BanG Dream! 2nd Seasonを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
音楽と出会った少女たちの青春を描いた一期から時は流れ、世はまさに大ガールズバンド時代。
あるものは蒼い刃の如きオーラを漂わせ、あるものはハッピーをみんなにお届けって塩梅。それぞれのカラーを背負った女まみれの音楽もの語りが、今3Dで元気に飛び出す！
そんな感じのバンドリアニメ第二期、遂に開始である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
アニメ放送から二年、アプリのほうがビックバン級の大爆発を果たし、女女感情物語銀河の零等星として、燦然と輝く状況での帰還となった。
自分はアニメ一期は完走、アプリは触らず、キャラとバンドは大体の表層は解っている状況での視聴である。
制作スタッフをかなり入れ替え、作画も2Dから三次元謹製の3Dとなった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
とにかくキャラを山盛り、香澄を中心にバンドと青春をザックリスケッチする第一話だが、山程ライブシーンを盛って『このアニメは、音楽をやる』と殴りつけてきたのは、パワーが有っていい感じだ。3Dじゃなきゃまぁ無理よね…。
僕はアニメ一期のトンチキなモノローグが好きだ。お互い好き勝手に省略してそれでも意味が通じる友情と青春の”場”の空気を、うまく切り取っているように感じる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
今回も綾奈ゆにこ大先生は続投で、そのトボけた味わいは健在と見える。日常シーンが独自のテンポで、懐かしくも楽しい。
訂正
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
✗モノローグ→◯ダイアログ
二人で喋ってるのにそれぞれ内部で完結して省略してて、だけど通じるから面白いのに『モノ』はないわな。
話全体としてはかなりかっ飛ばした作りで、『とにかく頭からこの子らの新生活を浴びろ！ ガールズでバンドで青春なんだ！！』と、説明はぶっ飛ばして”体験”させる仕上がり。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
自分はポピパは馴染み深いし、他のキャラも大体の形は掴んでいるので、そこまで当惑はしなかった。が、不親切といえばそうか
既に構築された関係をあえて生のまま流し、音楽にもバンド内の関係、あるいはバンド同士の関係も馴染んでいる状態で始まる二年目。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
こっから乗るのはかなり難しい…と思わせておいて、実は結構食いやすい話かな、とも思った。
『一話では説明ゼリフで色々ガイドがあるもの』という固定観念を外し、今眼の前で展開している新たな4月、一年間作り上げてきた友情と音楽への情熱、既に作り上げたものと新たに出会うものの楽しい衝突を、まるっと飲み込めば、であるけど。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
飾らない生っぽさは、このお話独自の魅力だとも思う。
無論ところどころ、コミカルでアニメっぽい盛り上げのシーンもあるのだが、基本的には当たり前の女の子たちが、それぞれのカラーを背負ってバンドをやり、女と出会って感情するのだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
その個別の色彩を深く彫り込めるなら、なかなか面白いことになりそうだな、と思った。
そしてそれが元気に走りそうな気配は、あっちゃんの門出を優しく見送る香澄の視線、粗い口調ながら香澄に密着しまくりな有咲の距離感、一年分の友情を馴れ馴れしく密着させる他メンバーの息遣いから、ちゃんと感じ取れる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
皆仲良しで暖かく、穏やかな春日がよく似合う。
バンドの形が仕上がり、自分なりの音楽を白紙に描いていく物語は、一期でやってしまった。1バンド5人をディープ＆コアに描いてくやり方は、他の4バンド20人それぞれに人気が出てしまった現状では、なかなか難しいだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
与えられる尺は短くなるが、だからこそ大事な日常の息吹は、元気に息をしている
そういう安心感が、3D作画になっても元気で可愛らしいポピパの子らからはしっかり漂っていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
