衛宮さんちの今日のごはん を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月1日
天を焼いた酷暑の気配も和らぎ、季節は秋。穏やかな風が頬に口づけする、涼やかな季節の主役は、エルフの若奥様!
そんな感じの、キャス子新婚料理修行回。普段はバリバリ前線に出てるエプロンボーイが、教師役でどっしり控える構図が面白い。
つーわけで、9月の衛宮めしはベーシックな和食である。ちょうど酷暑が緩み、ようやく秋の気配が届いてきた頃合いに、目にも舌にも優しい定番。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月1日
よく心配りされたレシピの組み方に、思わず俺もホッコリ。やっぱ食事はタイミングだなぁ…。
お話としてはひたすらメディアが可愛い可愛いお話であり、そこにセイバーまで絡んでくるとあっちゃぁ、二人が好きな人間としてはお子様ランチ(『好きなものしか乗ってない』を意味するスラング)
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月1日
なつかしのつくセイバーなんかも出てきて、本編でのピリピリした関係が夢のような配置である。
料理の方はごくごくベーシックな一汁三菜。デフォルト扱いだけど、アレきっちりやろうとすると相当大変なのよね…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月1日
相変わらず下ごしらえをないがしろにしない料理アニメで、芋を向く指、サンマに二度の塩、丁寧に雰囲気を作ってた。所作が綺麗なのが、見てて嬉しいポイント。
台所に足を運んでの味見だが、セイバーも葛木先生も指ではつままない。ちゃんと皿に取り、箸でつまんで味わう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月1日
細かい部分なんだが、こういうところを徹底してしっかりやることで、メインテーマである"食"への敬意、その現れである丁寧な所作が説得力を持つ。
当たり前だけど、形にし続けるのが難しい様々なリスペクト。それが積み上がって生まれる豊かな生活を、目立たないがリッチな作画で見せる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月1日
やっぱ衛宮めしは、日常アニメとしての仕上がりがいい。定型化した"日常"を、ダラっと流せば日常アニメではないのだ。
熟練料理人エプロンボーイの、しっかり仕上がった膳。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月1日
新人お嫁さんメディアの、ぐちゃっとなった夕食。
見た目は違えど、どちらも食べる相手のことを思い、今の自分に精一杯作っているのには違いない。セイバーも葛木先生も、それをちゃんと受け取り精一杯食べる。
そんな心の交流を、媒介するメディアとしての食事。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年9月1日
衛宮めしが大事にしているものがしっかり伝わる、静かな寝覚月の一幕でした。来月も楽しみ
家庭で当たり前に食べるメシを、スゲー大事に描き続けてるのも偉いよな、衛宮めし。スペシャルなイベントではなく、日々を繋ぐ糧としての食事を大事にしてる