イマワノキワ

TRPGやアニメのことをガンガン書き連ねていくコバヤシのブログ

2018年 TRPG振り返り

・総数
合計 31
GM 16
PL 15
いろいろ環境が変わり土日が明きにくくなった結果、ゲーム回数自体は減っている。
その分短くても満足できるシナリオ作りを考えたり、ちょっと機会を増やしたりしてプレイ欲求を満たす方向に。
去年『GM回数を増やす』と決めたわけだけども、それは一応出来た感じ。

・システム別
トーキョーナイトメア 11
トーキョーNOVA-X 9
BBT 4
デッドラインヒーローズRPG 3
ココロダンジョン 2
銀剣のステラナイツ 2
クラヤミクライン 1
SW2.5 1

待望の発売なったTNMが、やっぱり強い。ゲームシステムとしては確実に進化していて、細かいブラッシュアップがいいプレイフィールを生んだのが結果に繋がったか。
新作も結構やっていて、相変わらずうちの環境はいい意味でミーハーだな、と思う。ぬか床を適度にかき混ぜないと腐るばかりなので、貪欲にやっていきたい。
SW2.5は結構手応えがあったので、今後適切に遊んでいきたい気持ち。

・自作シナリオ
TNX『楽園十年史 -Paradise Decade-』
ランダムシナリオパック・アペンドの一つ。
いかにコストを下げて楽しいゲームを遊ぶかが課題となった今年、その試みの一つとして選択されたハーフスクラッチ・ハーフランダムなNOVA。
辺境の開拓史10年を4時間で駆け抜ける展開は、結構楽しい。

TNX『Criminal Chronicle』
同じくランダムシナリオパック・アペンド。
クソ犯罪結社をPLが作り上げて、それが大河のような激動に巻き込まれていく様子を4時間で遊ぶシナリオ。
RSPAには『1シナリオで1キャンペーン並みの充実度』という裏テーマがあるんだけども、なんだかんだ結構やれていると思う。
もう一二本作って遊びたい気持ちもあるなぁ……。

初音ミクTRPGコッペリアの柩』
『レヴュースタァライトが面白いぜぇええええ!!』という勢いで作られた、初音ミクTRPGシナリオ。
なんだかんだこのシステムは好きで、ウチでは僕しか回さんけどもちまちま遊んでしまう。
シナリオ構造の明瞭化・共有化はここ数年のトレンドであるが、創る時も遊ぶ時もフレーム化されてたほうが取り回しは楽よね、やっぱ。
そこら辺の処理に回す分の労力を、プレイの充実度と熱量上げるために使えるので、短い時間でみっちり遊んだ感じになるんだな。
プレイ風景も、常に変化している。

◯銀剣のステラナイツ『魔銃使いの少年』
そんなシステムトレンドの最先端にいる”銀剣のステラナイツ”、初のオリジナリルシナリオ。
ステラナイツはシナリオレス、GMレスでも遊べるんだけども、うちの環境だとある程度のフレームがあったほうが遊びやすくて、シナリオと言うよりはその緩い枠組みをセットした風情。
かなりピーキーなプレイフィールながらも、その軽量感、速度、重さはマジの本物なので、もうちょいこのシステムのポテンシャルを掘り下げたい気持ち。

◯TNM『さよならの向う側』
TNM初のオリジナルシナリオであり、アイドルと工作員への萌えを存分に暴れさせたシナリオ。
特にひねったことはせず素直な構造で作ったが、萌えがいい方向に働いたのか手応えのあるシナリオに仕上がった。
これを仕上げることで、TNMの遊び方が見えた感じもあり、愛着のあるシナリオとなった。

◯SW2.5『蒼いマナクリスタル』
ルールブック買ったのに遊んでねぇじゃん! ちうわけで、SW2.5の自作をする。
新しい設定が煮えすぎてて、その温度でモリモリとシナリオを煮込む感じになった。
付属シナリオの簡略化したダンジョン・シナリオ構造が非常に秀逸で、こっちでもシナリオ構造の可視化、簡略化トレンドは進んでるなって印象。
結構反応がよく手応えもあったので、このセッティングでしばらく煮込みたい気持ち。


・まとめ
今年もたっぷり遊びました。ありがたい限り。
環境が変わってきてセッションを立てるコストが上がってきているけども、そこに対応したシナリオ執筆ツールとか、ゲーム構造の再構成とか、いろんな努力を環境のみんなと共有して遊んでおります。
TRPGという趣味は僕にとってとても大事だし、心底面白い遊びなので、形を変えつつ波を乗り越え、遊び続けたいところです。
ショート&スマートのトレンドは確実に着てるし、新作を積極的に遊び知見を自分のものにしていくことで、より楽に、より楽しく来年もゲームできたら良いな、と思います。

あと今年はロンメルゲームズさんの”ファインドウィークネス”に原稿書いたりもしました。
”赤と白のメモワール”は結構遊んでもらえているようで、とても嬉しいです。
普段書いてるプライベートな駄文とは色んな意味で違っていて、非常に新鮮な体験、面白い経験、大事な学習となりました。関係者の皆様ありがとうございました。

色んなものが変わっていくけども、TRPGが好きで、楽しいということは変わらない。
それは僕がゲームを好きでい続けるだけでなく、それを共有し膨らませてくれる仲間がいてこその楽しみだということを、確認し直す一年となりました。
大変ありがとうございます。
来年も大事な仲間と、あるいは新しい出会いと楽しくゲームできたら最高なので、よろしくおねがいします。
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