アイカツフレンズを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月20日
聖なる夜はフレンズで!
アイカツ恒例クリスマス回Ver Friendsは、ノー伐採、ノーイベント。特別なアナタとのつながりを大事に、想いをプレゼントに乗せてForYou!
熱く重たく湿度を込めて、唸る女の巨大感情! 木村監督のコンテでお送りします!!
そんな感じの、冬のイベント第一弾回である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月20日
デカいイベントもサンライズパースでの斧も崖も取っ払って、継承したのは”We wish you a merry Christmas”のみ。しかも四人ステージ初披露で、新しいことをやってく姿勢を見せる。
攻めているのに、みっしりとフレンズの感情が詰まって”らしく”もある。
なかなか面白い仕上がりとなった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月20日
やはりフレンズの醍醐味は一対一の巨大感情であり、お互いがお互いを真っ直ぐ見つめて思いを託すクリスマスは、作品のコアをえぐり出すいい舞台となった。
同時にテンポの良いモンタージュで、それぞれの努力とか思いとか見せるのも良い。
今回はダイヤモンドフレンズカップの準備回でもあって、バチバチと火花を散らす各フレンズの熱量、初戦の組み合わせなど、”勝負”のロジックに支配された回でもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月20日
ここら辺は初代でバチバチさせまくった、木村監督の特異ジャンル。LMのトンチキ特訓とか、いい塩梅に初代っぽかった。
序盤闘争心むき出しでバチバチすればこそ、そういう強張りと肩の力が抜けた友情、しっとりお互いを見つめる特別さが際立ちもする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月20日
みおとあいねが勝負を見据える時、凄くアスリートっぽい真面目さ、お互いをライバルだと思えばこその友情みたいのが感じ取れて、嬉しい変化だった。
勝負描写の後に続くクリスマス描写は、まぁ欲望と感情が異常な温度で吹き上がり続け、各フレンズの個性もよく出ていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月20日
久々にみおちゃんの限界ラブミーティアオタクっぷりが吹き上がっていたけども、”素敵な嘘”のドラマティックよりも遥かに重く、しとやかな真実が最後に殴りつけてくるのが卑怯。
『アイドルが女の前でリボンを解く…ボクサーがグローブを外し、拳をむき出しにするのと似る…』と、アイカツ烈海王が隣で解説してくれましたけども、”髪”の持つセクシャルな象徴性をしっとり映像に焼き付けて、相変わらずあの二人重たかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月20日
伝説の派手な虚構性はないんだけども、伝説よりも重たく、幻想よりも熱い生っぽさがあのリボン交換には詰まっていて、とっても”強かった”です。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月20日
こういう形で感情の強さ、関係性の分厚さを見せておくと、後の勝負で説得力が出てくるからね。相手の体温のあるものを受け取る、その意味よね…。
キャットがお互いぜんぜん違うセンスでモノ選んで、一回ツンと撥ね退けんだけども即座にすんごい勢いでデレデレして、『まぁフレンズの選んだものなら…』と信頼して受け止めるのも、個性が出ていてよかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月20日
改まってプレゼント交換する時の上気した表情、気恥ずかしいけど嬉しくもある気配が見えた
キャットとは正反対に、月の双子はお互いドンピシャで狙い定めてバッチリ当てる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月20日
どちらかが正解というわけではなく、どちらもそれぞれお互い”らしく”、という描写が、フレンズの個性をよく描いていた。
そういう多様性が混ざりあった時に、ビッグバンが起こる。決戦前夜の良い描写だった。
そして我らが主役は、行動力の化身たるあいねちゃんが北海道までぶっ飛び、トモダチカラフル回転で大会荒らしして、しっかり伏線回収であった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月20日
あそこでモブドルに良い仕事を振って、世界観の広さを出すのは結構好きな運びだ。色んな子がいる、というのはフレンズの強いところだと思う。
飛び出す女・友希あいねに対し待つ女・湊みおは、家族限定といえども公開の場だって言ってんのに『一人で見てね…』と、情熱を秘める。もうこの段階で重い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月20日
おまけに蓋を開けたら、お前のためだけの歌。重い…重すぎる。僕らOPで毎回、あいねちゃんへのラブソング聞いてたの?
みおちゃんは銭が取れるアイドルであり、歌を作る作業も素人の自己満足ではない。そういう女が、あえてひとりの女のためだけに曲を作り、それで自分たちを世に問う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月20日
一見イタタな童貞ギャグだけども、みおのプロ意識を思うと、相当洒落になってないなぁ…別の意味でも洒落になってないけど。
フレンズで楽しむクリスマスが終わって、家族や友人、フレンズを離れた場所の幸せも書かれる。ここら辺のモンタージュも、フレンズ以外の価値、人々が住む世界の広がりを短い時間で巧く見せて、とても良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月20日
大人組の楽しいクリスマスを、一瞬写していたのが凄く良い。チャーミングな描写だった。
そんな感じの、思わず雪も溶ける情熱のクリスマスエピでした。女と女、フレンズたちの甘い関係性がしっとりと描かれ、ずっしり重い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月20日
勝負を前にした闘争心、”ふたり”可ら広がっていく世界のスケールもテンポよく描かれ、非常に眼のいい回だったと思います。楽しいだけでなく、クレバーでもあったな。
最後の最後でラブミーティアのフレンズ絶招が爆裂し、みおちゃんポエムを更に上回る重さと熱量と湿度でぶん殴ってきたのも、ラスボスに相応しい”質量”を感じさせ、非常に良かったです。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月20日
いやー…あのリボンは重いわ。実は伏線は、かなりきっちり張ってあんだよね。https://t.co/m8fCw28cgA
かくして4フレンズ出揃い、四組四様の感情の強さ、重ね合う吐息の熱さを描写したところでいざ勝負…となる前に、年末進行第二弾! アイカツ歌合戦~、てのが次回。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2018年12月20日
フラグ立ってた電脳アイドル・ココちゃんステージも来そうで、期待がモリモリ高まります。モブドルも沢山でしょうだなぁ…次回も楽しみ