・夢に続くプロムナード
ガルパ履修記録。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
みっしりと埋まっていたイベスト上部”すべて”の数字も、残り”5”。
バンスト二章は残り4つ、パスパレのバンドランクは19。
コバヤシは二周年までに既存のコンテンツを食い尽くし、”虎”になれるのか。
・夢に続くプロムナード
ちさかのん初めてのお使いッ! with 儚い守護天使!
そんな感じのオフタイム、パスパレとハロハピがごっちゃになって、か弱い二人を見守るエピソードである。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
奥沢くんは相手構わず、後方から保護者っ面出来る時はノータイムで顔出すね…なんでこんなに人情人間なのに、やれやれ顔で傍観者を気取れたのか。彼女の過去に何があったのか。
それは未確認”妹”の本編登場とともに掘られる気がするが、さておき。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
かのちゃん先輩と存外よわよわな千聖さんが、電車に乗るのに大急ぎなお話である。
『電車にマトモに乗れない』という因果律でも背負わされてんじゃねーの? ってくらいグダグダに転がっていく状況が面白い。
三駅離れた街だろうと”囲み”が出来る薫くんのカリスマとか、素人の方がウケてる状況に静かにキレてサングラス(似合ってない)投げ捨てる丸山とか、穏やかなくすぐりが面白い話だった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
あんだけ大衆にモテると色々齟齬も起きそうなのに、上手く乗りこなしてる薫くんは凄いな…。
かのちゃん先輩は職業・ドジっ子だから良いとして、千聖さんが電車乗れないのは意外であり、納得でもあり。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
BerryzかBuono!が解散したときに、メンバーが『私ら切符の買い方も知らないわけで、今後も頑張っていきます(意訳)』みたいなことを言っとったけども、そういう感じか。
千聖さんは自分に快適な環境をバカバカ構築(いい匂いのする女たちの収集含む)出来る、強い人のようにも思える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
んだが、そうやって環境を変えないと生存できない弱い生き物でもあって。彼女の毒はある種のアレロパシーというか、自己防衛の一環なのだな。
二次元らしいフニャフニャしたエピソードに見えて、『電車に乗れない』という生っぽい弱さは、千聖さんが乗り越えるべき課題(成長の余地)がまだまだ残っていることを、静かに見せていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
かのちゃん先輩は…ふええの方が”ガワ”だから…いざとなったら根性人間だから…。
・Trick or Escape!
・Trick or Escape!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
やってきましたハロウィーン、今回の担当はパスパレ!
つーわけで、脱出ゲーム企画…にかこつけて、日菜・千聖・麻弥の『知性』を見せるエピソード。
麻弥ちゃんの不自然さにどの速度で気づき、どう立ち回るかで情報分析能力、情報開示能力がよく判る、面白い話だった。
日菜は謎解きにしても不自然な演技にしても、ソッコーで見抜いてソッコーで解く。その時、TVの事情というのは度外視されて、結果『賢いけど使いづらい素材』となる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
人間の感情や利害を計算に入れた立ち回りが、ちと甘いのかもしれない。姉が好きすぎる弊害か…。
千聖は状況を積み上げて推察し、チクチク麻弥を突き刺しながら、事情を鑑みて上手く立ち回る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
周囲をよく観察し、人の顔を見て生きてきたからこそ、情報をどのタイミングで、どのように開示するのが”有効”なのかまで含めて考える。
真実はただの素材で、人間関係に役立つよう加工する必要がある。
そういう事を判っている賢しさが、千聖の強みであり弱みでもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
何でもかんでも見えすぎてしまうことで、知らずブレーキをかける癖を演出家の先生に怒られたのは、記憶に新しい。
パスパレ(と丸山)に出会うことで情報も感情も加工せず、むき出しのまま出す強さを学びつつもあるが。
麻弥ちゃんは頭が良すぎて大人に取り込まれ、先回りして首輪をつけられる。嘘がマジで下手なところが彼女の良いところであり、大人サイドなのにヘッタクソなヒントを出してしまう所も優良である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
頭いいんだけども、賢く世渡りする系列のIQじゃないのは日菜と似てんだね。
んでそういう”賢い”メンバーを横において、『TVの企画』としては丸山がスゲー美味しいところを、ナチュラルに持っていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
ドジで天然な所もひっくるめての”華”があるからこそ、彼女はパスパレのセンターであり、メンバーの信仰を集める”アイドル”なのだ。
計算しない生き方それ自体が、ある種の素材になってしまう、というか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
そこに千聖が嫉妬するより早く心酔してしまったことは、パスパレにとって、千聖にとって良かったと思う。
自分にはないものがある。他人は絶対的に”他者”である。そこを肯定できるのは、何も日菜だけの特権ではないのだ。
・舞台裏のメソッド
・舞台裏のメソッド
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
瀬田薫と大和麻弥。高校演劇界の”竜虎”有する花女演劇部に、不器用女たちがぶっこむ!