おたえが相変わらず独自のペースなんだけども、仲間が凄く好きで大事なオーラをムンムン出してて、『やっぱ俺この女好きだな』って思った。ギター触りまくってるのもいい。
青春のど真ん中に音楽があって、一生楽器触ってうまくなろうとしてる気配をちゃんと描いてるのは、凄く好きだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
3D作画の強みか、何かと弦を触り音を出すシーンが挟まって、バンド小娘が楽器に夢中なひたむきさが、いい塩梅に踊っている。そういうの大事だし、すげー好き。
この穏やかで豊かな日常から、ステージという劇的空間に飛び込んでいくギャップ。制服からステージ衣装に着替え、女たちの黄色い歓声を全身に浴びてパフォーマンスで沸かせる実力。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
仲良しな友達と創るのとは、ちょっと違う観客席との空気がみっしり感じられたのも凄く良い。
ステージ表現で注目したいのは演奏のリアリズムではなく、楽器を扱う時の表情だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
凄く生っぽく、懸命に楽器を見つめながら、それぞれのバンドがそれぞれのスタイルで演奏をしている。
華やかなもの、クールでかっこいいもの、可愛らしく元気なもの。みな、それぞれの色があるが真摯さは変わらない
あからさまに”ヤバ”な異質性を漂わせるマーチング風味の”ハロー、ハッピーワールド！”が、楽屋のコメディエンヌの顔を引っ込め、凄く誠実に弦を、鍵盤を目で追ってたのは印象的だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
彼女たちはそういうふうに、自分が握りしめたツールに生真面目に向き合いながら、音を作っているようだ。
駆け足な今回のエピソードでは、彼女たちが何を伝えたいかはまだ見えない。それは他のバンドも皆同じだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
でも、その真っ直ぐな目線、誠実な運指を見ていれば、なにか伝えなければいけないものが胸に渦巻いている真摯さ、そういう熱量で繋がっているバンドの関係は、なんとなく見て取れる。
それがちゃんと、バンドごと個別のエピソードと色合いで描かれれば、熱いドラマ、実感のこもった感情、特別な関係性と音楽が動き出すだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
そういう期待感を高めてくれる、いい演奏シーンだったと思う。簡勁に各バンドの色合いが出ていたのは、とても良かった。
とりあえず”Roselia”と”Afterglow”がガチよりクール系で女にキャーキャー言われ、ハロハピとポピパがお気楽装いつつ内に熱い熱量を秘めていることは、なんとなくわかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
どーせ蒼基調のスカシバンドも、内側に凸凹した感情のぶつかり合いと、そこから生まれる熱い音が隠れているんでしょ？（期待）
今回見せたパット見の印象からどう彫り込み、どういうドラマを転がしていくかは、なかなかに楽しみだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
何しろ人数が多いので大変な道だとは思うが、今回見せた作画と芝居の表現力、スルスルと状況が進んでいくテンポ、だけどなんとなく形が見える手際の良さは、十分期待を高めてくれた。
OPで強引に”Pastel*Palettes”のライブを挟んで（センター丸山さんのちょいダサっぷりが、まさにアイドルバンドって感じで最高に良いと思う。もっと変な動きをしろ！）、大きな見取り図を描く第一話でした。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
まずはツンツン系バンドの青い炎に当てられ、我らの青春ど真ん中直感チームも動き出す。
それぞれの主催ライブがバチリとぶつかるヤバい状況…に、香澄が気づいていないのが彼女らしい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
『オッス、顔がいい氷の彫像女です。女にモテます』と額に描いてある湊さんは、知らず投げ込まれた挑戦状にどう答えるのか。バンドメンバーはどう動くか。なかなか楽しみである。
他のバンドもお互いぶつかり、ゴロゴロと転がって行くだろう。その運動の中で、音楽だけが伝えられる胸の高鳴り、バンドだからこそ共有できる青春の鼓動がもう一度見れたら、とても面白いと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月4日
二話への期待、二期への信頼が強まる良い出だしでした。来週も楽しみ。
