アイカツフレンズを見る。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月25日
春風に乗って、新しい未来が拓けていく。
可能性を映し出す謎のジュエル。ミライP一押しのニューカマー。
新要素に自分を見失った友希あいねは、6センチ上の景色に背伸びし、ドヤ顔オトナモード。迷走の果てに、アイドルは何を掴むのか。
そんな感じのジュエル深掘り&春風わかばちゃんご紹介&あいねちゃんの自分らしさ探訪回。いっぱい乗ってるな!!
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月25日
ドヤ顔で大人ぶるあいねちゃんが非常に可愛らしかったですが、自分を見失った背伸びは可愛げがない。相方の持ち歌とは真逆の『おうちがいちばん』感で、ジュエルも輝くお話。
ジュエルはいわゆる『売らんかな』要素で、DCD側からの要請だと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月25日
ハンダで雑にくっつけて処理しても良いんだが、精神に呼応して輝きを手に入れる要素を加えることで、アイドル成長物語に上手く馴染むフェティッシュになった。
心の輝きが、ジュエルドレスを生み出す。ベタだが正しい接続だ。
ジュエルはみおちゃんの時も、色と輝きのない漆黒から始まっていた。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月25日
それぞれの自分らしさ、精神の光に磨かれることで、黒い石は強く輝き出す。
『精神の物質化』『万色を有した黒から始まり、白く消失して赤く実体化する』という描写は、錬金術のアルス・マグナを思わせる。
キリスト教的錬金術は卑近な物質ではなく、神の前に差し出して恥ずかしくない黄金の精神を錬成する。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月25日
フレンズ制作陣が意識したかしてないかは分からんが、オカルトオタクとしてはジュエルの扱い、非常にキッチリ伝統を踏まえていて心動かされる。現在の魔術は、アイドル根性物語の中にアリ。
あいねちゃん好き好き大好き星人だったわかばちゃんを前に、あいねちゃんは『大人っぽくならなきゃ!』と思い込む。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月25日
ドヤドヤですわしてるあいねちゃんは非常に可愛いが、それは外側から無理くり押し付けたもの。あいねちゃんの素直な輝きではない。
『なければならない』は、フレンズでは鎖なのだなぁ
逆にわかばちゃんは『アイカツしたい!』という素直な気持ちを、ピュアパレットの付き人をすることで沸き立たせる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月25日
いちごちゃんが美月さんの側仕えして以来、新人恒例行事だよなぁ付き人…そういうふうに見上げられる立場に、ピュアパレットも立ったわけだ。
『好き!』という純粋な気持ちは、わかばちゃんを意識させず前に押し出し、才能を開花させる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月25日
後ろで見ているだけでフリが入る目の良さが、多分アイドル・春風わかばの武器だ。憧れを乗り越えて、対等のステージで勝負するようになった時、今回見せた可能性がどう輝くか。楽しみである。
あ、湊があいねの新しい女にムッと来つつ、『まぁ先輩アイドルだし”てっぺん”だからね、余裕見せとかないと』と腕組みして堪えてるのを、ミライさんがツッツキに行ったのは最高に面白かったです。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月25日
様子のおかしい相方をどっしり受け止めてる辺りは、盤石の頼りがいなんだがなぁ…ホント湊はおもろい。
Aパートでは『見られる』側で、それ故の自意識過剰が迷走を生んでたあいねちゃん。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月25日
Bパートではひびきのステージを『見る』側に立つことで、見失っていた喜び、自分らしさと輝きを取り戻していく。
このように学ぶものと教えるもの、挑戦者とチャンピオンが入れ替わる風通しの良さは、フレンズの強みだ
エンターテイナーとしての手数の多さ、サービス精神を見せつけたひびきも、先週はフレンズ一年生として『見て学ぶ』側だったわけで。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月25日
どんな立場があっても、実力やカリスマや立場をもっていても、挑戦者の気持ちで謙虚に学ぶことは出来るし、大事。特定の役割にキャラを押し込めて、窒息させるのはNO
流動する『見る/見られる』の関係性は、そういう意識を感じさせる。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月25日
僕は固定した役割に鬱血して、キャラや物語が壊死していくのは大っ嫌いなので、今回わかば→あいね→ひびきと繋がる学びのラインは、とても良かった。
”てっぺん”取ったから、アイカツが終わるわけでもないのだ。
瑞々しい楽しさ、触れ合う喜び。とにかく色んなモノが愛おしくて、可愛いものが大好き。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月25日
イメージカラーはピンク、クールよりもラブリーなあいねちゃんは、自分の心から湧き出るエネルギーを取り戻し、ジュエルを輝かせる。結局『いつものあいね』に戻る形だ。
だとしても、迷ったからこそ『いつもの私』は少し違って見える。ピュアパレットを一時解散し、一人で見つめ直したときのように。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月25日
たとえ振り出しに戻るとしても、その価値を見つけ直すためには色々脇道にも進まなきゃいけない。そしてそれは、無駄足ではない。フレンズらしい書き方だ。
あいねの『振り出しに戻る』は、ミオの『6センチ上の景色を見る』という”らしさ”とは相反するように見える。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月25日
けど両方共それぞれのキャラクター、嘘と迷いのない魂の奥底から湧き出してきた光だ。それだけが、ジュエルを輝かせる。宝石の色は様々だが、どれも美しく力に溢れている。
ここら辺のロジックを、みおとあいねのジュエルドレス獲得でキッチリ組めたのはとても良かったと思う。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月25日
今後バンダイ様の導きに従い、色んなアイドルが宝石のドレスを探求するだろう。その道程はそれぞれ異なるけど、鍵となるのは精神の輝き、それぞれの『らしさ』である。
それは一年積み上げた物語の中で練磨された宝石を、もう一度見つけ直す歩みであり、物語の先のある景色、掴み取った未来に自分を投げ込むことでもある。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月25日
二年目だからこそ出来る物語を、上手く販促ノルマと噛み合わせたな、と思った。とってもグッド。
つう感じで、あいねちゃんがモゾモゾ迷走したり、大事なものに気づいたりするエピソードでした。ダイヤモンドフレンズとしてのゴージャスなアイカツも見れて、高校生のあいねちゃんを強く感じる話だったかな。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月25日
来週はフレンズシャッフル回。ついに…という感じですな…ヤバいわ。来週も楽しみ。
追記 他人をないがしろにしてふんぞり返ってれば”大物”を表現できるわけじゃ、当然ないのよね。それで描けるのはただの”イヤなやつ”。
フレンズ追記
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月25日
Bパートのステージ見学で、ヘコむあいねを元気づけるべくパフォーマンスを使えるひびきの柔軟性、目の良さ、優しさが強調されてたのはとってもグッド。
舞台の完成度も重要だけど、何より笑顔が一番大事。ステージの芯になる部分を見落としてない人なんよね。
アリシア相手には色々ゴツゴツした対応ばっかだけど、年上(&宇宙アイドル)らしくでっかい器量であいねを元気づけて、新しい発見に導く。結果ジュエルも輝く。
— コバヤシ (@lastbreath0902) 2019年4月25日
ひびきの大物感は、大事に膨らまされてんなぁって感じ。ヤダ味が少なくて非常に良し。