INGRESS THE ANIMATIONを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月24日
真実の世界へようこそ!
あれよあれよという間に、サイバー陣取り合戦(銃弾と謀略もあるよ!)に巻き込まれた主人公・翠川誠くん。金髪美少女(少女?)の手を取って、チュートリアル受けつつ夜の街を大・疾・走!
明日はどっちだ!!
そんな感じの、Ingressアニメ第二話。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月24日
わけのわからない状況、迫り来る暴力、とにかく疾走、覚醒する能力。
コッテコテのアーバン異能アクションに仕上げてきて、懐かしさというかどっかで見た感というか、なんとも安心する第二話だった。
状況を高速で転がしつつ、コッポラちゃんが色々解説する感じ。
お話としては結構足踏み段階で、意味深にIngress世界の構造をチラチラ見せつつ、『それはまだ語るときではない…』とばかりに、深層に踏み込みそうになるとスッと身を引く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月24日
このしたり顔でヒキを作る感覚も、10年前のゴンゾアニメみたいで懐かしい。
画面の暗さ、話のテンポ、謎の作り。全体的にどっかで見た感じなのは善し悪しで、大きい裏切りがないと安心できるのはグッドだし、慣れ親しんだ空気過ぎて退屈になるのはバッド。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月24日
暗い画面の中、特に新しい情報ないまま暗い顔の主役二人がハァハァ駆け回るシーンがとにかく長い。
陰謀と暴力に満ちたアーバンアクションモノでは抑えておかなきゃいけない絵面なんだろうけども、ストーリーと感情は停滞し、もったいぶられている感じは強い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月24日
そこら辺を色々イジった作品に慣れた身とすると、正直メインの捌き方は古くてダルい。もっとチャッチャチャッチャやってくれ。
とは言うものの、3D作画のカチッとした感じとアーバンアクションの相性は非常に良く、定形ではない独自のヴァイブが”絵”に宿ってもいる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月24日
Ingressが現実にオーバーレイされたゲーム形態であることが、見慣れているはずなのにどっか違う東京の景色と巧く噛み合って、ARなめまいを産んでくる。
ゲームとしてのIngressは、現実の上にゲームを乗せる。アニメのIngressは、現実を元としているのに現実ではありえない、3Dの東京を駆け抜ける。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月24日
仮想と現実は重なり合い、しかし混じり合うことはない。どこに足場をおけば良いのか、軽いめまいが自然と生まれて、それがなんだか心地よい。
そういう”場”の空気は、早々簡単に変わるものではない土台として、アニメを支えてくれると思う。雰囲気とムードが良いのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月24日
これは僕がエージェントアーバンアクションのオサレな空気大好きなのも、当然関係してる。飽きた慣れただホザクのは、好きでたくさん食っているが故なのだろう。
そういう視聴者としては、ジャックおじさんが超絶カラテで全てをなぎ倒すスーパーエージェントなのは、マジ最高である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月24日
銃弾は避ける、パンチ一発でフルアーマーの兵士を戦闘不能にする。僕らが見たかったグラサンスーツの超兵士が、今ここにある! ビームとか出さず徹底的に生身なのがグッド!
正直ジャックおじさんが薄暗い大都市の片隅で、超絶無双ぶっこんでるだけで大満足な感じはある。今後もバリバリと大暴れし、むっつりタフガイ無双欲(人間の三大欲求の一つ)を満たして欲しい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月24日
ジャックおじさんくらい、主役とヒロインがバリバリ暴力するようになると、多分満足するんだろうな俺。
センシティヴの能力が個別に発露するのも、能力バトルとしての楽しさがあって良い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月24日
緑陣営の誠くんが過去視なのに対し、青陣営のジャックおじさんが未来視な対比とか。いい具合に能力覚醒してきたんで、二人の再戦が限界”眼”バトルになるのを期待したい。
ゴロゴロ走り回りつつ、色々設定も明らかになっていた。全部が明らかにならない所含めてチュートリアル的で、緊迫した状況にそぐわぬダンドリ感が、ちょっと面白かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月24日
Ingress頑張ると異能力に目覚め、カラテも強くなって、世界全部が敵に回るってことだろ? OK大体わかったぜー!!
Ingressは超やばい世界改革ツールであり、関われば銃弾バンバン陰謀バリバリのヤバいバトルに巻き込まれる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月24日
このインフレ感は、カードゲームで世界が滅ぶ男児向けホビーアニメの文法であり、対象年齢を上げた遊戯王アニメとして見るのが、ある意味面白いかもしれん。
となると、ガンガンスケールがでかくなり、Ingressで因果が書き換えられたり、宇宙が滅んで再度生まれたりって所までインフレしてくれると『おいおいそりゃねーだろ! でも面白いからOK!!』って派手さが生まれて、僕の好みではある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月24日
せっかくアニメなんだから、全力でぶっ飛ばして欲しいもんだ。
そこら辺はコッポラちゃんが意味深に隠してる、世界の大きな謎と深く関わっているのだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月24日
地道に街をハァハァ走り回る絵面も好きだけども、はよう情報全部出してろくでもない世界の真実にダイレクトタッチしようや…俺たちのIngressで世界がやばい! ってところによぉ…。
さっきから派手になれ派手になれウルサイのは、多分僕が今の主役とヒロインの物分りの良さを、とっととぶっ壊して欲しいからだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月24日
いかにも主人公的な主人公、いかにもヒロイン的なヒロイン。その予定調和から、どうにも髪の毛一つ出ていない。そこに何らか、意外性と裏切りが欲しい。
これは地道な日常描写の中でも、作れる裏切りだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月24日
なんかぼーっとしてる書き割り野郎だと思ってたら、人間の匂いがする反応が出てきた。暑い血潮を感じさせる言葉を、ポロッと漏らした。作品独自のユーモアが、二人から感じ取れた。
そういう一瞬があれば、ありきたりはありきたりでは当然なくなる。
逆に言えば、今ん所そういう部分が主役とヒロイン(話を駆動させるエンジンであり、すべてを支えるシャーシ)から見えない、ということでもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月24日
ジャックおじさんの超無双に感じるような、どっかワクワクする要素、この作品独自の可愛げが可能なら次回見たい。
シチュエーションと絵が好みだし、ジャックおじさんの無双だけで見切れる感じもあるけども、可能であればやはり、作品をジャンルではなくそれ自体で好きになりたい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月24日
正直Ingressアニメ、現状だとそういう生臭さが足らない。見ている自分の中で、作品が生ききってこない。
チュートリアルを終えて、舞台は京都へ。古都としての匂いのある街は、キャラクターの個性、作品独自のDNAを引き出してくれる、良いステージだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年10月24日
キッチリ仕上げている安心感は、とてもありがたい。好みだし、誠実だとも思う。だからこそ、”そこから半歩”を期待したい。来週も楽しみ。