HUGっとプリキュアを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月28日
夏休み恒例、遠い親族襲撃回!一週間遅れでやってきた盆エピソードは、はなちゃんのお婆さんのお話。何かと未来に向かって邁進するHUGプリは、失われた過去を、迫り来る老いをどう書くのか。
夏休みの息抜きエピだが、作品全体として大事な話と感じた。
つうわけで、若人とベビーの話が多いHUGっと、レアな老人回である。本筋進まないので出来る変化球とも言えるし、家族ネタ触るならこのタイミングとも言える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月28日
ドタバタ変顔でワイワイ賑やかに進んでいたと思ってたら、シビアで重たい展開にもなる。緩急が結構面白い回だった。
家族エピとしてみると、はなちゃんとお婆さんの距離感、そっくり感が良かった。久々にマウンテンブルーバード顔も大量摂取できたしな…他のキャラも変顔多かったな今回。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月28日
若い頃合いも年をとっても、ちんちくりんで空回り。鬱屈は自分に溜め込み、気づけば大惨事。祖母と孫であるな…。
明るい部分も暗い部分もよく似ていることで、時間を超えて継承されるものというか、未来が過去のリフレインで構成されている不思議が、なんとわなしに伝わってきた感じがある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月28日
野々家の"血"を絵の具にして、時間の連続性を描く、というか。
序盤のハイテンションからお婆さんが腰をやって、生々しくムードが落ち込むところ、老いの自覚がお婆さんを傷つけている様子が、嘘が少なくてよかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月28日
ピカピカ未来を書いてはいるが、その世界にだって老人はいる。そして、人は老いて萎れていくものなのだ。
未来を抱きしめきった先にある、必然的な衰退。『そんなものはない』と目を瞑られては片手落ちなところを、巧く拾いに行く話であったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月28日
はぐたんがおじいさんのレシピを見つけ、はなが作ってお婆さんに届ける。世代を超えてエールが届いている感じが良かった。
個人的にはヨネさんの存在が良くて。いや、マッチョな強ババアは好きなんだけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月28日
年食っても友達はいるし、親友だからこそキツいことも言える。友情はプリキュアだけの特権ではないと、ばーさん二人がジワジワ見せてくれたのは、作品に奥行きが出た感じもある。
ここで野々家の残りメンバーがもうちょい顔見せてくれると、より納得感も強かったとは思うが。人数多くなりすぎて、話の焦点がブレたかなぁ、出てると…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月28日
あくまで夏休みの単話、深く刺さりすぎると今後足かせにもなりかねないので、はな以外の家族は切り離した感じだろうか。
今は枯れてるお婆さんにも、華やぐ乙女の時代はあった。おじいさんの遺影がイケてるのが好きだが、ちょっとひなせ君に似ているように感じたのは思い過ごしか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月28日
ジョージへの初恋はこれ以上ないほど無残に散ったが、はなちゃん二度目の恋路はあるのか、ないのか。今回の話しが予言となるか。気になるね
今週ははぐたんが色々喋ってて、ジワジワ発育段階上げてる感じがすきだ。つかまり立ちも普通にするようになったしなぁ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月28日
赤ん坊は未来に向かって老いて行き、老人は過去を背負いながら今を生きている。様々な時間が不思議に交錯する瞬間が、一瞬一瞬積み重なって世界を作る。
そんな時間と人間の織物として、『輝く未来』は万人に向けて開かれている。プリキュアのためだけでも、年若いもののためだけでもなく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年8月28日
作品を公平に書き切るのに、今回見せた"老い"の色は大事なんじゃないかと。プリキュアのことだけ描いてれば、プリキュアが描けるわけじゃないよなぁ…次回も楽しみ