専門用語がニュルニュル出てくる、舞台監督のお仕事探訪記。様々な物語を経て成長した少女たちが、それぞれ頑張る姿が眩しいお話。
舞監としてバリッバリに働きまくる大和麻弥がまず頼もしく、圧倒的にカッコいい。こいつマジ…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
トンチキ人間っぷりが強調されがちな薫が、主演女優としてカンパニーを引っ張り、イマジネーションを広げて舞台をより良くしていく姿も、頼もしくていい。
そんな演劇人の後ろにひっついて、色々勉強していく三人。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
彩ちゃんがスゲー勉強熱心で、知らないことをガンガン吸収していく姿がマジで『主役』であった。
持ち前の根性と積極性に素直さが合わさり、発展性がある。アンダーでくすぶってた時代に、この良さが死ななかったのは結構奇跡な感じ。
Roseliaの未熟人間たちは、それぞれ『人間観察』と『積極性』つう自分のテーマのために、ずいずいと舞台裏に飛び込んでいく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
最初はおどおどしてた燐子が、どんどんスイッチ入ってバチバチになっていく様子が好き。今まで拒絶してた”知らないこと”を知ろうとする、幼女・湊友希那の成長も。
舞台を組み上げていく描写がコンパクトながら細密で、とても良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
舞台裏をメインステージにしつつも、主演の薫がちゃんと意見を出して、バックヤードと呼応しながら表現を仕上げていく様子は、公平かつポジティブでいい。
裏方だけが偉いわけでも、表だけで劇が成立するわけでもない。
楽器を握ってステージに立つ少女たちが、それを知れたのは凄い良かったと思う。特に湊な。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
キミは自分の視界に入らないものを切り捨てがちなところがあったからなぁ…二章以降、凄まじいスピードで自覚的に視野を広げ、他人の心や大変さを理解しようとしとるけども。
自己改善できる女、マージ偉大。
あと冷静に考えると『アブストラクト系で行く!』まで決めてる麻弥ちゃんは、舞監どころか演出まで兼任してて、こいつマジ…って感じだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
そんな麻弥ちゃんも、アーティスティックな発想力は弱い。その弱みを既に自覚して、出来る他人に頼るところまでノータイムで運べる所が、大和麻弥の”凄味”か
無駄にプライドあると自分の弱さを覆い隠したり、他人に補ってもらうのを嫌ったりするけども、麻弥ちゃんはそういうのが一切ない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
オタクで体使うのと嘘が下手で、0から1を生み出すのは苦手な”大和麻弥”を、しっかり把握している。このフェアな視野と態度は、他人や状況にも伸びる。
そういうクリアなビジョンあってこそ、限界人間集団・パステルパレットの”裏方”を務められるのだろう。マージで大和いなかったら、五億回くらいぶっ壊れてっからなパスパレ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
素直でい続けることがある種の能力なのは、千聖さんのゴツゴツした人間関係柔術見ればよく判る。ヤママヤーは”出来て”るわ…
ただスマートに状況を回すだけでなく、見習い三人の名前をクレジットにいれる義理と人情も踏まえてる所が、あまりに最強人間過ぎて涙出てくる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
あんなに色々出来るのに、気遣いと優しさまで兼ね備えてるってマージ…他人のプライドを大事にしてやれる人間は、やっぱ偉いよなぁ…。
・褪せぬ誇りに差す残光
・褪せぬ誇りに差す残光
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
Roselia VS Afterglow!
