語には瑞々しい変化があり、やはり面白い。今後もガンガンぶつかれ、
面白いのは、舞花自身が完全燃焼スタイルを途中で忘れてしまうことだ。(その過程がかなりザックリなのは、勢いを生むための必要経費…ってことにしておこう)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
自分は方向音痴だから、お化けが嫌いだから。
そういう固定観念で、最後の戦いに向き合わないのは良くないと、あいねは発破をかける。
失敗を恐れず、己を燃やし尽くす。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
舞花があいねに教えたものは、ちゃんとあいねに帰還して根付き、舞花自身がそれを見失った時戻ってくる。
価値観や意味は明け渡され、育まれ、別の形で他人から受け取られるのだ。そういうキャッチボールが、舞花を夢の舞台へ導く。
車から降りて走る、その姿勢のアクティブさ。MCの切れ味。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
名前の通り『華』がある舞花の、ゴージャスな派手さがよく描かれ、彼女の『武器』が見えやすいエピソードだったとも思う。
しかしそれは一度失われかけて、あいねによって再獲得されたものだ。自分らしさは時に、他人の中にある。
そういう相互の関係性、与えられ受け取り育みまた与える、友情のフィードバック・ループがトンチキな展開の中にあったのは、非常に良かったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
ライバルに、友達に、あるいはファンに。相手を変え、少女たちはその豊かな感受性で様々なものを受け取り、また分け与えるだろう。
今回はあいねも舞花も、己のステージを掴み取れなかった。誉れの舞台に立ったのはあくまでラブミーティアだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
しかしいつか、『アイドル』として高い場所から己の光を投げかけ、観客に『なにか』を受け取ってもらう日が、アイドルを題材にしたこのアニメには必ずやってくる。
その時必要な内面の光、それを輝かせる表現力、投げかけ受け止められるコール&レスポンスの心地よさが、上手く予感させられるエピソードだったと思います。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
あいねと舞花の間にあった相互作用は、既に二人の間をはみ出し、一緒に仕事をしたアイドル、舞台袖で見ていたミライさんに飛び火している。
一瞬一瞬を全力で燃え尽きるその姿勢が、より大きな可能性に繋がっていく。下積み段階でしか描けない未来の予感と、弾む可能性、出会いの喜びがみっしり詰まった、とても良いエピソードだったと思います。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
やっぱ、異質な者同士が出会い、お互い影響されてパワフルに前進を始める話は、見てて心地いい
まだ仕事としての『アイドル』を真剣に受け止めきれない、エンジョイ勢ゆえのあいねの柔軟性とかも、今しか見れないものかもしれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
とにかく『アイドル』をしていること自体が楽しくて、負けたことの苦さよりも、戦った喜びが先に立つ。そんな時代をいつか、あいねも脱して行くのだろうか?
それは未来の話として、次回は四人目の女、黄色の系譜を引き継ぐ日向エマCHANGのDebutエピソードである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
コミュ力お化け、ストイックモンスター、情熱の怪物。先行して描かれた三人はなかなか鮮明なキャラをしているが、そこにどういう色を落とし、どういう強みと個性を見せるか。来週も楽しみですね
しかし舞花はあんだけトンチキ女なのに、腰の高さと意志の強さを強調するデザインが生きて、ちゃんと『かっこいい女の子』になってるのは凄い。足がスラッと長くて、内側から視線を跳ね返すパワーがある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月3日
フレンズの『絵の強さ』を自覚し、武器として積極的に振り回すスタンスはホント強いなぁ。