ポプテピピック 第13話&第14話を見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月2日
新年度一発目に、とびっきりのクソが来た!
去年頭を熱狂に巻き込んだ、強火ギャグアニメがまさかの帰還。32名の声優ガチャで、ブンブン回すぜ自虐とシュール!
そんな感じの、いつものポプテ。みんなもう慣れた~?
つー感じで、エイプリルフール企画みたいのが実際に放送されちまって大困惑である。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月2日
『各放送媒体ごとに声優を変えて、話題を作ろう!』
思いついても普通はやらないが、やっちゃうのがポプテというか。話題と迷わず寝るミーハー加減は相変わらずだが、炎上方向に舵切らずコストかけるのも顕在。
一年ぶりに見てみると、当時の狂熱と不意打ちも醒めて落ち着いて見れる…部分もあるが、やっぱいい塩梅に投げっぱで狂ってて自虐的で、とても良かった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月2日
『ポプテで見たいな~』と思ってた部分が、ちゃんとSPっていう節目に来るのはマジ偉い。スペネコパートも、今回はだれなかったしな!
豪華声優ガチャばかりが話題になるけども、『短編シュールギャグ祭り』『アートアニメ見本市』としてのポプテも、相変わらず…というより本放送より切れ味いい部分もあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月2日
クレイアニメが、クレイ特有の”潰れ感”を活かしたネタで魅せてたのは関心。いろんな形式の、いろんなアニメが好き。
水彩調のNHK教育っぽい画風に妄想殺人ネタを載せたり、アナログなアニメーションとハイクオリティ3Dが共存してたり。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月2日
ポプテがメジャー媒介にひっそり載せてくれる『アニメという表現枠』の多彩さが、僕は好きなのだなと思い知らされる形だった。やっぱ色々あっていいと思うね。
2Dパートはおなじみ定番コーナーあり、最終話の構造を二度取りした作りあり、『比較的よく判るAC部』と『全くわからないAC部』の共存あり、蒼井翔太の酷使あり。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月2日
無理くり全部新しいことをせず、1クールの放送でなんだかんだちゃんと稼いだ信用貯金を活かす形で、しっかり作っていたと思う。
妙なクトゥルフ推しとか、唐突なランボーパロ(っていうか、ほぼそのまんま)とか、入り交じるネタ切れと自虐とか、妙に自分のビートに重なるネタが多く、全14話の中でも好みのエピソードとなった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月2日
ほんっっとランボーネタに弱い。渡辺謙吹き替えが好きです。甘いところが、”少年”って感じがする。
僕は13話は青龍(やまなこ&SEED)、14話は朱雀(らき☆すた&Gガン)で見たんですが、全部非常に良かったですね。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月2日
特に13話ver青龍は僕らの年代にあまりに刺さりすぎる四人で、完全にお子様ランチだった。俺の好きなものしか乗っかってねぇ!
声優の組み合わせと場面のネタが混ざると、なんか変なガスが出るのがポプテの面白いところで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月2日
ランボーと種組が混合された結果、キラが精神擦り切れちゃった後の外伝みたいな空気になってたのは妙に面白かった。ガンダム声優多かったなぁ…。
おなじみゲームパロも、盛りだくさんのネタを消化不良になるほど大量にぶっこんできて、パワーと勢いがあった。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月2日
映像と歌詞でWパロディしてくるんで、情報を消化するのがおっつかないんだよな…こんぐらいベコベコに踏み込んでやってくれると、非常にいい感じ。
衝撃の三ヶ月からダラダラ”ポプテ”して一年、なんだかんだ縦長と横長もマスコット的な重心を手に入れ、異物から隣人くらいにはなった(と思う)。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月2日
今回はポプピピが可愛い子ぶるネタが多くて、それを素直に『かわいー!』と思える自分にビックリしつつ、なんだかんだ楽しんだ。
こうして考えると、一年の間に自分たちが起こしたムーブメントがどう受容(あるいは消費)され、どういうポジションに落ち着いたかをよく見た作りだったかな、と思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月2日
作られた流れに乗っかってギャーギャー騒ぎつつ、なんだかんだあの作品が嫌いじゃなかった人に、ちゃんと届くように作る。
当然のごとく『売らんかな』が目立つ人造的なコンテンツでは(でも)あるんだが、それでもやっぱり隠しきれない真面目さと熱量、丁寧に本気でバカをやる優しさがちゃんと生きていて、見ていて楽しかったです。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月2日
ホントこっちが飽きないよう、いろいろ仕掛けしてくれて偉いなぁと思う。
常時燃料を継ぎ足さなきゃ、勢いが落ちる人造狂気。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月2日
”Bansaku neender”に歌ったように、爆弾処理とネタ切れを抱えながら飛んでいくコンテンツが、どこにたどり着くかは果てがしれない。
しかし一年ぶりの春風は妙に懐かしく、元気で誠実で、とても良かった。
面白かったです、ありがとう。
あ、第13話OPはバリ様式美満載、『もう本家がどこにあったかさっぱりわっかねぇ。つうか本人の犯行』感は、SSSS.GRIDMANを間に挟んで妙に面白かったです。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月2日
引用の引用の引用の引用が、ネット空間を軽佻浮薄に踊る。それは作者手ずからであり、同時にそれを文脈化して受容した層の作品でもある。
内実を蹴っ飛ばして形式に執着し、身内で細かいところを突っつきながら細部に耽溺していく。オタクのオタクに寄るオタクのためのバーレスク。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月2日
そこに全精力をねじ込むスタンスが、時間に逆行して原オタク的でもあり。
とりあえずガラス割れなかったのと十字架無かったの不満。あと悪役紹介フェイズ