※補足 Tweet内でララを『ルン』と言っております。語尾に引っ張られる形で早くも愛称で呼んじゃってますが、正確な言い回しではないので次回以降は『ララ』で統一します。
スター☆トゥインクルプリキュアを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月17日
宇宙からやってきた運命と出会い、持ち前の感性と好奇心を輝かせる地球人。論理を重視し、成人の責務を果たそうとする宇宙人。
正反対の二人が遂に衝突し、夢の探求が潰えるその瞬間、銀河天狗がやってくる!
そんな感じの第三話、早速真逆の二人が正面衝突なエピソード。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月17日
第2話まではかなり器がデカいところを見せていたひかるだが、ファーストインパクトが薄れたからか、何事も上手くいくばっかじゃないからか、ルンとバチバチぶつかる。
ノリちぐはぐな二人を描写しつつ、玩具への導線もゴリっと引くぞ!
ひかるとルンちゃんが間逆なのはずっと書かれたことなんで、今回の衝突は早めに必然を回収した感じに思えた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月17日
一見感性派と論理派の対立に見えて、ひかるは独自のロジックでちゃんと情報集めていろいろ推察しているし、るんもかなりムラっけが強い。シンプルなステレオタイプじゃないのは面白い。
ひかるはキラヤバなトキメキを最重要視する直感的知性の持ち主で、黙って座ってるのは性に合わない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月17日
ルンちゃんはリスクを回避したい分析的知性の持ち主で、石橋を叩いて渡りたい。
お互いかなり賢いんだけども、方法論が正反対なのだな。
それは対立ではなく相補の関係にあるべきで、しかしそうなるためには相手の良さを見て、相手の主張を聞く必要がある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月17日
お互いまだまだ子供なので、そこら辺の抑制は全く効かず、エレナさんのアドバイスも馬耳東風、決定的な衝突が…
と思ったところで、二人よりもさらに幼いフワが、かすがいになって間をつなぐ。スターもミルキーも、フワを守る意志でプリキュアになったわけで、泣く子には弱い。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月17日
正反対な部分を書きつつ、愛と正義と知性は共通だと静かに見せていく運びはかなり好き。
牡牛座パワーがプリキュアではなくフワをコスチュームチェンジさせた時は『お前かよ!』とツッコんだが、幼い純朴さと守るべき弱さをいいタイミングでぶん回すフワは、なかなかいいヒロインだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月17日
デザイン可愛くて、ぱっと見守りたくなる外見しとるのが強いね。
もう一つかすがいになってるのが青いバルーン・プルンス兄さんで、視聴者が感じたことをだいたい拾ってハイテンションにツッコみつつ、不和に狼狽え友情に泣く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月17日
かなりエキセントリックなプリキュアの間をつなぐ、潤滑剤の仕事を丁寧に果たしてくれている。
プリキュアならざるプルンスは”身近な大人”あるいは”変形された社会”でもあって、プリキュア(メイン視聴者が共鳴する存在)が守るべき規範を、うまく伝える仕事も背負っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月17日
そこら辺の常識的な示唆がお説教にならず、コミカルで誠実なアドバイスになっているのはやはり、吉野裕行の芸達者か。
凸凹しつつもそれぞれ役割と個性があり、バチバチぶつかりつつ新しいことが生まれそう。正反対の二人にある共通点、差異を力に変えるコミュニケーション、それを促進する仲間の存在感が、結構明瞭な話だと思いました。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月17日
今後このバランスで進むなら、面白いケミストリー生まれそう。
次回変身するエレナさんが、年上のスーパー先輩力を早速発揮してたのも面白くて。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月17日
年下のピンクと水色は、両方結構感情的なんよね。それに対し『まずは聞くことから』と優しくアドバイスできる辺り、かなり美味しいポジションになりそう。
ひかるちゃんのリアクションが『噂だけは聞いてる有名人』へのそれだったのも、距離があるところから仲良くなっていく未来を期待させた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月17日
年下二人が問題児なんで、相当な人間力を要求されそう…つまり最初から完成度が高くて余白が少ないキャラになりそうでもあるが、さてどう転がすのかな?
そこら辺は次回として、今回は新幹部のお目見えに物語全体のミッション提示と、仕事の多い回でもあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月17日
スペース天狗ハイレグ女幹部今孔明って、要素盛りすぎだろ…。陣形による頭脳派アピールで、直接戦闘派のカッパードと対比を作ったのはなかなかグッドであった。
謎の現象を解析・追跡し、そのメソッドのすれ違いから各々のキャラを見せる。現象を『12星座のプリンセス集め』というグランドミッションに繋げることで、シリーズ全体の見取り図を書く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月17日
なかなかクレバーな取り回しで、必要なことを全部やりきった感じがあった。
エモいイベントとしてもはじめての喧嘩に合体攻撃にデュエットに名前呼びと、かっちり抑えた感じだったな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月17日
第1話・第2話でひかるが見せた温和さとは違う感じだったが、まぁ今回のような短慮も彼女の一面なのだろう。そこら辺、ちょっとずつ変えていく話になるのかな?
ルンも大人を自称している割に、つーか大人の称号に気負いすぎているからこそ、色々危うい感じ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月17日
マイナスをプラスに変えたり、別の可能性に気づいて身の丈が伸びたり。成長のための余白がたっぷりあって、それを活かした話がやれるのは今回見せれたと思う。
何しろ相手は宇宙人なわけで、衝突の種はそこら中にある。まぁひかるとルンの対立は、人格の構成要素の差異…価値観とノリのズレが主な理由だけども。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月17日
ルンが地球人であったとしても、二人は多分衝突していただろう。個人の特質をあくまで個人のものとして、変化含めて描いてくのは好きだな。
3人目のプリキュアとして、厄介な後輩を見守るお姉さんとして、エレナさんがどんな人格をして、どんな強さと弱さを持っているか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年2月17日
次回の登場回に期待が高まる。相当”人間”強そうなんだよなぁ…完璧に仕上げず、魅力的な欠落を作って、上手く成長もさせていって欲しい所。次回も楽しみですね。