愛ゆえに光る紅い牙が、歌姫の喉笛に食らいつく。二大BANDが優しさだけじゃない繋がりを求め、本気でぶつかり合う運命のSTAGE…。
そんな感じのバチバチエピソード。何すか…ウチの蘭が弱い癖に噛みつきたがる赤メッシュのチワワだって言うんすか!
いやまぁチワワだよね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
大好きだからこそ本気で求めて欲しかったのに、つれない態度を取られてプッツン来ちゃう辺り、ほんと蘭ちゃんは狂暴に真っ直ぐだなぁと思う。
二章を経た友希那さんがかなり泰然自若と受け止め、言葉を訂正もしないため、蘭ちゃんの怒りと愛が空回りしまくる展開に。
あそこまでトルクが上がると、美竹蘭も自分の気持をダイレクトに伝えられるわけだが、逆に言うと内圧限界まで上げないと本音を素直に言わないのよね…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
そして幼馴染集団アフロは実は、”他人”であるRoseliaほど摩擦が強くない。グリップを失った蘭ちゃんの気持ちは、ホームで空回りする恐れがある。
読めば読むほど『Afterglow二章…ッ!』という気持ちになるエピソードだった。はよう読まんとな…。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
文法的には確実に格闘マンガで、愛情が音楽というパワーに直結し、殴り合うことでしかわかり会えない女達のバチバチ加減が非常に良かった。”餓狼伝”なら蘭ちゃんの前歯、全部なくなってるわ。
友希那さんがエゴイストな所が好きで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
自分の態度が状況をややこしくするとわかりつつ、それが成長の糧になるならあえて波乱をぶっ込んでいく。
まだ見えない高みへの階段を登るためなら、あえてAfterglowを足場に使う。そういうズルさがバンドリーダーにあるのは、Roseliaの強みだと思う。
ただ自分たちを利するためだけでなく、Afterglowの成長、その力への信頼あってこそのブッコミなんだけども、あくまで見据えているのは”Roseliaである私たち”なのよね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
成長への貪欲さはそのままに、我欲を周囲の幸福に転換する回路が、だんだん育ってきてる印象。
そこら辺の思惑に即座に引っかかって、ちゃんと言葉で聞きに行くのが今井でもあこちゃんでもなく紗夜なんが、二章以降だなと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
お姉ちゃんは妹とのバチバチ、つぐみとの人格四つ相撲を経て、ホント人間としての足腰が別物になってる。Roselia、どんとこい。Afterglow、まかせんしゃい。そんな感じ
”Growing Up Sisters!”を踏まえて、宇田川姉妹はすれ違いなく、愛情を二人で確かめ、二匹のドラマーとして競い合う決意を固めていく所も良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
あこちゃんにとって『お姉ちゃんと縁が切れる』ってのは、世界最大の恐怖なんだなぁ…姉好きすぎかこの妹。(この世界の”妹”だいたいそう)
あと今井くんが面倒見のいい姉御の顔ではなく、”先輩”としてひーちゃんに”圧”かけて、Afterglowのベースに成長を促したところは、ピリッとビターなかっこよさを感じた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
頭も目も面倒見もいい人なんで、本来こういう切れ味持ってる人なんだよね…友希那絡みでグダグダだから、なかなか目立たんけども。
『好きだからこそ、見つめてほしかった…アタシがRoseliaを愛するように、Roseliaもアタシを愛してほしかった!』という蘭ちゃんの思いは、RoseliaとAfterglowの切断面を強調する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
それはスキルや意識の差であり、人間関係の差でもある。
Roseliaは”負け”を知っている。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
自分たちが感情的にバラバラな”他人”であること。それをちゃんと考えずに演奏しても、オーディエンスは残酷な評価を投げつけてくること。
だから友希那も紗夜も『高みを目指す途中で、ゴールがどこにあるかすら判っていない』とRoseliaを評する。
Afterglowは『いつもどおりが最高』という蘭の意識を反映し、衝突も分断も挫折も少ない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
私たちは出来てて、一つで、間違いないという”安心”を手に入れるために、バンドをやってる側面がある。
