ジョジョの奇妙な冒険 黄金の風を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月19日
お互いの喉笛を食いちぎろうと火花を散らす、ブチャラティチームVS暗殺チーム。血を流そうが体を千切られようが、一歩も引かない覚悟と冷静さ。お互いの魂をかけたバトルは更に加速していく。
時速150キロで突っ走る巨大な棺桶には、老いと殺意が詰まっている
というわけで全編これ闘争ッ! な、ド濃厚24分間である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月19日
勝敗の天秤が思わぬ策や溢れる覚悟で幾度もひっくり返り、息継ぎの瞬間が殆ど無いハードテンション。固唾をのんで成り行きを見守るうちに、あっという間に終わってしまった。大興奮である。
バトルはペッシ優位のVSミスタで始まり、しかしガンマンは自在の銃弾と冷静な観察力、マンモーニにはない経験値で一気に追い詰めていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月19日
まず氷を打ち砕いて本体をあぶり出し、勝ち筋をつかもうとする立ち回りが非常にクレバーだ。殺しの反射神経がいいよな、ミスタは。生粋のキラーって感じ。
正体が見えぬ安全圏からヨユーのぶっ殺しだったはずが、『グイッ!』と糸をたぐられ、自分が獲物になる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月19日
ペッシから見たミスタは完全に不死の怪物で、ホルマジオ視点のナランチャ、イルーゾォ視点のパープルヘイズにも似てる
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引きちぎられた指を顔に寄せたペッシのナヨナヨっぷり、殺意込めた銃と漆黒の瞳をギラリと覗かせる不気味さ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月19日
これまでは”敵”に向けられていたモダンホラーの描写を、主人公サイドにも使ってくるのは五部アニメの特徴であろう。全員悪人だかんね。
こういう描写がスパイスとして効くのは、やっぱ暗殺チームも主役と同じものを背負っているのだと書き直したおかげだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月19日
覚悟もある。凄みもある。仲間への情も、人間的な弱さもある。そういう奴らだと解っているからこそ、”敵”を思わず応援もしてしまう。
大勢は決しミスタがぶっ殺して終わり…と思いきや、敵どころか見方も欺くプロシュートの奇策により、よく効く直タッチで形勢逆転、迷いなく散髪ぶっ込んでト☆ド★メ☠である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月19日
ペッシは氷ぶっ殺されただけでスタンドを解除したが、兄貴はためらわず自分を死地に追い込み、奇襲をかける。
このあと血みどろでダクダクしつつ連絡をつけ、ブチャラティの紀州をお膳立てしたミスタといい、覚悟ができているので車外ダイブも余裕なブチャラティといい、ギャングスタは紙飛行機感覚で命を飛ばす。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月19日
言葉ではなく行動で、覚悟を見せる。それが悪党の道だ。
しかしその覚悟が掴み取りたいもの、踏みにじるものはやはり違う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月19日
無差別にバンッバン老化させる”グレイトフル・デッド”と、自分の邪魔をするジジイを撃たないミスタ。暴力が自分を傷つけても退かない覚悟は、必ずしも無辜の他者を守りはしない。
そこら辺の甘っちょろい感傷を今回一番出したのは、ギャングスタでもスタンド使いでもないトリッシュだったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月19日
ナランチャのケアしている姿が、優しくて好き。この女…ただのアホバカビッチではぬぁい!!
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身内への優しさという意味ではプロシュートも相当なもんで、マンモーニのマンマのようにペッシを優しく撫でさすり、ギャングスタの生き様を示そうとする。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月19日
つうかキャッキャしすぎでしょ…『できてんじゃねぇのか』って感じ。
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今回は”キメ”る絵が全体的に力強く、覚悟勝負の温度をガン上げするいい仕上がりであったが、プロシュートのセクシーさもバリバリ急上昇だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月19日
素肌スーツでビシッと決めたり、ちょっとフェミニンな仕草で腰掛けたり。
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あらゆる挙動に覚悟が溢れ、死と隣り合わせの色気がムンムン出てる兄貴の兄貴っぷりが、よく焼き付けられていたと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月19日
ミスタは完全にジョジョ粉(死人から出るアレ)発生させちゃってるんで、まぁ死んだなこりゃ!!
ちゃんと『3発』だから生き残って、本来『NO4』なはずの泣き虫グズのNO5が逆転の秘策になるところとか、ミスタの4恐怖症を活かした描写でいい感じだ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月19日
『俺だってヤバいと思う!』状況でも、仲間とミッションのためには手を緩めない。ギャングスタ・スタイルの我慢比べだ。
運転席での決戦でブチャがペースを握ったのも、相方の覚悟力の差な感じはある。まぁ生身でも強すぎなんだが…電車のガラスにヒビ入るって相当だぞ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月19日
幹部失格と侮ったプロシュートにも、キツい教育開始だッ!
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ジッパーで地獄の釜を開けるシーンの大胆な構図、時速150キロの躍動を感じる良いヒキだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月19日
ブチャは死に物狂いの覚悟、ギャングスタの標準装備から少し踏み出して、自分の命で使命と仲間、両方を握りしめる道を進む。迷った挙げ句何も掴めないペッシとは、正反対の欲張りキングだ。
リーダーとして部下の命と夢を背負い、何があろうと走り切る。その凄みをしっかり証明してきたからこそ、ミスタも全てを託す気になった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月19日
生き様を見せているのはプロシュートも同じだが、ペッシはどうにも剥け切らない。大根みたいな外見してるからだよ!(偏見殴打)
先を読み合い、覚悟を比べ合う。知略、スタンドの強さ、経験。勝敗と生存を分ける一線は色々あるが、最後は結局”凄み”である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月19日
ホントジョルノの汗をペロペロしていたカリメロ野郎とは思えぬほどに、この戦いのブチャはかっこいい。自分の命が勘定に一切入ってない所がヤバい。
それはペッシ以外のみんな(自分のための氷をナランチャに使ったトリッシュ含み)そうである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月19日
研ぎ澄まされた精神がぶつかりあう戦場に、マンモーニの居場所はない。そこをなんとかしないと暗殺チームに勝ち目はなさそうだが、さてどうなるか。ブチャラティ決死の賭けは一天地六、どう転がるか。
スピードと圧力、天秤が何度もひっくり返る興奮がギュッと詰まった、非常に面白いエピソードでした。原作からして名勝負なんだが、いい具合に”強い”絵が勝負どころで顔だして、温度をガッチリ上げてくれました。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年1月19日
このテンションとクオリティのまま、ぜひ決着まで疾走して欲しい。来週も楽しみ。