ガンゲイル・オンラインを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月6日
凶気の銃撃祭・スクワッドジャムもいよいよ佳境。まさかの裏切り、加速する狂気、飛び交う銃弾! 生き死にの境界線で戦士の魂は覚醒し、P-90はファンシーな声で語りかける。
VRFPSに魂焦がすトンチキ共の、ヘンテコで爽やかな青春絵巻、一つの幕。
というわけでSJ最終決戦である。興津さんの超熱演あり、一人でも戦士として闘いきるレンの決意あり、アマゾネスとの死闘あり、アクション満載熱量高め、決着にふさわしいエピソードであった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月6日
アマゾネス達が銃器をソ連系で固めてるのが、こだわりを感じてよかったな。ビゾンアニメでは初めてみたなぁ
色々あった回だが、とにかくMさんのテンション高すぎる絶叫が面白すぎた。呑気にヴァーチャル殺し合いをみんなが楽しむ中、一人リアル生死がかかったソロSAOプレイヤー。ホント、ピトさんキチやな…そんな女に付き合って、生き死にの境界線まで踏み込んでるMさんもまぁキチや…垣原組長クラスのMだな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月6日
Mさんのリアル事情は、ピトさんのリアル事情を描写しきらないと見えない部分でもあって、参加できなかった今回はそこまでしっかり描けない、という感じかなぁ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月6日
次も楽しいVR殺し合いはやるだろうから、そん時正体確認含めて、色々事情を公開する感じか…すげーろくでもなさそう。空談師みたーい。
限界状況に精神をすり潰されたMさんを置いて、主役は魂ひりつく戦場へと戻っていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月6日
極限状況を積極的に飲み込み、隠れていた戦士の魂を目覚めさせていく流れは、正統派スポ根の趣がありなかなか良かった。やってることが不謹慎極まりないデスゲームゲームなの含めてね。
世に胸を張って『VR殺し合い、やってます!』とは当然言えないが、しかしそんな世間の目とは関係なく、血の流れない殺戮は楽しい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月6日
そんな裏腹な感覚がGGO最大の魅力なんだなぁというのが、殺人ウサギとしてバリバリ覚醒していくレンの姿から見えてくる。それは歪んででいるが、妙にアツい。
ヘタレた仲間の手を離しても、自分の限界を試したい。仮想の楽園だろうと、そこが私の居場所だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月6日
一種の開き直りなんだが、レンが決戦の中で見つけた答えにはなんか説得力があって、その後の奮戦含めて見ていて楽しかった。トンチキでも歪でも、それでいいじゃないか。
アマゾネス達も、彼女たちなりのストレスと絆、開き直りを込めて銃弾を撃つ。そのお互い様で必死な姿が、妙に純粋に見えるのが、題材の血生臭さと裏腹な爽やかさに繋がっているのかもしれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月6日
五対一。普通に考えれば勝ち目はないが、逆境こそが主人公を覚醒させる。P-90も喋る。頭おかしいんじゃ…
レン最大の武器である『速さ』を最大限活かしたアクションは、VRらしい嘘を最大限活用しつつ盛り上げつつで、大変良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月6日
ちとラッキーに頼り過ぎな感じもあるが、そこも引っくるめて『ゲーム』というべきか、極限の闘いを最後に左右するのは運、というべきか。
残弾、HP、Mさんの復帰。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月6日
レンが抱えるリソースが残りどれくらいなのか、丁寧に確認しながら進めるアクションは懇切丁寧で、巧いことギリギリ感を出していた。
セリフで説明するシーンも細かく交えつつ、描写で判らせる場面も多めで、複雑な混戦なだけども混乱することはなかった。
戦いすんで日が暮れて。誰も死なない平和な殺し合いは、楽しく幕を閉じた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月6日
VRモノの醍醐味である正体確認も最後にちゃんとやって、小さくなりたいデカ女と、デカくなりたいちびっ子の現実と虚構が交錯する。それはあくまでゲーム。不謹慎で危うく、だからこそ面白い銃弾の祝祭。
相当なイカレ野郎どもが集まっているわけだが、誰に迷惑かけるわけでもなく、仮想の『軽み』を最大限活かして楽しむ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月6日
それが現実の充実にも繋がり、小さな変化が生まれていく。『ゲーム』の楽しさと充実感を真っ直ぐ肯定するラストで、とても良かったと思う。
Mさんはリアル死がかかってたわけだけども、まぁピトさんと合意の上でのプレイなわけで…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月6日
『クソ変態のハードコアSMカップルにも、狂気を秘めたコンプレックスの塊にも、自己実現のチャンスは与えられるべきなんだよ!』という高い志があるのか、ないのか。そこら辺はよく分からん。
しかしまぁ、現実に発露してしまえば犯罪にしかならない欲望を、制御し加速させ実りあるモノに変えられる『仮想』の強みは、レンが優勝するまでの歩みの中で、なかなか面白く見せれたと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月6日
その捻れ方、爽やかさ、前向きさが、この作品の味わいであり強みなのかなと、一つの幕が下りて感じた。
次回総集編リフレインを挟んで、トンチキ共の狂宴は続く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月6日
今回はMさんをいちびるばかりだったピトさんも、おそらく正式参戦するだろう。アマゾネスたちもマシンガンバカも、黙ってはいないはずだ。新たなる敵も顔を見せるかもしれない。
そんな銃弾バカ達の未来が、今の自分は結構楽しみである。
仮想はしょせん仮想。しかしそれでも、あるいはだからこそ、出来ることがある。どうにもならない身体コンプレックスを乗り越え、レンは髪型を変えた。それはVRの銃弾が与えてくれた、現実の勇気だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年5月6日
そんな小さな一歩が、妙に喉越し爽やか青春日記で良かったです。来週も楽しみですね。