Phantom in the Twilightを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月31日
冷静沈着な知恵袋でメカクレ男子で銃使いでキョンシー！
今回は属性盛りすぎな3人目、トウリュウの個別エピソード。
日常の中で育まれる交流あり、個性の出たアクションあり、主人公の発見と決断あり。
作画ちょいヘニャだが、良いエピソードだった。
つーわけで、メイン男子に一話割り振るフェイズ、最後を飾るのは銃撃殭屍トウリュウくんである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月31日
他の二人がわりかしプレーンな設定なのに対し、現代風アレンジアリ、癖の強い設定アリで、ファントワ独特のキャラだなぁと思う。こんぐらいごたまぜな方が、テイスト出て良いわ、
このアニメは古いオカルトと新しい技術を並列で扱い、混ぜ合わせることで独自の味を出してる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月31日
ウェインがドローン使って状況把握するところとかは、式神の最新版だろう。同時にヘイシンはオールドスクールな紙の式神を使い、巫術で状況を監視する。
現状に適応するか、古代の闇を守るか。アンブラにもいろいろスタイルがある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月31日
トウリュウも使役ゾンビという殭屍の性質を、巧いことロボットに置き換えて現代風リファインをされてるキャラだ。“♪敵に渡すな大事なリモコン“って感じ。自爆兵器も積んでるし。
使っているのも銃器だし、古いオカルトの中の最新鋭を引っ張り上げて、キャラ記号にしているわけだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月31日
それは『現実との共存』を大事にするトワイライトにも通じていて、主役が属する組織の性質を、キャラの立ち居振る舞いで教える形にもなっている。ここら辺の共鳴が、『らしさ』を感じる理由だろうか
そんなトウリュウをヒロインに据えた今回、軸になってるのはリージャンの偉大さ、その影に取り込まれたトンである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月31日
軽功使いこなし、銃弾も気で弾く肉弾系女傑。機械に生きる意味を与え、伝説を生み出した偉大な魔術師。血縁として運命の子供として、トンは自動的にリージャンと比較される。
なかなか鬱屈しそうなところだが、持ち前の負けん気と明るさがいい方向に作用し、トンはとっとと自分らしさにたどり着く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月31日
ピンクの芋ジャー着てても、ズボラに過ごしていても。諦めない勇気と、仲間を助けようという優しさがあれば、トンはいつでも主人公だ。
ガンッガン物理戦闘もするぜ！
超絶あっさりコントロール札生成していたのは少し笑ったが、“曾祖父母超え“が一つの軸になるだろう物語、その初動には良い見せ場だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月31日
あの札は単なるマジックアイテムではなく、殺戮兵器を人間に変える奇跡。力よりも心をトウリュウに与えることで、トンは偉大な魔術師に並んだわけだ。
『暴走兵器に人間回路』という文脈も、ロボット的というかメタルダー的というか。ロボでやるとベタ過ぎる流れだが、オカルト風味を一枚噛ませることで独自性が生まれ、面白くなっている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月31日
今後もこういうアレンジを多めに入れて、このアニメ独特の味わいを前に出して進めて欲しい。
もう一つ特徴的だったのは、緩い日常シーンがいい感じだったこと。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月31日
偉大なるリージャンとは違うけども、怪物と平らに付き合い、構えることなく肩を並べるトンの生活は、なんだか楽しそうだった。
アフォガート一つでイケメンとの距離感を見せたのは、結構好きなシーン。ヴラッドくん、ちょい距離あるな
あそこでツンケン堅い感じを強調しておいたことで、『仲間なんだ、助けてくれ』と頼み込むシーンが良く映えていたし。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月31日
やっぱ当たり前の日常シーンをいい感じに積むと、決意を要求される非日常がビッと立って、お互いを引き立てる。闇と光の対比は、作品の扱うネタを考えても大事だ。
アクションシーンはちっとヘニャったが、銃使いというキャラを活かし、個性の出る組み立てだったと思う。暴れている内に武装が強化されていくのは、異次元銃術使いのたしなみというか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月31日
都合のいい結界とかで周辺被害がごまかされないと分かったのは、作品のリアリティレベルを知る上で大事かな。
乙女ゲーっぽいシーンも思い出した様にやってて、少し微笑ましかった。トンが男前力高い上に、男衆も脂っぽいアピールしないんで、うっかり見てると忘れんだよな…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月31日
トウリュウはただでさえ要素多いのに、口うるさい執事属性まで抱え込んで、高速走ってたら過積載で捕まるレベルだと思う。
というわけで、ここまでとちょっと風味が違うトウリュウエピでした。脚本が丸戸さんからアサウラさんに変わった影響かしら…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月31日
シーンごとの意図が明瞭で、キャラと状況を食べやすい作りでした。リージャンの伝説を引き継ぎつつ乗り越える、トンのメインクエストが分かりやすくなった感じ。
まぁそことはあんま関係なく！ シンヤオとクリスのロマンスは進んでいくんだがな！！ あそこは素直に乙女で面白かった。今後もキャイキャイしろ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年7月31日
メインの個別エピが一通り終わり、次回からは怪しい事件を追っかけていく感じか。英雄候補トンの冒険がどう転がるか、次回も楽しみです。
