アイカツフレンズを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月23日
ひとつの歌が終わり、また別の歌が始まる。スターハーモニーカップの敗北を受け、集中と選択のアイドルカツドウへ踏み込むエマ。それは舞華の憧れを裏切る一歩で…というお話。
ハニキャが何故惹かれ合ったか、その起源が見えるエピソードでした。
というわけで、先週に引き続きよくばりキャッツ! なお話。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月23日
ファンとステージ、ラクロスとアイドル。両天秤にかけて全部いただく貪欲さが、フレンズでトップを目指すためには大事。
なかなか過負荷が大変そうなルールだけども、そこは周囲と相棒の助けで分散して、あらゆることに頑張ろう!という展開
先週一つのピークを超え、実はあんま分厚い描写がなかったエマ(にくっつく形で舞華)を掘り下げるのは、良い構成だと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月23日
しかもラクロスを捨てアイドルを選ぶ選択は、前回の敗北を受けてのもの。原因があって結果があり、その結果も新たに塗り替わっていく。シリーズのダイナミズムを感じる。
『情熱を燃やし尽くす』という舞華のモットーが、実は一年前、エマとの出会いによって芽吹いたものだった…という流れは、エモが大爆裂しすぎててヤバかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月23日
フレンズ結成のはるか以前から、舞華の心にはエマが住んでいた。後出しではあるのだが、必然としか思えない運びである。
アイデンティティに深く食い込んだ相手が、いちばん大事なものを捨ててしまう。前回あいねが"トモダチ"を捨てそうになったのと似た流れだが、それより汗臭く泥っぽくアイカツ主義である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月23日
とりあえず体を張った根性勝負に持っていくあたり、舞華ちゃんはアイカツの申し子だなぁ…。
何かを新しくすることは、何かを捨てることじゃない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月23日
言うは易く行うは難しなモットーだが、それぐらい理想主義のほうがアイカツらしく、女児アニらしい気もする。
現実の重たさに負けて、自分で選んだ貪欲主義を投げ捨てる妥協を、アイカツの子らに演じてほしいかと言えば、そんなことはないのだ。
今後もあらゆるモノをもぎ取る貪欲さは、フレンズの"是"として肯定されていくと思う。バイタリティと輝きに満ちた、トップを目指すものの資質として、それは説得力がある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月23日
そこに伴う陰りや辛さを、もうちょい深刻に掘り下げていくかは分からないけども。明暗どっちに押しても面白い、とは思う。
とまれ、舞華の絶叫告白により、エマは一年前の自分と出会い直した。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月23日
バラバラのようでいて深く影響し合う二人。フレンズと向き合うことで、フレンズだけでなく自分自身もより深く理解できる。
そのためには、相手の土俵に本気で乗るのが大事。触ったことのないステッキで勝負を挑む舞華は輝いていた。
思い出の中で輝くエマを取り戻すために、ラクロスに挑む。舞華は自分の情熱と向き合い、負けることで勝ちに行くわけだが、このことが彼女の世界を広げているのも良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月23日
ラクロスとアイドルを両立させるために選んだ、マネージャーという立場。そこからラクロス部のフレンズも増えただろう。
エマおねーさんの影響もあって、舞華は情熱第一主義を自分に背負わせている感じがする。今回のラクロスチャレンジも、溢れる想いが思考を越えた結果だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月23日
しかしそんな身勝手さはちゃんとエマに届き、ラクロス部長に届き、自分に返ってきてハニーキャットの、蝶乃舞華の世界を広げていく。
自分を駆動させるのはあくまで、自分自身のエモーションとエゴイズム。でも本気の情熱は歌になって、誰かとみんなに届いていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月23日
自分の範疇で収まるものと、それを超えて広がるものの幸福な共犯としても、今回のエピソード面白かったと思う。いい子を描きつつ、都合のいい子にしないバランスというか
そんな舞華の思いを受けて、初のエマちゃんソロステージ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月23日
ぶっ飛んだ歌詞としっかり仕上げた曲調が不思議なマッチを見せる"おけまる"は、エマちゃんらしいステージでとても良かった。
表情作画(特に瞬き)のクオリティが更に一段階上に行ってて、パワフルで魅力的に仕上がってました。
隣り合いつつ、同質化しない。自分が自分を見失いそうになったら、私の中の貴方を見せる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月23日
バラバラでいることが力になるフレンズの形を、舞華が熱く見せてくれる良いエピソードでした。キャットは一年差を最大限に活かして、フレンズの個性強めてるなぁ…素晴らしい。
そして来週はオープンキャンパス。フレンズ慣れしてない少女たちが、愛音ちゃんのトモダ力にズブズブモードだ!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月23日
『フレンズなんてダイキライ!』と、メインテーマにカウンターを当ててくるキャラも出るそうで、どういう転がししてくるかとても楽しみです。