衛宮さんちの今日のごはん を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月2日
夏のエプロンボーイ物語! はちょっとお休み、8月は遠坂邸で展開するお料理Fate。
運命に弄ばれた姉妹が、ようやく手に入れた平穏。チャーハンの具材一粒一粒が踊る狂気の作画が、細やかな仕草の芝居が、熱い夏をさらに加熱する…幸福感で死ねッ! ていうお話。
というわけで、士郎がキッチンに立たない8月の衛宮めしである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月2日
月イチ12分というかなり変則的な構成ながら、衛宮ごはんはこっちが飽きないよう結構変化球を混ぜ、しかしベースとなる日常の暖かさ、穏やかさは大事に進めてくれる。地味にシリーズ構成が巧いアニメだ。
わざわざ遠坂邸の美術設定をバリバリ起こし、顔が簡単作画になるくらいの中間距離でドヤ顔しながらカメラ回す。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月2日
地味にカロリー使った上品な作画力が好みであるが、ドヤ顔するだけで終わらず、仕草の細やかさがキャラの可憐さ、メシの美味そう感に繋がっているのが、やはり良い。
士郎軸だと日常の手触りを出すのに使われている、細やかな芝居の作画。今回はポニテをゆったりエプロンを付けたり、凛と桜のガーリィな仕草を細かく切り取り、匂い立つような可憐さをアニメートさせていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月2日
衛宮めしの柔らかな筆で描かれる筆は、油っぽさがないのに可愛らしくて、とても良いし好きだ
Fate本編だと、遠坂姉妹の穏やかな日常ってあんま切り取られないので、『俺たちが見たかった解毒済みのFate』たる衛宮めし、その真骨頂とも言えるキャイキャイである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月2日
そのワリを食って士郎の出番は少なめだったが、大丈夫さエプロンボーイ。俺はお前が好きだよ…(キモい告白)。
さておき、凛ちゃんさんの得意ジャンルである中華。ハンディな手触りを大事にする衛宮めしらしく、選ばれたのはチャーハンである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月2日
身近なメニューとレシピであるが、圧倒的なクレイジー作画力が思う存分うなり、ギッと存在感を高めて美味そうであった。身近なだけに、味が想像しやすいのがいい。
相変わらず仕込みと下ごしらえを丁寧に切り取る料理アニメで、助手に回った桜の細かい手助けも、しっかり描かれていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月2日
あの二人が阿吽の呼吸で、皿を出し食材を扱う姿が見れるのは、オールドファンとしては極めて眼福である。やっぱ遠坂姉妹は良い…(殺し愛含む。そっちはHFで堪能な!)
先週夏対応メニューで涼やかにやって、今回はあんま季節感がないベーシックなメニュー。しかしどっちも美味そうで、真心が感じられる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月2日
色んな形の飯があり、色んな味わい、旨さがある。衛宮めしは食事というメディアの多様性を、気負わず描いてくれる所が良い。
細やかな美術が(あ、例の宝箱…例のマジカルFAX…例の椅子)と、ファン心理をくすぐってくれるのも良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月2日
衛宮めしはクオリティの高さを、あんまドヤ顔せずぶん回して的確に殴り倒してくるのが良いと思う。時折無言で『どや! 凄いやろ』って作画でオタクを殴ってくるのも好きだよ。階段の所とか
というわけで、主役を変え舞台を変え、しかし衛宮めしの強みは存分。料理のベーシックな楽しさ、強さ、美味しさも贅沢に描ききった、真夏の一日でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月2日
やっぱ月イチでこのアニメ見れるの、当たり前でも何でもなく一種の奇跡だな…飯を食える当たり前に、感謝の念を抱けるアニメ、ホンマありがたい。