『思い出づくりでバンドやってるわけじゃない』と断言した友希那とは、正反対と言える。
しかし他ならぬAfterglowの心臓、美竹蘭自身が実は結構改革主義者で、なにか新しいものを目指す自分を堰き止められない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
世間がどう思おうとも、何らか役割やイメージを押し付けてきても、それを引っ剥がして”自分”でい続けたい。自分が思う世界と、自分が受け取る世界にズレがあると、癇癪を起こす。
そんな衝動主義は、時に『いつもどおりのAfterglow』を裏切り、危うくしていく。そして、そんな自分自身に、美竹蘭もAfterglowも無自覚だ。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
そのギャップ…Roseliaが二章で向き合い、新たなスタートラインを引き直した場所。Afterglowは『いつもどおり』をぶっ壊して、更地の関係から歩み直せるか。
”変わった”Roseliaと、”変わらない”Afterglowの距離感。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
それは先輩/後輩という年齢差と同時に、己を疑うしかない衝撃の有無、”いままでどおり”じゃ乗り越えられない壁にぶつかったか否かの差だと感じた。
そこがわざわざ描かれたのは、やはりAfterglowも”変わる”必要がある、ということだろう。
『今までどおり』を続けるためには、常に変化を続ける必要がある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
矛盾した真理は、これまでAfterglowを描く筆の中で幾度も描かれてきた。そうでなければ、羽沢つぐみがああいう人格を持っている説明がつかない。
これから僕は、Afterglow二章を読もうと思う。そこで何が見えるか、楽しみだ。
・君に伝うメッセージ
・君に伝うメッセージ
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
現行イベントである。
二周年と進級を前に、戸山香澄とガールズバンドパーティが一体何を歩み、何を描いてきたか。問い直し、答えを出すエピソードだ。
僕は二ヶ月しかこのアプリに付き合っていないけども、自分が作ってきたものにしっかり誇りを持ち、感謝を込めた話だと思った
まだ文脈への理解が甘いので、大量に込められただろう自作へのラブコール、二年間積み上げてきたコンテンツホルダーとユーザーの信頼関係をほどききれないけども、まぁいいイベントだった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
市ヶ谷が香澄への思いを隠そうともせず、いきなり強めにぶつかってくるところとか最高。
市ヶ谷は最初のバンドメンバーとして、戸山香澄の衝動に運命を変えられた女として、相当に戸山香澄を尊敬していて。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
一番間近で戸山香澄が書いた”詩”を聞き、共に口ずさむ”最初で最強のファン”として、香澄の”言葉”に相当の思い入れがある。それを信じたからこそ、本気で期待している。
形だけ整えようとして中身がなくなり、歯車が噛み合わない序盤の香澄は、一期を思い起こさせ納得があった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
彼女はそういう子であり、それで間違えもしてきた。それを踏まえて、仲間たちも色々意見を出して、香澄が上手く言葉を使えるよう、方法を一緒に考えてくれる。
高校で出会えた仲間と音楽を頼りに、香澄は自分に似合った方法で街を歩き、思い出を収集し、言葉に体温と血を通わせていく。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
それは終業式の挨拶で終わらず、『Poppin'Partyの作詞担当』として、いかに香澄が音楽に接近していくかのメソッドを、僕らに見せてもくれる。
ポピパの曲と香澄の詩は、あくまで地面に足をつけた一少女の視線、等身大の温もりから生まれてくる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
私が今ここにいて、キラキラしている。その実感を言葉に乗せることでしか、香澄は、ポピパは歌を生み出せない。でも、それが噛み合った時言葉は圧倒的に本物になる。
過去の物語を思い返し、既にある文脈を再活性していった果てに、香澄の言葉がある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
それは『君に伝うメッセージ』であり、作中では花女の学友に届ける言葉だ。だが、それは二次元の嘘の中で終わらない、非常に強烈な『二年間のまとめ』でもあると感じた。
香澄の言葉に乗せてメッセージを伝えたい”君”とは、つまりガルパの物語を奇跡のように思い、心を動かされたユーザーだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
香澄が『全ては偶然から始まって、奇跡にたどり着いた』と訴えかけているのは、画面の向こう側でそれを聞いている”僕”(でありあなた)なのだ。
香澄はいう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
『私はここまでの物語、全てが特別な奇跡だと思っていた。
でもそれはありふれた偶然から始まって、一つ一つの出会い、交流する気持ち、断絶を秘めてそれでも繋がる他者…私たちを取り巻く世界を丁寧に、大事に取り扱うことで、奇跡に育っていったのだ』と。
フィクションとして提示され、進行した『私たちの物語』は、しかし特別な嘘ではない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
あなたの周囲にもありふれている、当たり前の物語の種子を大事に見つけ、育てた結果として、キラキラとした奇跡になったのだ。
あなたが特別だと感じたかもしれない物語は、いつでも『あなたの物語』に為りうる。
あなたは素敵なデザインの二次元存在ではないし、女性でも10代でもないかもしれない。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
でも、私たちの物語が奇跡になりえたのは”そこ”が理由ではなく、人が人として思い悩み、喜び育んでいくありふれた”偶然””への視座と語り口故でしょう。
ならば、あなたも『私たちの物語』への感動を力に変えて、あなたの周囲に溢れた”偶然”をちゃんと見つけて、大事にして、奇跡とも思えるような『あなただけの物語』…を、大事に進んでいって欲しい。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
それが『私たちの物語』をより力強く勇気づけ、虚構と現実の境目を越えて、より力強い物語を作るから
そういうかなり腰の座った感謝と激励のメッセージを、僕は香澄の言葉から感じ取った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
そこには、自分たちの物語を現実を忘れる麻酔に貶めない決意が籠もっている。モニタを通して消費される物語を、ユーザーの人生に深く突き刺すというある種の”殺意”を感じる。
その驕り高ぶった野心は、凄く大事なことだと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
所詮絵空事、何も変え得ずただ使い潰されるだけ。
そう諦めてしまうより、遥かに面白い物語を届け、より善いものを生み出せる姿勢だと思う。
それを、二周年の区切りにぶつけてくるのは、自分たちがどういうお話を誰に紡いでいるか、自覚的だからだ
そんな越境的な『君に伝うメッセージ』を、僕がちゃんと受け止められるのか。ありふれた偶然を、自分なりの奇跡に出来るのか。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
難しい、なかなか正解を掴めない問いかけだと思う。でもありとあらゆる虚構は、そこへのエールとメッセージとして紡がれる(方が、より善い)と僕は思うから。
新しい物語に踏み出すバンドリが、その区切りにこのエピソードを紡げたことには、すごく意味があると思った。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
力強く、プライドがあり、優しい詩だった。
そら市ヶ谷もツンデレを引っ込め、ソッコー号泣、迷わず激賞である。俺も…俺も市ヶ谷と同じ気持ちだ!
ほんっと有咲は香澄とポピパが好きすぎで、でも不登校から学校という『社会』に引っ張り出し、音楽という自己表現に導いてくれた感謝を思えば、ある意味当然だなとも思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
有咲が香澄から受け取ったもの(そして香澄が有咲から預かったもの)は、マジでデカい。一生で一度、出会えるか出会えぬか、だ
牛込くんの姉離れも分厚かったし、思い出がいっぱい詰まったあの美しい箱庭を、感謝を込めて回る物語も美しかった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
奥沢くんは『どの口で有咲煽ってんだ!』って感じだったけどね。一緒に二期四話、一瞬の逡巡を噛み殺してでころの待つ空に飛び込んだシーン見るかオゥルァァ!?
物語は時を先に進め、まだ続く。様々な個性と確かな断絶、それより確かな繋がりを持った少女たちは、一瞬一瞬を必死に生き、悩み、苦しみ、弾くだろう。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年3月10日
それは偶然を奇跡に育て上げていく物語であり、私たちにも起こりうる物語なのだ。それが”君”に伝わりますように。そういう祈りのイベストだった